バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

風を切って

2009年06月30日 | Weblog
肩で風切るおぁ兄さん、大きな背には倶利迦羅もんもんの竜王がこっちを向いて、あれ?!そういえば妙なことを思い出した。その昔ボクの高校の来客用の正面玄関には「刺青と下駄履きの方お断り」の看板が足元に立ててあった。街中の銭湯じゃぁあるましい、クリカラモンモンお断りって、うん?!それともボクの記憶の中で銭湯と学校の足元看板の記憶が混線してるかな?いやいやそもそも、そっちの風を切る話しではなく、今日は自転車の話。
お母さんと子供の3人乗りが認められるようになるというニュースとか、近頃本当によく自転車関連の話を耳にする。ボクも近藤史恵の「サクリファイス」が文庫化されるのを首を長くして待っている。それにツールドフランスに日本人が出場するっていうし、楽しみだねぇー選手たちの風の攻防戦は本当に見ごたえがある。(あれ、バースくんてばツールドフランスなんて観るの?てっきり西宮とか奈良とか向町とかの自転車専門かと思ってましたー)いやいやそちらもお好きですが、ロードレースもテレビ中継があれば観ますよー。
どちらにしても自転車競技は風の勝負だ。風を防ぐ、風を避ける、風を切る!!そして車輪の回転音がレースの迫力をさらに増す!!個人競技でありながら団体戦の部分もあるレース、選手の気持ちや計算を想像するのも楽しい。さてさてマイヨ・ジョーヌでシャンゼリゼを駆け抜けるのは誰だー!!
さてさて我が社の社用自転車ダーホンも、社長を乗せて風を切ってお仕事中です。ダーホンが活躍するお仕事とは・・・、後は仕上げをご覧じろ!!請うご期待!!夏の話題がどんどん増えます!!鳥取のイベント情報 ジャングルズーム

2009年06月29日 | Weblog
熱いやかんに触れてしまって、火傷をしてしまう。おまけに畳のへりにつまづいてズルッとした剥け傷を作ってしまう。どちらも右手で、不便なことこの上ない。どちらも小さなものなのに、やることなすことに痛くて不自由で閉口する。本当に人の体というのは上手く出来ていて、どこが故障してもどんなちっちゃなものでも大変だ。
その右手の絆創膏を貼り替えながら、指揮者の小澤征爾氏のインタビューを見る。番組がスタートしてまもなく、小澤氏の手がクローズアップになる。全指が微妙にいびつな形をしている。とくに右手の指の中にはあきらかに変形しているものがある。年齢とともに節くれだったのではない。集中して指揮をするあまり、指揮台の譜面台に手をぶつけてしまって、わずかながらも骨折やひび割れや、関節をはずしたりしてしまっているのだという。その長年の結果の変形した小澤氏の手。
ボクは何だか勇気をもらったね。積み重ねることのすごさ、そうして段々に高みにのぼっていくすごさ、ひとつ高い所に上れば見える景色は変わってくる。もう一つ上にいけばまた違う景色・・・。その手で「ほらこんな景色だよ」と見せてくれるいびつな不思議な手、ボクの手もこれからどんなふうにしていこうか。
化膿止めの薬を塗って、絆創膏をまめに替えてと・・・(もしもしーー、バースくんそこですかオチは!!)雨なんかへっちゃらだい!!鳥取のイベント情報 ジャングルズーム

絶対の約束

2009年06月26日 | Weblog
今日も暑くなるぞと部屋の窓を開けたときだった。「マイケルジャクソン死亡か?」とラジオが告げる。!!!???頭の中に彼の顔が浮かび、それが一瞬だけ、ざわっとネガフィルムになる。ファンではなかったし、どちらかといえば彼のとる行動にあまりいい感じを持ってなかったボク、しかし「死亡か?」というニュースにはやはり敏感になる。同じ時代を生きてきた人がゴールを迎えるということ・・・。
いろんな意味で時代を駆ける人が亡くなると、いつも同じような感じに捕らわれる。ケネディの暗殺の報は、空から降ってきた号外だった。その幼い頃の記憶は、やがてボクの中でネガフィルムの思い出になった。ジョンレノンの死は地下鉄の駅売り夕刊の見出しで知った。これもネガになっている。そしてボクにとって初めて時代を駆けた人の死が、何故ざわっと一瞬ネガフィルムになるのかということに答えを出したのは、女優夏目雅子の死だった。同じ時代を歩いている人間がゴールを迎える、そうだ!人には絶対の約束として「生のゴール」があるということを実感したのだ。近親者のゴールとはまた違う感慨がそこにはある。哀しいとか、さびしいとかではなく、絶対の約束を目の前に突きつけられる瞬間。それを冷静に受け取る瞬間。絶対の約束は重いけれど、どこか安心感もあるから不思議だ。(安心感?!ってバースくん・・・)うーん、何ていうのかなゴールがあるというのは幸せなことかもしれないなと思うわけよ。
それにしても世界中の報道がマイケル、マイケル!!そのことを彼は絶対に知ることが出来ないというのも考えさせられるよねご愛読感謝感謝鳥取のイベント情報 ジャングルズーム

座布団一枚!!

2009年06月25日 | Weblog
昨日の夕方、相対して座布団に座っている二人は深い深い思考の中に入る。第67期将棋名人戦第7局、羽生善治名人と郷田真隆九段の対局終盤のテレビ中継。ボクが観たときには、すでに二人には2時間という大きな持ち時間の差が生まれていて、まもなく決着がつくだろうということは素人でもわかった。時計を見るとテレビ中継の枠も、あと数分で一旦打ち切られる状況だ。
テレビ解説は渡辺明竜王がやっている。もう局面は最終ということもあって、どう指すかではなく、この手しかないという解説。指し手が交代するとすぐに渡辺氏が次の手を先に話して、実際の局面があとからそれを証明する形となる。「次はこの手ですね」と渡辺氏の大盤解説、すぐに画面が変わって羽生氏がその手を指した。その瞬間だった。聞き手にまわっていた熊倉紫野女流初段が「やっぱり放送時間を気にかけていらっしゃるんですよ。時間内に収まるように指しておられるんですよ」と、思わずこちらが「座布団一枚!!」と叫びたくなるような見事なボケをした。そんなばかなことはあるわけないのだ。もう二人の思考は研ぎ澄まされ、テレビの中継なんてことは関係のない世界。それを受けた渡辺氏は、あまりの座布団一枚発言に、苦笑をこらえ「そんなことは絶対にありません。あるわけないでしょ」と答えておられた。もう滅茶苦茶楽しい将棋の中継!!お腹を抱えて笑った。
そうそう座布団一枚!といえば、そのまんま東知事の「総裁候補にさせて」発言。最初に聞いたときは、この人は本当に頭がいいなー、こんな痛烈な皮肉と上手い断り方があったかと、座布団一枚上げたいと思ったのに・・・。国政にでるのは本気だとか!信じられないのだ!!(それはバースくん、誰しも上にのぼり詰めたいという執念があるんじゃないのかなー)そりゃあるだろうけど、世の中物事、筋というものは通さなければ!!自民党も知事も筋が通ってないよーー鳥取のイベント情報 ジャングルズーム

少年・少女諸君

2009年06月24日 | Weblog
「バースくん、納品です!!」仕入れのいつもの担当さんがドアを開けられた。その背後にちょこっとのぞく少年の顔。「今日から中学生の社会体験学習なんですよ」とすぐに紹介いただいたけれど、少年は口をへの字に結んだまま立っている。???と思いながら「こんにちは。がんばって!!」と声をかけるボク。何ともいえない空気が流れる。慌てた担当さん「ご挨拶は?どうした?お腹でも痛い?」と矢継ぎ早に少年に問いかける。お腹が痛いという言葉に少し反応があったような気がして、ボクは少年にトイレへ行くことを提案。無言で彼はトイレへ入った。
その間担当さんにお茶を飲んでもらい、少年は中学2年生であること、なかなか人様のお子さんを預かるのは大変なことなどなどひとしきりのおしゃべり。やがてトイレから出てきて、そのまま立ち尽くす彼に手を洗うように言い、お茶を入れる。無言のままそれを飲んだ少年はとっととドアに向かう。ますます慌てる担当さん「お礼を言いなさい!頭を下げようね」とわらわら。でも少年はムッとするわけでもなく、無表情のまま何も言わずに帰っていった。おいおい、それはないだろう・・・。
その後すぐ買い物があって、とあるお店へ。おや!ここのレジも社会体験学習で少女が立っている。商品とお金を出すと黙ってポツンポツンとレジを打ちはじめる。店員さんがこれまた慌てて弁明に必死「ありがとうございます。お金は両手で受け取ってね」と汗汗。少女は無表情にそのままレジを打ち、やがてお釣りを無言でボクに突き出した。おいおい、それはないだろう・・・。
少年少女諸君!!まず、人間として当たり前のことができるように勉強しようね。挨拶をして、人の目を見てきちんと話す。ここから出発しないと、社会体験なんて贅沢な勉強をしても何の意味もないとボクは思ったよ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

