バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

味方として、ときに身を守る武器として

2014年07月02日 | Weblog
数えればもう30年以上も前「自分にまつわることに関しては、自分自身がそこいらのプロよりも知識を持つことが重要だ」と教えられ、ボクの目の前にうずたかく専門書を置いていかれた人がいた。そのとき泣きの涙で勉強したことは、そのときのボクをしっかりと支え、闇雲の不安を払拭し、前進するための最初の一歩の踏み出しの背を強く押してくれた。以来バースくんの持論は「知識ほど強い味方はなく、わが身を守る最大の武器もまた知識だ」ということ。
何も知らないで「怖い」とか「不安」とか「嫌い」と並べ立てても、それはあまりにも漠然としてつかみどころなく途方にくれるばかりだ。何が怖いのか、どの部分に不安を覚えるのか、なにをもって嫌いなのかのをまず自分の中で整理をしなければ、まず自分が困るのだ。知識を得て、原因なり経過を明瞭に把握したり、もしくはその物事を俯瞰できれば、怖さや不安の質はまったく違うものとなり、おのずと自分の進むべき結論も見えてくるはずだ。
フーッ、わかってるんです!!何せ持論と言い切ったぐらいなのだから、そう行動すればいいごとぐらい百も承知のすけなんだけれど…。
昨日とうとう安倍さんは「集団的自衛権の行使を容認する」と決めた。何をそんなに急ぐのか、何かに憑かれたがごとく急ぎその結論を出した。間違いなく急ぐ理由が存在するのだ。世界情勢の大きな変化?!と言ってしまえばそれまでだが、ボクには焦るアメリカにこずかれる日本という図式を想像するのみで、そこに知識の根拠がないから断言ができない。だから「行使容認」に賛成も反対もできない。ただただ不穏なにおいを勝手に嗅いでいる気持ちがする。
外交問題上すべてを国民に話すことはできないことぐらいはわかる。でもやっぱり安倍さん!!もう少し説明責任を果たしてくださらなければ困ります。都合のいいところだけを早口にまくし立てるのではなく、何もかもわかるようにちゃんとした知識として教えてください!!「由らしむべし知らしむべからず」こそ今の情勢にはそぐわないとボクは思っています鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取