今朝はツェムリンスキーの人魚姫を聞きながら出勤した。バスの窓から見上げる空は雲一つない。
曲は20世紀の初頭にアンデルセンの童話「人魚姫」を基に作られた交響詩だ。まず海の深さと青さがすぐにイメージ出来るこの季節にピッタリの曲。
途中ピョンという実に印象的な演奏が入る。人魚姫が海から頭を出して陸地を見るシーンが表現されているのが容易に想像できる。
ボクはこの部分を聞くと、チボリの人魚姫や絵本に描かれた人魚姫やもしくは銅像のそれではなく、崖の上のポニョを思い出す。
フフフあまり素敵な女性ではないところがミソかな。最終楽章で人魚姫の自殺と天国への救済と曲は展開していくけれど、
ポニョを思い浮かべていると、最後の自殺の下りがするりと気持ちに入ってこなくなる、これがいい。せっかくさわやかな気持ちになっているのだから
そしてまた上手く出来ていて、そのころには事務所に到着するので曲を最後まで聞くことはない。自殺も救済もそれ以前で終了、あはは。
ポニョで思い出したけれど、随分と久しぶりにテレビで「魔女の宅急便」を観た。見たのではなくじっくりと観た。
封切前、試写会依頼のことだった。感想はうんまあよかった?!かなというより、特筆すべきものはボクになかった。
ただ映画のコピーを思い出して、少しだけ元気を出した。「落ち込んだりもしたけれど私は元気です」
事務所の火災保険の更新に損保の担当者が来社。開口一番は「バースくん、阪神今年は大変だねー」だった。
「平気!!落ち込んだりもするけれどボクは元気にやっていまいす!!」とお返事致しましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズーム
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