バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

2度の出征

2009年05月29日 | Weblog
「この馬がいいね」と君が言ったから金曜日は競馬予想日(おそまつ!!俵万智さん、ごめんなさい)社長に「バースくんは何が来ると思う?」と質問されたけれど「一番最初に駆けてくる馬が一着だとしか言い様がありません」と答えた。さぁーっ!!いよいよ今週はダービーだ!!(もしもーし、今日は月末金曜日です!!仕事してっ!!)
もちろん仕事もやっつけるけど、ここでダービーを記念してお馬の話。
ボクの母方の祖父は馬を持っていた。それはそれは身内の言うことだから話半分ではあるけれど、きれいな賢い馬だったという。昭和もはじめの頃、その馬は軍馬として徴収されていった。そしてお国のために出征したと馬と讃えられ銅像となり、満州は大連の大連神社の境内に据えられた。時は流れ軍靴の音は高まる一方、鉄砲の弾にと鍋まで供出する戦況となり、その銅像は再び赤ダスキをかけて戦場に出ていった。つまりその馬は2度出征したというわけだ。
子供の頃からその話を何度となく聞いていたけれど、ボクにとってそれは絵本や童話の話と同列で、別にどうということではなかったのだけれど・・・。ひょんなことから、本当にそんな馬が存在したのかと、数年前に調べてみた。ポンポンポン、今はキーボードを叩けば何でもわかる。ボクは「昭和10年の大連神社」の絵ハガキを見つける。そして確かにその馬は存在したのだ。ちゃんとそのハガキの絵の中、雄々しい馬の銅像!!もちろん、その絵葉書は今ボクの手元にある。今朝もちゃんと手をあわせました。「どうぞダービーお願いします」と。さあ週末まであと一仕事!土・日のご予定鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

バルチック艦隊

2009年05月28日 | Weblog
栗本薫さん逝去。心よりご冥福をお祈りする。
お正月をスタートとして、がっつり長編小説に挑戦することにしているボクにとって、本屋の書架にズラリ並んだ栗本薫の背表紙には、ちょっと圧倒されるものがあった。ボクの守備範囲ではないタイプの本でもあったし手に取ることはなかったけれど、中島梓の書いたものは好きだった。「グイン・サーガ」は120巻を超え「世界最長の小説」というのだから偉業以外のなにものでもない。闘病をしながらのお仕事、本当にお疲れ様でした。
以前にもここで書いたけれど、今年のボクの挑戦課題長編小説は「坂の上の雲」だ。折りしも昨日5月27日は、1905年日露戦争でバルチック艦隊と連合艦隊が対馬沖で海戦を繰り広げた日だ。現時点でボクが読んでいるところは、今だ日本はヨーロッパより回航してくるバルチック艦隊に怯えながらも、旅順攻略に苦戦しているところだ。
「それにしても」と思いながら読み進む。時が流れれば、それなりに人は学習を重ねて進歩するものと思いきや、存外世の中というものは変わらないということだ。作戦のやり方、国民性、戦費の調達、ひいては人間心理、よくも悪くも何一つ古びていないし、変わったものはない。人というのは、やっぱり愛すべき愚か者なのか。(ふふふっ、そんなに大上段に構えなくても、バースくんは十分に愚か者であることは確かだわねぇー)お気づきですか?★JZチェック★鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

人任せ

2009年05月27日 | Weblog
ラジオのアナウンサーが「まもなく7時になるそうです」と言った。ベタなギャクではないけれど、朝の支度にばたばたしていたボクはズルッとこけそうになった。いやはや本当の話「なるそうです」って、それはないよね。
多分昨夜の夜勤明けのアナウンサー、眠いし、その直前にニュースを数分読んでいたから、そのまま口が無意識に報道原稿口調のまま時報に行ってしまったんだろう。つまり「人任せ」の原稿を目で追っていただけだからそうなったんだろうなぁー。そりゃ確かにきついよ夜勤明けはね。気持ちはわからないでもない。
人任せかぁー、確かにボクだってしょっちゅう「なんとかしてくれよー」と思っている。「なんとかしてくれ」では「なんとかしなくちゃ」とならなきゃいけないんだろうけれど、うーん、やっぱり他力本願なボク。そんなボクなのにレストランの「おまかせメニュー」は好まない。(何ソレ?!バースくん、それは只の身勝手というもの)ははは、そうです。ボクはわがままなだけです。
よしっ!!今からボクは「なんとかしなくちゃ!!」でいくぞー!!まずは、さっきから随分事務所の外が騒がしい。騒音の原因を追究し解決するためにも、何が起こっているのか見てこなくては!!(それはナントカスルではなく、ただの野次馬でしょうがーー)こちらは人任せではありません。オススメします鳥取イベント情報サイト