君の名は

2009年06月23日 | Weblog
カメラの前で、きれいに背筋を伸ばして立ち、淡く微笑んでいる君。半袖シャツから出ている腕は明らかに筋肉質で美しい。君にぴったりの日本語がある。「凛」という言葉。凛とした君のポートレート写真に、ボクは一瞬にして魅了された。
君の名は「立川円」JALの副操縦士、そう女性パイロットだ。新聞の大きなインタビュー記事に君はいた。いかにしてパイロットになったか、どんなことを心がけて飛んでいるのか、読み進んでますます君の虜になったボク。
高校生のとき阪神大震災に遭った彼女は、神戸の町を見下ろしながら着陸するときの感慨はまたひとしおだという。ひと月の約半分、ブリスベン、グアム、北京、クアラルンプール、バンコク、香港、札幌、神戸と世界の空を飛ぶ。5月末現在、総飛行時間2283時間、着陸回数1061回、機長への道のりは長い。フライトバッグに観光用地図を入れているのは、上空からそこが見えたときに乗客に語りかけられるようにするためだそうだ。あーもうボクはメロメロ。こういう気配りをされた日にはノックダウンだ。いつの日か、君が機長の飛行機で旅がしたいと思うボク。
(ねえこの人って、バースくんの若いお友達のほら、YUちゃんによく似てない?!)やっぱりーー、ボクも見た瞬間そう思った。世の中にはよく似た人って本当にいるんだね。ちなみにYUちゃんも学究の徒として、日々研究に没頭するステキな女性。ステキな若い女性がたくさんいる!!未来は明るいね鳥取のイベント情報パイロットジャングルズーム

カエリミル

2009年06月22日 | Weblog
雨が降っている。結構な勢いで、これから夜にかけてまだまだ降るらしい。出勤途中に見た川はもう既に随分増水していた。大丈夫か?!
そこで今日のタイトルは「カエル見た」ではないっ!!(バースくん、週明け早々つまんないー)無視!!今日のタイトルは「省みる」、反省なのだ。
昨日、年に一度の試験が終わった。結果は一ヵ月後だけれど、模範解答を貰ったので凡その点数は見当がつく。多分合格ラインのすれすれ下で不合格だ。もう答え合わせをしたら憤死しそうになった。ボクの頭の中はスカスカなのだ。大体のアウトラインとしての知識はあるけれど、細部まできちんと問われると微妙に間違う。っていうか、勉強の詰めが非常に甘い!!何となくそんな感じ!というような勉強しかしていないということを思い知らされた。ああ撃沈ー、来年に向けてまたがんばるかぁー。
でも試験会場はいろいろあって、とても楽しかった。ボクの隣の席の青年は、受験の達人とでも言おうか、時計・ペン・消しゴム・受験票を絶妙の美しさで机に並べるのだ。問題用紙の繰り方もすばらしい。やっぱり現役の学生はテスト慣れしていると妙に感心した。後ろの席の女学生はやたらと小さく声を出すので、ちょっと気になった。試験官には聞こえない程度の声で「あっ」とか「うそ」とかつぶやくのだ。おいおいどの問題が「あっ」でどれが「うそ」よと、その都度胸の中でつっこんだボク。まあそんなこんなで昨日の受験は、自分のバカさ加減さえ棚に上げれば、久々の学生気分を十二分に満喫できた。
帰宅すればこれまた久々にデーゲームで阪神が勝ち、バンザイをして食卓のまわりを一周した。めでたしめでたし。夏休みのイベント載せ始めてます鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

