年上の女

もちろん、森進一の歌のタイトルと同じように読んでください「としうえのひと」。古いですか?確かに古いですね。この歌が流行ったころ、ボクは小学生でした。それはさておき、
ショッピングセンターの２階から、その人はエスカレーターで降りてきた。ボクはカートの上下のカゴを山盛りにして、レジに暴走している途中だった。その人は瞬時にボクを見つけ「バースくん!!会えたわぁ～」と言うと、ボクの腕を即座に柔らかくつかまれたのだった。ボクはあまりに突然の出会いに、声を失い目をパチパチするばかりだった。
「本当に会いたかった」という彼女に「5月に絶対お目にかかれると思って、ボク会場でずいぶん探したんですよ!!」と軽く恨みごとを言いつつ、会えた嬉しさに無防備なボク。そのまま興奮気味に話続ける「あの日、同じところにおられたでしょ?!あとから人に聞いて…」と機関銃状態のおしゃべりをするボクの腕をそっと彼女は握ったまま、さりげなく誘導してくれる。うんうんと優しい笑顔のまま…。
そして階段下まで移動すると「さあ、ここなら大丈夫!!人の邪魔にならないわ。久しぶりね、元気にしてた?!」とあらたまって握手をしてくれる。わぁー!!もうこの時点でボクはメロメロ。「人の邪魔にならないように」ということをまず気にかけて行動をする人、どんな状況にあってもまわりがよく見えている人、あーーっ、やっぱりボクはこの人が、この年上の女が大好きだーー。もう20年ぐらい憧れている人!!会えて本当にうれしかった。いつも変わらぬ年上の女!!
好きな人に恥ずかしくない行いをしよう!!と何万回目の決心を新たにして、さあ今週もスタートです!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

よしっ!!!

正確に言うとボクは野球ファンではなく、阪神タイガースのファンだと思う。今だに配球の妙なんてものはちんぷんかんぷんだし、打たせて取るなんて芸当はもっとわかんないバースくんである。つまり野球というゲームの面白さにはまっているのではなく、チームが勝利というものに向かっていく選手の姿を見ていたいのだ。あ～こんな場面で打席に立つ気持ちってどうよ?!とか、久しぶりの白星!!今夜はぐっすり眠りなよ!!と思いを馳せることが楽しいのだ。つまり選手の人となりを深く追っていきたい。
だから毎年メンバーが変わってゆく高校野球はなかなかその思い入れが難しく、テレビをつければ判官びいきの応援をするのが関の山、どの高校のどの選手が贔屓というのはない。けれど今年は少し事情が違った。あの震災で部員が減り、夏の高校野球の出場を危ぶまれた福島の３つの高校が集まり相双連合というチームを作った。この時点でボクは福島の地方大会が気になり始めた。世の中同じことを思う人は当然いるわけで、さらにより強い思いで行動力のある人の福島の特別な夏という追跡ルポをネットに見つけることになる。更新されるたび、これには毎回泣かされ、励まされ、勇気を出せと背中を押された。高校生が実に立派に闘っている姿がそこにはあった。かくしてボクは、この夏福島の高校生を強く応援することとなった。息詰まるゲーム、胸熱くするゲーム、最終的にボクは高校野球ファンではなく、聖光学院のファンとなった。
そして昨日のドラフト、なんとなんと!!阪神は２位指名でこの聖光学院の歳内宏明投手を指名した。バンザイ!!もう今以上に応援するしかないでしょ!!ふーっ!!何だか力が湧いてきた鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

桜咲く

昨日会社のデジカメのデータを保存していたら、ラスト一枚に２輪ほど寂しげに咲いた桜の写真。社長に聞くとさっき撮ったものだと言う。やはり気候不順のせいなのか。久しぶりに鶴屋吉信の「つばらつばら」を美味しくいただきながら、つばらつばらと大伴旅人よろしくあれこれと思っていたら、その桜の写真で松下幸之助の言葉を思い出した。
「時節はずれに花が咲けば、これを狂い咲きという。出処を誤ったからである。それでも花なら狂い咲きですまされもするが、進退を誤った人間は笑っただけですまされそうもない。自分も傷つき、人にも迷惑をかけるからである」
テレビでは九州電力が管内に冬の節電５%以上を呼びかけているとのニュース。身に沁みませんか!幸之助翁の言葉が…。いかんなぁー、つばらつばらとなんだか情けない方向に思考が向いて行ってしまった。軌道修正をせねばっ!!
さてそのうわさの桜の写真はノマップ鳥取のフェイスブックページに社長がアップしています。ご覧あれ!!ちなみに「knomapXknomap白書」もやってます!!よろしければ、ポチッとどうぞ!!(おや?バースくん、今朝は営業ですか?!)はいそうです。さあ今日も、みんながんばってお仕事しましょう!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズーム

様式の美

それは例えば歌舞伎の見得、それは例えば茶の湯の作法、日本の伝統は究極の様式の美で出来上がっている。(どうしちゃったの?!バースくん)いや様式の美というのは、自分が思っている以上に体に刷り込まれているものだなぁーと思うことがあったんだ。
演奏会でピアノの演奏がある場合、暗譜をしていなければ譜面台に楽譜を置く。当然のことながら奏者の手は鍵盤の上にあるので、その楽譜のページをめくるのは実に微妙なタイミングが要求される。ところが今の世の中!!なんと譜面台にiPadを置き、さっと一撫でして次のページに進むことができるようになった。何と技術の進歩のすごいこと!!さらにそのiPadに配線をすれば、奏者は足元でペダルを踏むだけでページを繰れるらしい。なのになのに、奏者の横に譜めくりの人が座りiPadを撫でる?!と言う形、もしくは奏者が手で撫でるということをする。これはやはり様式の美の一つなんじゃなかろうか。やはり観客のボクとしても、譜めくりの方が黒子のように立ったり座ったりされる方が、しっくりとする。
話は変わるが、昨日阪神タイガースの真弓監督が引退会見をされた。一昨日で全日程の試合を終了したからだ。その最終試合は勝ちゲームで有終の美を飾ったわけだけれど、監督の胴上げはなかった。様式、形式的にでもとは言わないが、ボクは監督お疲れ様の胴上げを見たかったなぁーと思う。(あれだけ監督にご託を並べていたくせに)でもやっぱり最終の様式美は胴上げでしょ!!それを言っちゃぁおしまい?!ボクはここに膝を正し、監督にお疲れ様でしたと言わせてもらう鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

すみずみまで

昨夜は試写会に行ってきた。三谷幸喜脚本・監督の「ステキな金縛り」だ。下手なグルメ評論家の「美味しい」コメントではないけれど、楽しい!!映画だった。前宣伝で「一番笑えて、泣ける」三谷映画史上の最高傑作とあったけれど、それは看板に偽りありだ。ボクの三谷映画の一番は「ラヂオの時間」だ。けれど決してこの映画がそれに劣るというわけではない。境地が違うところにあって、出来を比べるものではなく好みの問題だからだ。というわけで、最高傑作はさておき、とにかくよくできた面白い映画であったことには間違いない。
まあとにかく、キャストの俳優陣の面々のすごいこと!!末端の末端の端役まで、一流の役者が演じている。「これ誰?」という人は一人も出てこないのだ。例えば大泉洋はエンドロールのスナップ映像に一瞬映っているだけだ。うかうかしていると、あまりの一瞬出演で見逃している人がいるかもしれないぐらいだ。
そして三谷作品なのだから、すみずみまで笑がいきわたっていること!!これもすばらしかった。意味不明の一発ギャクとか、つまらない言葉遊びとか言う類のものは一切なく、やわらかく人の気持ちにすっと入ってくる笑いが全編に充満していた。ネタばれではないが、ラスト西田敏行が観客に向かって一言いうのだが、ボクは思わずそれに応えて賞賛の手を振りかえしそうになったぐらいだ。
そしてそしてバースくんにとって一番うれしかったのは、深津絵里がステキだったことだぁー。出来の悪い、さえない弁護士エミをとてもキュートに爽やかに演じていた。そうすみずみまで彼女の魅力満載だった。最高のコメディエンヌ深津絵里!!だーーいスキだぁーー。
「ステキな金縛り」は10月29日封切です!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