背中

2009年05月26日 | Weblog
昨日「約束が急にキャンセルになったから、バースくんの顔を見にきたよ」と、円熟期に入った青年Nさんがやってきた。現場最前線、ばりばりやっていればそれなりにいろいろあって、お互いに近況報告をひとしきり。
と、そこへNさんと同じ会社の部署違いのMくんが仕事で来社。おやおやこんなこともあるんだと、とりあえず仕事を片付けて3人でお茶にする。Mくんは青年期をスタートしたばかり、まだルーキーという言葉が通用する若きナイスガイ。
それぞれが、それぞれのハードルやら壁に立ち向かい奮戦をしている。青年諸君よ!!そのハードルやら壁というのは次々と立ちあらわれて、親父世代になってもやっぱり悩める日々が続くのだよ。ボクだっていつも一杯いっぱいだ。そんなこんなの話の中、Mくんの悩みは相手のあることで・・・
「それは速攻、相手と直接会わなければいけない」と、ボクとNさんは強く勧めた。ご飯を食べた数が教えてくれたことは「当たって砕けろ」「案ずるより産むが安し」ということだ。ボクとNさんの年の功は、そのハードルは正面から行けばクリアーできると感じていた。けれどMくんにとって、そのハードルは高い!!えいやっ!!の勇気を奮い立たせるのはさぞかし難しいことだっただろう。でもMくんは決心した。
「今すぐ、この足で相手に会いに行く」という彼の背中が大きく見えた。畳に上がる柔道選手を励ますがごとく、ボクはその背中を両手でぽんぽんと叩いた。がんばれ!!青年!!それから20分、ハードルを越えたというM君の元気な声の電話。
ポンポンと叩いた背中から力を貰ったのは実はボクの方だったのかもしれない、受話器を置きながらそんなことを思った。鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

あげなくても

2009年05月25日 | Weblog
金曜日、スポンサーの社長に「バースくん、ジューサーって持ってる?」と言われる「ミキサーは持ってるけど・・・」と答えると「そうかー。本当はジュースにするのが一番なんだけれど、とにかくものすごく甘くておいしいから食べてみて」とニンジンを5本頂く。説明を聞くと、このニンジンはニンジンではないというのだ。例えば言い換えると、ストロベリートマトが、もうほとんどトマトから遠いところにいるようなものらしい。
ありがたく頂いた5本、ジューサーを持たないボクはどうしたか。まず週末ボクは必ずシンプルなポテトサラダを作る。ジャガイモ、きゅうり、サラミだけのもの。毎週末のそのサラダに、それを入れた。はっきり言うけれど、ボクはあんまりニンジンは得意なほうではない。冬に出さかる金時にんじんは好きだけれど、オレンジ色のは今一苦手。そのボクが食べた途端に手を打った!!「おいしい!!」っていうか、甘い今までの記憶にない味がした。そしてぬか床にも漬けてみた。これも普通のは固くていやな渋みが少し残るのに、ボクの知らないおいしい漬物が出来た。とにかくおいしい。今夜は肉じゃがを作ろうと思う。
O社長!!本当にありがとうございました!!うちの社長にも少し分けました。社長は「そんなにおいしいニンジンなら、週末必ず勝つという馬がいれば上げるのにな」と言っていましたが、ボクはどの馬にあげなくても大笑いの週末でした。地産地消、このニンジンは鳥取智頭産!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

さぞかし

2009年05月22日 | Weblog
さぞかし、新型インフルエンザになって入院された方は大変なことだろう。
さぞかし、休校になった子供たちの面倒をみる親子さんのご苦労はいかばかりだろう。
さぞかし、修学旅行やら何やらがキャンセルになってしまった旅行代理店では、目の回る忙しさだろう。
さぞかし、高性能マスクを作っている鳥取の会社の、納品が間に合わないという事態には忸怩たるものがあるだろう。
さぞかし、「ヨーロッパスーパー路面電車が行く」というテレビで見たような路面電車がここいらを走ったら楽しいだろうなぁー。
さぞかし、ここまで負けてる阪神に勝つ日がきたらうれしいだろうなぁー
(バースくん、おちはそこですか!)そうですよー、それがなにかぁーー
本当に世の中は大変なことだらけれど、毎日こつこつやっていれば「さぞかし」またすばらしい日もくるでしょう。(来ないと困る)うんうん、絶対来るって!よしっ、今日もがんばろう!!さぞかし楽しいこといっぱい鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

見えない敵

2009年05月21日 | Weblog
昨日のお昼のニュースで新型インフルエンザが発生している地域を、地図の色分けで表していた。ペタッと関西圏だけに発生している。伝染というのは、こんなにも見事に県単位で、かつまた同心円的に広がるものだろうかと、半信半疑で見ていた。
「鳥取は既に隣県で発症しているのだから、十二分に予防対策並びにに準備を」と話す行政、あーそうだ!どこか遠くという感じがしているけれど、兵庫県って隣県なんだと変なところで感心したりする。
それにしても県単位で考えるのはおかしくないか?飛行機や鉄道で多数の人間が短い時間に遠くまで移動する。関西圏だけで済んでいるはずはないと考えるのが普通だと思う。なのに昨夜東京で発症した女子高生はニューヨーク帰りであって、感染の形態が関西圏とは別としている。確かにその子に関してはそうだけれど、もうとっくに全国に広まっていると考え、国がもっと全国的に「弱毒性だが抗体がないという」ものにはっきりした対策の道筋を、難しいことではあるだろうけれど早急にお願いしたいと思うのだ。
何でもかんでも大阪神戸を厳しくしてとりあえずの様子見をし、それから次の対策を打っているように見えているのはボクだけ?(うーんバースくん、そこまで言うのはどうかな?始まりはなんでも大変なものということじゃない?)
まあいずれにしても「見えない敵」には万全の対策を!ってことだね♪ハッピィバスデー♪をゆっくり2回、手洗いにはそれくらいの時間をかけるんだって!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

杉作!!

2009年05月20日 | Weblog
三船恭太郎くんっていう男の子知ってる?12歳の小学生。これが只者ではない。なんとプロの小説家なのだ。テレビのインタビューに熱く応えている。普通の質問に対しては普通の小学生なんだけど、いざ小説に関しての質問になると観察力の重要性からプロットの組み立て方まで、実に高度なことを話す。おそるべき小学生。
「12歳の文学賞」というコンクールで大賞をとり、その審査員に「三島由紀夫レベルの早熟さ」と言わしめたとか。そしていよいよ今月「12歳の空」でプロデビューだそうだ。ほーー、これは是非とも立ち読みせねばならない!!(イヤダ!!バースくん立ち読みなの?)うん、ボクは基本的に文庫派だからね。本は持ち運びが簡単なものでないと駄目。単行本はかさばるから。もっと詳しく言うと、文庫の中でもできることなら新潮社は避けたい。微妙に他社に比べて紙質の加減か重いのだ。でも好きな作家が多く新潮社から出してるから結局買うんだけどね。
それはさておき、くりくり頭の三船くんが熱く語っているのを見ていたら「杉作!!日本の夜明けは近いぞ」と思わずボクは鞍馬天狗の気分になった。まだまだ世の中捨てたものじゃない!!不景気、新型インフルエンザ、それがどうした!!日本の子供はすくすくと賢く育っているぞーーっ、未来は明るい!!天狗のおじちゃん!どこへいくの?鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

効能

2009年05月19日 | Weblog
コンビニに振込入金をしに出かける。レジを済ませると、ふと「マスクの売り切れ店続出」のニュースが頭をよぎり、何かに吸い寄せられるようにマスクの売り場へ向かう。ふーん、マスクと一口にいってもいろいろあるんだと感心する。さすがコンビニで、どかんとお徳用なんていうのはなくて、どれも7枚入りの一週間使い切りだ。呪文にかかったボクはそれを一つ手にとり、またレジへ。
この間もここにアップしたけれど、ボクは学校の給食当番以来マスクをしたことはない。だって息苦しいし、耳は痛くなるし・・・。なのに風評のムードに呑まれて買ってしまったマスク、これが登場する日はくるんだろうか。
ラジオでお医者さんが「マスクの効能を立証した人はいないけれど、マスクをつけることによって病気に対する意識の高さを持続させることができるから、やっぱりつけたほうがいい」と話されていた。確かに罹患者のマスクは当然のエチケットだろうし、街じゅうの人がマスクをつけている異様な光景はも警戒感を持続させるには十分過ぎるぐらいだ。
でもやっぱりボクはしないだろうなぁー(何?!バースくん、ここまで話引っ張ってマスクをつけない言い訳!!)うーん、だってうっとうしいんだもん。それにもしも万が一ボクが新型インフルエンザに罹ったら、すぐに自宅待機をして誰にも迷惑かけませんから!!(それってなんか、うまい登社拒否の理由が見つかったって感じだけれど・・・)それは気のせい、気のせい!!うがい・手洗い励行しましょ!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム

不用不急

2009年05月18日 | Weblog
週末結局ボクは鼻をぐずぐずいわせ、微熱もあってさえないったらありゃしない。(やだ!!バースくん、発熱相談に電話をしないと!)いーえご心配なく。この風邪はこの前の木曜日、会社の定期健診のとき心電図を録ってもらった看護師さんにもらったもの。信じられる?!看護師さん鼻水とくしゃみでぐしゅぐしゅやっているのに、マスクもしないで手袋もしないで、横になっているボクを覗き込む形で器具を装着するんだよ。そりゃうつるって。
それにしても大変なことになったね、新型インフルエンザ。ボクの大好きなサンテレビはさすが神戸の放送局!震災の時の経験があるから、緊急事態の報道の仕方がテロップ等キメ細やかで本当に感心した。神戸・大阪は「不用不急」の外出は自粛してほしいと言っている。「不用不急」って、考えるとむずかしいよね。そもそも暮らしは必要に迫られることばかりだ。仕事をし報酬を得て食べるものを買い、生活をする。どれも不用不急なことはない。でも保育園が休園になってしまったお母さんは仕事を休まざるを得ない。それは不測の緊急事態のなにものでもない。そしてそれは他人事ではないんだよね。
野球の応援でジェット風船を飛ばさないのは、不用なことの部類に入るだろうけれど、でもそれも突き詰めると風船会社の売上げは?ということになる。ウーン体だけではなく、生活を蝕む恐るべし新型インフルエンザ!罹患されたみなさんは、どうぞお大事に!!気をつけよう咳エチケット!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム