バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

にっとの説によれば

2012年09月28日 | Weblog
日本語の名前の読みは実に難しいのは今に始まったことではないけれど、「入戸野」は「にっとの」と読むのだそうだ。まあ謎かけやら判じ物の類ほど難しい名前ではないけど、でも「にっとの」って結構珍しいお名前だ。さてこのお名前の主は、広大の先生だ。
その入戸野先生が、新しい研究成果を発表されたというニュース「かわいいものを見ると、人は集中力を高める」というものだ。最初そんなことはとっくにわかってるよ!フンと鼻を鳴らしかけたバースくんだが、考えるとその気持ちを科学的に実証したんだからすごいことだと遅れて気が付いた。
例えば、女の子が「仕事なんかで落ち込んでるとき、ポーチからこのかわいいコンパクトを取り出すだけでテンションが上がるもん!!」なんて言うじゃない、あのことだよね。ちょっと意地悪なボクは「そんなことで気分が上がるのなら、仕事の悩みなんて大したことないんじゃないの」なんて思うけれど、いや待て待てと思い直した。
朝の事務所、ばたばた細々と雑務に追っかけられているときに、上空にブーンと音がしたら…。なにもかもおっぽり出して、いつも机に置いているお気に入りのオペラグラスで窓から飛行機を見る→気分がよくなる→仕事がはかどる。このことだよね、にっとの先生が言っておられるのは。あーわかるわかる。要はかわいいもの、好きなものは気持ちをほぐしてくれるということを、にっとの先生は数値化で示したと、おーやっぱりそれはすごいな。
ちなみにボクの言い訳じゃなく「物事は形から入るのもあり」というのも、にっとの説の発展系で、あながち間違っていないということでいいでしょうか(誰に聞いてる?!)鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

ヒューッ!!これぞプローー

2012年09月27日 | Weblog
NHKの「プロフェッショナルー仕事の流儀」が10月からレギュラー番組をはずれるそうだ。これからは特番となり、次の放送は年末年始になるとか。あー、がっかり。結構楽しみにしていた番組なのにね。ありとあらゆる業種の人をきめ細やかに追ったこの番組、これで知った仕事というのもあるし、どんな仕事にも計り知れないほどの楽屋裏の苦労があり、それを垣間見せてもらった。えーっそんな人の話はちょっと興味ないかもと渋々見始めても、いつでも最後はすごいなぁー、ボクもやらなくちゃ!!で番組は終了した。そして面白いことに、それは実は至極当然のことなのだろうけれど、どの人にも共通することがあって、それは倦まず弛まず自分の仕事を重ねてゆくことしかないということだった。才能や運というのは、やはり二の次三の次だということを、どなたも力強く教えてくれた。
でも、いや努力を重ねているからこそか、プロは桁はずれの運というか、やはり何か大きな力を持っていると昨夜ボクは確信した。ヤクルト対阪神のナイター、もう我がタイガースは2軍から上がってきた若きお兄ちゃんたちのテスト試合の様相で、勝つ見込みは全くない試合だった。でもその若手に初ヒットやら初ホームランやらが出て、暗いトンネルの遠い遠い先に針の穴ほどの光明が見えたような気はした。
そして9回、代打金本登場!!9回表、10-3、ビジターだしもう2アウトだし、のだしだし状態、そんな打席にすっくり立つ金本、そして打つきれいなホームラン!!もうこれがプロでなくてなんだろう。ボクはテレビの前で狂喜乱舞、ダイヤモンドを一周するアニキと一緒に、その場駆け足をしましたともさ!!大差の負け試合だというのに、現地の観客のはじける笑顔が画面に大写しになる。プロですよ!!ここで、今この場所でしなければならないことを完璧にこなす、要求された仕事をやりおおせる、プロの道は厳しいぞバースくん!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