○×ではない

2009年06月19日 | Weblog
18日参院本会議で、臓器法改正が多数決でA案を可決した。A案とは「脳死イコール死」とさだめ、移植の年齢制限はとっぱらわれる。報道にもあるようにこの案に関しては各々の死生観に関わることだから、党派を越え議員判断の投票行動をとらせた。これは近頃の国会の仕事としては、かなりポイントが高いとボクは思った。「議論不十分」という理由で投票を棄権した党があったけれど、それはどうだろう。
そもそもこの法案に「何が正しい」というものは存在しないとボクは考える。医学が発達し臓器移植という手法が成り立ったステージ上の問題で、これから先、人工臓器なるものが確立すればまったくもう別のステージに立って、今論じているようなことは何の意味もなくなることだってありうるのだ。変わりゆくであろうステージの上の論議を、それも絶対に○×で解決する問題ではないのだから、速やかにかつ柔軟な結論を出すべきだ。(それで、バースくんはA案をどう考えた?)
ボクは「賛成」だ。脳死は死というのがボクの考え。繰り返すけれど、脳死は死ではないという意見を否定するものではない。ただ一つものすごく引っ掛かっていることはある。それは提供者の死ということだ。移植を受ける側のみがものすごくクローズアップされ、そこに至るには、一つの死が前提になるということが何だか霞んでしまっているように思えるのだ。それをみんなが忘れてはいけないな!ということは強く感じる。
ボクはその提供できる立場になったら、何でも差し上げる。ドナーカードはずっと携帯している。けれどもしボクが提供を受けなければならない立場になったら、ボクは何もいらない。そこでゴールでいいと思っている。それが今のステージでのボクの考え方元気が一番!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

ポテンヒット

2009年06月18日 | Weblog
昨日、宝くじのミニロトがささやかに当たった。
昨日、JRA日本中央競馬会の馬券道場で昇段して初段になった。
(あらミニロトの当選、今回はささやかだったんだ。それと初段!今年は昇段のスピートが遅いんじゃないの?バースくん)
そうなんだ。ミニロトもねぇー、もう一つゼロの数が欲しかったなぁー。今までの栄誉ある戦績の数々・・・。自宅のソーラーの修繕費、電子辞書、いろいろミニロトに助けてもらっているからねぇー。まあでも今回は当たっただけでもいいとしようか。
馬券道場の今年の初段獲得は、例年より2ヶ月ぐらい遅いかなぁー。いやいや、去年はもっと遅かったような気がするから、素直に喜んでおこう。まあ免状のウオッカを今週末の試験のお守りにしよう。
でもこんなちっちゃなポテンヒットを重ねていくことが大切なんだよね。気持ちがちょこっと盛り上がるってことがね、重要なんだ。そもそもポテンヒットとは、ヒットになるとは到底思えないような勢いのない当たりでふらふらと上がったフライが、野手と野手の間に「ポテン」と落ちたヒットのことでしょ!!つまり思わぬ幸運がころがってきたということなんだから。
こうやって庶民はさ、ポテンヒットをささやかに喜んで暮らしているんだよ。わかりますこの感じ?国会議事堂の中の方たちーーポテンヒットが続いています。ご愛読感謝鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

ミニトマト

2009年06月17日 | Weblog
お久しぶりに阪神は勝ち、試合も9時までに終わったので豊かな気分で連夜の土井さんを観る。昨夜は「ぬか漬け」だった。
何を隠そうボクは「ぬか床」保有者である。白いごはんにぬか漬けのキュウリやナスがあれば、もうあとは何もいらいない。とにかくおいしいから漬ける、ぬか床の世話を厭わずにする。なぁーんて格好いいことを言っているが・・・
実は「ぬか漬け」ほど横着者に適しているものはないのだ。土井さんが言っていたけれど「毎日底から大きくかき回してやらなければいけません」(ほらバースくん、もうその時点で面倒くさいじゃない)なんで?毎日食事を作るでしょ、あれを思えば時間はかからないし簡単だ。(でもくさいー)それも間違ってる!!土井さんいわく「良いぬか床はいい匂いしかしない」おっしゃるとおりだ。毎日チャチャツと手をかけておけば、変なにおいなんて絶対しない。ちなみにボクの「ぬか床」は食卓のすぐ脇に置いている。これほど楽しておいしいものが食べられる方法か他にあるだろうか。とにかく何でも漬けて食べる。キュウリ、ナス、大根、ニンジン、スイカの皮、ブロッコリーの軸、ミョウガ、オクラなんでもござれだ。最近のお気に入りはミニトマトだ。急須用の茶葉を入れる不織布の袋に数個づつ入れて漬ける。今一の安いミニトマトがストロベリートマト並になる。是非試してみてほしい。
で、土井さんのお話の中で何が一番気になったかと言えば、ぬか床を作っておられた陶器の大きな入れ物だ。白磁に大きな鯉が墨で描かれているもの。ボクもあんなのが欲しいーー梅雨の晴れ間は大切に!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム