バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

感と観では大違い

2014年07月03日 | Weblog
水曜日の夜のNHK「NEWS WEB」に、棋士の中村太地くんがレギュラー出演している。昨夜は「直観力」の話をしていた。「直感力」ではなく「直観力」。感じると観るとでは大違い、脳の中の働きがそもそも違うと研究者の方のお話もあった。
「直感」は、なんとなくピンときたとか、そんな感じがするという曖昧なもの。ところか「直観」は、ちゃんと今ここからの最善手を即座に見つけ出すことをいうのだ。そしてこの観るという力は、普通にものを考える脳の部分とは違うところをしっかり使っているとの実験結果が出て科学的に裏打ちされた力なのだ。驚くではないか、その部分はプロ棋士にしか動いてなくて、アマ棋士はどんなに上手くてもそこは機能していないのだ。
そのコーナーの中で、太地くんに「つめ将棋の棋譜」を1秒間だけ見せて最善の一手を問うた。1秒!!ボクは画面の棋譜に何の駒が並べてあって、持ち駒が何だったのかもわからなかった。なのにか、もちろんなのか太地くんは即正答を出した。「どうしてわかるのですか?」というアナウンサーに「パッと答えが降りてきたという感じですかね」と応える。そう、それこそが「直観力」なのだ。
そしてその「直観力」とは、天才が持っているものではなく、幾度も訓練することで身につくものだというのだ。だからどんな分野においても「訓練」なり「練習」なりを重ねてゆけばその道のエキスパートになれると。あれ?!この話、羽生さんも同じことを言っていたよね。要は「何事も努力せよ」に尽きるのだ。あまりに簡単でとてつもなく困難なこと。
太地くんは「あれが日本語で何か書いてあったら何もわかりませんよ」とも言った。そう間違いなく彼はプロの棋士なのだ。棋譜だから「直観」できた。翻ってボクはなになら「直観」できるだろう…うーん…(あるわけないでしょ!!そんなに日々研鑽に励んでいることかおありですか?バースくん!!)ありません!!こりゃまた失礼いたしました鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取