ナンパ

土曜の昼下がり、京都方面行の京阪電車が枚方駅を出れば、その先頭車両の乗客の8割は競馬新聞を読んでいる。そうです!!みーんな淀の京都競馬場へ行く人たち。なぜ先頭車両にファンが集中して乗るのか?それは競馬場のための臨時出口が先頭の方向にあるから。よって1両目に乗っているのは通のオジサン率が非常に高い。ボクもその中にいた。
淀駅と競馬場が通路でつながってから初めて、前回行ってからぶりに菊花賞前日の土曜の午後、競馬に行って来た。お天気はよくも悪くもなく、どうかといえば少し暑いくらいのスタンドで、心地よい風に吹かれて見るターフは最高だった。客席スタンドの入りは少なく、みんな気持ちよく思い思いに広々と観戦!!日頃の憂さが晴れる心地で、最終コーナーからゴール向かってくる馬たちを堪能していた。
…と近づいてくる影。「次のレースは3番が来るで!!絶対」と女はボクの横に座って自信たっぷりに言った。?!という目で彼女を見ると「ほんで何番を買(こ)うたん?!」とボクに聞く。思わず「1番」と答えてしまったボク。すると「1番はあかん!!このレースは3番!!一緒に見てあげるわ」と言う。へっ?!何?!これってナンパ?!びっくりしたボクは思わず尋ねる「お嬢ちゃん、幾つ?!」「うちか?!うち4歳」と言ったかと思うと後ろを振り返り、数段上のスタンドに向かって「お父さ～ん、うちお嬢さんやてぇ」と叫ぶ!!一緒に振り返ると、その妹の面倒を見るのに余念ない若きパパがいた。娘の声に顔を上げてボクを見たパパは「すんません!!ご迷惑かけて」と平謝り。それは楽しい競馬観戦となった。やっぱり生は最高だ!!
(で?!そのレース結果は?バースくんは勝ったの?)4歳のお嬢ちゃんは、どうやらプロのナンパ師であると同時にプロの馬券師でもあったようだ。レースは一着3番、二着1番だったとさ鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

では、ぼちぼちと・・・

「それでバースくんはいつ買うの?」と社長から言われ、「えっ?まだっすか!!」と青年にも突っ込まれ、あちこちからサイトを二つも並べておいて、未だ携帯電話を使用というのはないだろうと言われるここ数か月…。もう何も言わないで!!実はボクにはちゃんと「スマートフォンへの道」の台本があるんです。
まずJRAがスマホ仕様の投票ページを立ち上げてくれることが第一条件!!でした。で、これは先月の中旬にスタートしたので、ここはクリアー。
第二は、今スマートフォンはものすごい右肩上がりで伸びている市場だから、より後発のものが優れているのが当たり前。そこでドコモの2011～2012冬から春モデルの発表を待つことに。で、これもつい先日11月のラインが公式発表されたのでクリアー。
そうなるとあとはもう単純な条件をいくつかクリアーすればいいだけの話。発表されたものをよく検討し、本体が薄くて軽くて、おさいふケイタイが出来て、赤外線通信が出来て、バッテリーが少しでも長持ちするものだったらそれでいいんです。アンドロイドとかクロッシィーとか、難しいことは問いません。だからどれを選ぶというよりかは、その条件にあてはまるものはどれかということです。
来週あたりカタログをもらってこようと思います。えっ?パソコンで見ればいいじゃないかって?いやいや、やっぱりボクはあのカタログ最後の方の「機能一覧」なんてところをじっくりと見てみたいんです。見ても結局よくわからないとは思うんだけど、とりあえず…。
さてボクが新しいスマートフォンを手にする日はいつになるか「バースくんスマホへの道」は随時続きます鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

字面

最初ネットで平野大臣の「逃げなかったばかな奴もいる」発言の見出しを見て、ひどくがっかりしたボク。えーっ、また無神経な大臣なのかぁーと深いため息をついたバースくん、間違っておりました。申し訳ない!!「じづら」とはよく言ったものだ。まさしくその一文だけで、ばかな奴の一言だけに単純に反応してしまった。時間がたって前後の脈絡を聞いたら、それは単純なうっかり発言ではなく、言葉の選び方には一考の余地はあったにせよ、ボクは十分に大臣の友を失った哀悼の意の裏打ちがあったように思う。自分の字面にだまされた馬鹿さ加減は棚上げにして言うけれど、あの発言を野党側が問題視するのは愚の骨頂だとボクは思う。国会で取り上げるべきは、そんなことでは決してないはずだ。
そもそも日本語は、漢字一字一字が意味を持つ言語だからこそ字面が力を持つことが多い。単純なアルファベットの組み合わせでは、字面にさほどの力はない。先日の文化庁の国語世論調査でも「破天荒」を「だれも成し得なかったことをすること」と正しく答えた人は2割に満たず、6割強の人が「豪快で大胆な様子」と答えたという。もちろん?!!ボクも6割の方の人間だ。だって「破」とか「荒」があって「天」とくればね、誰だってなんか型破りの豪傑をイメージするでしょ?!ちなみにボクは「時を分かたず」も「すぐに」と思っていた。どうやらボクはある意味、標準的な日本人のようだ。ははは。まあ言語は変化してゆくものだから、いずれ「時を分かたず」は「すぐに」という意味になるかも…ならない?やっぱり「いつも」という意味のまま?!
いずれにしても、人の話は最初から最後までよく聞きよく見て判断をしなさいということだ。ノートに書いておこう!!ここテストに出るかも鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

それは美徳でも美学でもない

「男は黙ってサッポロビール」とか「俺の目を見ろなんにも言うな」とか言うけれど、ボクはいつも言うように、基本声にしなければ、話をしなければ物事の真意は絶対伝わらないと思っている。目も背中も姿も、語るにはやはり不十分だ。(特にバースくんには!!っていうことじゃない)そうですかぁ～?!ボクだけが無神経ですかぁ～、みんなそうだと思うけどなぁ。
そりゃ例えばオーケストラの指揮者は、声を発することはしないけれど、その真意は演奏者に力強く伝わる。タクトの振り、呼吸、体の向き、全身でもって自分の意思を伝える、伝えることが出来る。それは逆に絶対に話すことが出来ないという条件があり、指揮者は全身で意思を伝えようと全霊を傾け、そして演奏者はそれを全身耳にして受け取ろうとするからだ。発信者と受信者ががっちりと向き合わなければ、演奏は成立しない。
だからこの域に達しなければ、無言での意思疎通はやはり無理だとボクは思う。簡単に「あのとき私がそれをやっていたのに気が付かなかったのか?」とか「あれはとっくに片付いてるよ」とかボクの与り知らぬところで結論が出ていることを「知れ」というのはムチャだ。
多く語らないことを美徳や美学と思っているなら、それは大間違いだ!!と是非ボクは進言したい。事の運び、感謝の気持ち、もしくは不平不満、全部口にしなきゃ駄目!!(誰に向かって言ってるの?!)へっ?!誰って、世の中の人みぃーーんなだよ。本当に近頃どこでも「口に出して言えばいいのに」ってことだらけなんだもん。そう思わない?(ノノノノノ)おおー、たくさんのご賛同ありがとうございました。鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取

瞬間湯沸かし器

昨日友達がひどく凹んでいた。部下の仕事の態度にがまんがならず、イライラッと結構厳しめに怒ってしまったのだそうだ。そしてその自分のイライラにセーブが効かなかったことに、またジリジリとしていたら、今度はそれを自分の上司にやんわりと諌められたという。うーん、これは落ち込むなぁーと話を聞きながら、ボクまで連れ凹みになってしまいそうだった。
まあ凹んだ人を慰める術なんていうのは実はないわけで、ただただふんふんと話を聞いてあげるしかないわけだけれど、あえてボクは「瞬間湯沸かし器」同志として一言返した。「今さらすぐカッとする性分は治らないと思うよ」と。(バースくんもそうだもんねぇー)だから怒りでシュンシュン頭の中が沸いちゃったら、他のところに、人ではないところにその煮え湯を持っていくしかないんだよ。言うは簡単、でもこれが出来ない!!ボクも沸いたら即ガツンになってしまう…。
まあ一つの救いは、みんな多かれ少なかれ、自分のいろんな困った性分に手を焼いていることは確かだということ。あるでしょ!!自分で自分に蓋をしてしまいたい情けない性分、でも絶対一生治らないだろう性質。
もう治らないなら、後始末をいかにうまくやるかということに重点をおくしかない。件の女友達は、好きな人が自分をじっと見ていると思うことにしたのだそうだ。へっ?!そんなことでいいのか?好きな人の前では嫌な人になりたくない?!なんだそれーー。とは思うけれど、それで少しでも瞬間湯沸かし器にならないのなら、大いに結構だ。彼女は今朝一番に「昨日は少し言い過ぎた」と謝り、今一度部下のどこが拙いのかを冷静に話すそうだ。うんうん、それがいいよ!!上手くやんなよ、と願うボクである鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取