怖い

2012年09月26日 | Weblog
今日は作曲家ジョージ・ガーシュインの誕生日だそうで。朝からラジオは大々的にガーシュイン特集をやっていて、気持ちが弾みそうになるバースくんだ。でもこの特集、パーソナリティーのピアニストの趣味が大きく反映されていて「ラプソディ・イン・ブルー」は流さないとのこと、でも「パリのアメリカ人」は流した不思議。でもボクの知らなかった曲もあって、事務所の朝の掃除は大いにはかどった。で、ご機嫌にスタート出来れば言うことはないのだけれど…
ボクが小さな事務所の机に座ったまま、じりじりしてもどうしようもないのだけれど、ニュースを見るたびに言い知れぬ不安が襲う。昨日は「台湾の漁船が大挙して尖閣にやってきて、海保と放水合戦」という報道。おいおい、中国、韓国、ロシア、に加えて台湾ってという気分でテレビを見ていると、何だか中国とは微妙にニュアンスが違うけれど、放水までされて台湾にその漁船たちが帰港したら花火まであがったら、そりゃ何々?!なんだよーとなる。朝のニュースで、放水の角度で台湾の意思が見える云々言ってたけれど、ニュースそのものが、局の意向や希望的観測を多く含んでやしないかと疑ってしまう。そうなるともう何を信じていいのやら。
要は、ボクはその事件の本当のところ、その裏にあるからくり、様々な人のつながりなんていう諸々の真実の全容がわかっていないから、わけのわからない不安や怖さにおののくのだろうと思う。怖さを克服するものは知識だと信じるボクに、その得る知識でさえ作為的にこしらえられているとしたらと考えると、もうどこまでいっても人間不信になりそうだ。そこが一番また怖い。ふーむ。
おっ!パーソナリティーが代わったら「ラプソディ・イン・ブルー」が流れてきた。よしよし、重たい気持ちをこれで何とか持ち上げて出発進行!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

相手変われば

2012年09月25日 | Weblog
朝方から一体何匹のきつねがお嫁入りしたのかというほど、ものすごい降り様なお天気雨が何度も降った。ボクは、止み間を狙ってゴミ出しに行ったはずが収集ゲージを出た途端に猛烈に降られ、出勤のバス停に向かう1分ほどの間だけバケツをひっくり返された雨に遭い、まあ正真正銘「雨バースくん」の面目が立った?!というものだ。雨は絶対ボクを見ていて、ボクにめがけて降っているような気がする…。
昨日、社長がある提案を電話で一軒一軒、ある同業の7~8人の人たちにするという仕事を、横で聞くともなく聞いていた。最初の電話、もう明らかに「けんもほろろ」状態だ。その提案は別に相手に損益を与えるものでもなく、むしろ相手にとっては良い話のはずなのだが。続く2軒目、社長は先方の担当窓口を替えた。まず話の内容がすぐに理解していただける。話がはずむ上手くいく。そして3軒目、狙う窓口を間違えない社長の説明はとてもなめらかだった。なめらかすぎて、一瞬相手がとりあえず防御壁を作るのが、社長の話しかただけでもわかる。なめらかすぎると眉唾なのか?!4軒目、流れるように事は運び短い電話で終了。ここから最終のところまでスピードが格段にあがった。社長の提案の仕方が、確かに回を重ねるほど上手くなっていくのは当たり前のことだけれど、やっぱり相手の出方というものが大事なんだなぁーと、見ていてとても面白かった。社長も相手も変わるのだ。一人のおんなじ人間なのに、相手によって顔が変わるんだよね。
そうなんだよ、だから鳥取上空の雨雲もボクを見てるんだよ!!もうやめて、ボクの上にだけ雨降らすのは鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

2012年09月24日 | Weblog
「ゲームばっかりやっていないで、外に行って遊びなさい」の外ではなく、中日ドラゴンズの投手ソトのことでもなく、今朝のタイトルは「外」と書いて「ほか」と読んで頂きたい。
先週末、決してファンではないけれどいつもその動向が気がかりなヤンキースのイチローが、笑っちゃうくらい調子をどんどんあげて、その景気のいい成績を聞くにつけご機嫌だったボク(ほらそれは正真正銘のファン!!)違うってばーー。
まあ好き嫌いはともかく、そのイチローが週末珍しい内野安打を出したという新聞記事を見て、ああ「人生は思いの外なり」と思ったという、「外「は「ほか」と読んでねと言う話。
その珍しい内野安打とは、ワンバウンドした打球が投手の正面を突き、ボールがその胸のあたりからユニホームの中に入って送球できないでセーフとなったというもの。そんなことってある?というくらい、万が一億が一の出来事。人生は思いの外だとしみじみ思ったわけ。そして投手のコメントもよかった「一番上のボタンをとめておくべきだった」だって。
ほらそこのお兄さん!!カッコつけてボタンを二つも三つもはずしていると、何が入ってくるかわからないよー。ああ、でも思いの外だからね、幸運か不運かわからないね。どーんと開けて何かが入ってくるのを待つ?!イチローが「今後一生に1回もないでしょう」と言ったけれど、でもひっくり返すと、一回はそういうことがあったということ。人生には何が起こるかわからない。それも決して予想できないことが。
二つも三つもはすず勇気はないけれど、一つだけボタンをはずしてみるかな?!あーでも一つだけだど、小さいものしか入らないか。不運ならそれでいいけれど、幸運なったらもったいないなぁーなんて葛篭の大小を悩んでいる以外のところに、人生の道はきっと続いているんだよね鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

なんやかやいうても

2012年09月21日 | Weblog
季節は律儀なもので、やっぱりお彼岸の声を聞いたら、どうにかこうにか涼しくなりました。さて秋となったら、聞く落語の演目も変えねばなりません。夏に聞いていた「水屋の富」やら枝雀さんの「夏の医者」はCDケースにしまいます。
では取り出すものは、(そりゃバースくん「目黒のさんま」でしょ)ああ、あれはねぇー噺家さんの力量が随分と問われる噺でね、あいにくボクの持っている音源ではあまりいいのものがないので、まず聞きません。それに目黒でしょ、ごめんなさいよ、噺はやっぱり上方だもん。
というわけで「天王寺参り」「時うどん」をするすると聞いて、やっぱりボクの落ち着くところは「まめだ」です。
噺のオチ「右三郎さん親子と和尚さんがまめだを埋めたところを見つめておりますと、折から秋風がサー…。黄ばんだ銀杏の葉がハラハラハラハラ…。狸を埋めた塚の上に集まってきます」この銀杏の葉がハラハラハラハラというところが、たまらなく秋ですわなぁー。思わず米朝師匠の口調になりますけど、この噺、米朝師匠が演られるのもいいのですが、中年の脂ののった噺家さんが演るのがよろしいなぁー。ハラハラハラハラ、目の前が黄色一色になって「おかん、見てみなはれ。狸の仲間からぎょうさん香典が届いたわ」でチョン。まめだ(豆狸)は銀杏の葉をお金に化かして、自分の軟膏を買っていたんですね。なんやかやいうても、ちょっとしんみり、秋のええ噺やと思わはらしませんか?何やかやいうてる間に、すぐ冬になりまっせ!!盛大きばって仕事しましょ!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

秋思

2012年09月20日 | Weblog
何だ?!何だ?!朝家を出て50mばかり歩くだけで、ゲートボールのクラブを自転車の前カゴに積んで、颯爽と走ってゆかれる人生の先輩たちが6人もおられた。それも一団ではなく散発的に6人、今日は大会でもあるのだろうか。晴れ渡った空、朝の最低気温も20度以下となり実に爽やかだ。事務所も今朝はクーラーを入れなかった!!冷凍庫の霜取りもした。涼しさにがんばるボク。
とはいえ、もの思う秋だ。昨夜のナイターの阪神のスタメンは、2軍のゲームではないかというほど若手がずらりと並び「とほほ」や「おほほ」や「うふふ」なことがいっぱいあって、でも何とか0を守り抜き、土壇場は貫録十分なおじさんたちに任せて1-0で勝った。でもテレビの前、いろんなことを思うのだ。年齢で去ってゆく人、結果が出ないで去ってゆく人、夢に向かって旅立つ人、なんだかみーんないなくなるような気がして寂しくなった。必ずまた素晴らしい人たちの芽が吹くこともわかっているんだけどね。
そして「原発ゼロ目標の閣議決定見送り」のニュースを耳にする。原発ゼロというそもそもの問題について、ボクは未だ自分の意見をはっきりとさせられないでいるけれど、その見送りという「また何にも決められない」じれったさにため息が出る。どこかで決断、結論を提示しなければ、物事は進まない。いいか悪いかはわからない。けれど一つづつ決めていかねば、何も始まらない。
なんてつらつらと思う秋の夜、最後は夕飯に食べた里芋のにっころがしがおいしかったとしみじみ。秋思の前に食欲とは、つくづく月並みなバースくん鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

♪輪になって踊ろう!は…

2012年09月19日 | Weblog
昨日ラジオで聞いた、自民党総裁選候補者の演説。ながらに聞くそれは、なんだかなぁー気分だった。すると、ある候補者が中国問題に触れ「片手の拳を振り上げて、片手で握手するという外交を、今まさに中国に対してするべきで、その握り拳を固く固く強いものにしなければならない」と熱弁、ボクはそこでうーんと引っかかってしまった。
「片手で云々」の例えは、その昔ルーズベルトが取った「棍棒外交」のもじりなんだって。そしてこれはもともとアフリカのことわざで Speak softly and carry a big stick, you will go far.に由来するものだそうだ。(バースくん、やっぱりウィキは便利だね。訳は?)「言葉は穏やかに、ただし大きな棍棒を持ち運んでいれば、成功できる」だって。そしてその候補者はこう続けた「いつでもケンカをする準備は出来ているんだ。そういう態勢をしっかり作る」うーん、うーんどうなんだろう。少しざらっとした感じがするのはボクだけだろうか。
性善説や、両手で握手や、ましてや♪輪になって踊ろうなんてことでは国益を守れない!!確かにそうだと思う。正論だけで通すのは、丸腰で戦いに挑むに等しいのではないかと言われれば、おっしゃるとおりだ。でもでも続くボクのこの日本の外交姿勢への不安。
そして要は政治家たちが外交をしていない、政治をしていない、国なんて関係ないところにいることが最大の問題なんだという、あまりに情けない結論にいたった。だからこそボクは、今日もなるべく誠心誠意♪輪になって踊ろう~精神で仕事をしよう!!とささやかに思って出発進行鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

持論違わず

2012年09月18日 | Weblog
たとえばそれは歌舞伎役者の襲名。中村勘太郎は襲名をして半年、中村勘九郎以外の何物でもない、彼らしい勘九郎になった。父君もしかり。今や勘三郎といえば当代の顔が頭に浮かぶ。病床に伏されていても、今勘三郎と聞いて皆が思い浮かべる顔は当代。それぞれが背負った名前にふさわしい役者になっている。名前に飲まれるどころか、その名にふさわしい器になっている。
たとえばそれは競馬の馬名。言いつくしている感があるけれど、これもプッと吹き出すような面白い名前や、それはないだろうというような安直な名前は、絶対大きなレースでは勝てない。古くは同じ馬主の冠名を背負っても、マチカネタンホイザーは勝ったけれど、マチカネホエカゴはいまひとつ勝ち上がらなかった。
というわけで、ボクには前々から「名前はそれに似合った働きを伴う」という持論がある。その持論をゆるがせにしないことが昨日…
食べましたよ「ロザリオビアンコ」なんでも名前や形から入るボクにとって、なんと魅惑的な名前「ロザリオビアンゴ」!!とにかく美味しかった、甘かった(糖度は20度)、上品だった。種がなかった。文句のつけようがない。そしてお値段も安かった。大仰な名前にぴったりの甘さとおいしさだった。でもちょっと言いにくくはないか?!ロザリオビアンゴ。
(じゃあバースくんは、その名前にふさわしくガンガン打っていくような仕事をするわけだ)いやいや、ボクの名前のバースの由来は野球の方ではなく、走るバスの方ですからお間違いなく。だから今日もエンジン全開、元気に出発進行です鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

勘が狂う

2012年09月14日 | Weblog
その声には妙に押しのようなものがあった。有無を言わせない、黒い布を急に頭に被せられるような気配があった。午後遅く、事務所にかかってきた1本の電話…。
「社長いますか?財前(仮名)ですが」バースくん「はい、おそれいりますがどちらの財前様でしょうか」「米子です」というやり取りをして、たまたまデスクワークで事務所にいた社長にその電話を繋いでしまった。まずもってこれだけで、いかにボクの電話対応がなっていないかが丸わかりだ。「米子です」では返事になっていないじゃないか。米子なんて地名では、相手の身元はなにも判明していない。どこの誰かはっきりしないまま電話を回すなんて。
社長は「財前?」と首をひねったまま電話に出た。二言ほど会話を交わして、社長はそれっきり「はい」という返事を定期的に繰り返し始めた。この時点でボクは自分の嫌な予感が当ったことを知った。この電話はセールスの類の、切ってしまえばいい電話だったのだ。ただいつもと違うのは、社長の声と態度で、少々相手が手強そうなことだった。数分に渡り社長は「はい」としか言わない。ラスト社長の瞬間湯沸かし器にスイッチ!!が入った。「いい加減にしろ」という意思をはっきりと声の底に出しつつ、しかし冷静に丁寧に凛として断りを言い、電話を切った。ふぅーっ…。5万以上もする本を買えという、右○の脅しまがいの電話だった。
セールス電話なんてほぼ100%と見抜くことが出来るボクなのに、今回は勘が狂ってしまった。多分相手の声やムードがある意味卓越していたのだろう。やられたよー。右○の方に断っておきますが、当社脅されても、まずない袖は振れません!あしからず鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取