バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

S字形フック

2007年10月31日 | Weblog
ボクは「あなたのカバンの中身を見せてください」風な企画が結構好みだ。例えばNHKの「プロフェッショナル」では番組中で必ずそのプロのカバンの中身を公開する。ネットでもその類のものはある。要はカバンの中身というのは、存外その人柄がよく現れているのだ。言い様を変えれば、足元さえ見えてしまうものだ。だから気になる、見てみたいとなるのだ。先日やはりテレビ番組の中で、元NHKのアナウンサーで今はフリーになられた宮本氏が、いつも持っているカバンの中身を公開された。手提げカバンの中からたくさんの物が出てくる出てくる、ペン、耳栓、裁縫道具、デジカメ・・・、ふーんボクと同じ感じだなぁーと見入っていると(えっ?!バースくんって耳栓持って歩いてるの?)持ってるよー、何も聞きたくない時に使うでしょ!!(???)次に取り出したのはS字形フックだった。おー宮本さんも愛好者でしたか!ボクも手持ちのすべてのカバンに常備している。これは本当に便利なんだけれど、なかなか同士にめぐり合うことは少なかったからうれしかったね。出先で傘やカバンをちよっとひっかけるのに本当に便利なんだもん、みんなも使って!!でも宮本氏の留めの一発には負けた。なんとハンガー!!新幹線等の車内で上着をかけるためだそうだ。これにはおそれいりました。 

ブログの力

2007年10月30日 | Weblog
朝一番「社長さんおられますか」とおばさんの声で電話が入った。「商工リサーチですが、お宅と取引をしたい会社から調査依頼がきておりまして、2,3聞きたいことがあるので社長さんとお話をしたいのですが」と言う。ボクはまずおばさんの声に不信感を抱いた。朝から聞く声ではない、悪いけど。それに東京商工リサーチという会社の名前は知ってるけど、商工リサーチなんて会社あったっけ?ボクを誰だと思ってるよ、バースくんだよ!甘く見るなよと冷静に返答をする。「大変失礼ですが、それはこちらの数字とか諸々をお知らせするということですか?それと依頼された先様のお名前というのはお伺いできるのでしょうか」と言うと「とにかく社長さんはすべてわかっておられると思いますから」と言う。おいおいまず正式の電話で社長にさん付けもなかろうよと思いつつ「ではこちらから改めてお電話を差し上げましょうか、お電話番号を教えてください」と切り返すと「はい?」と返事。「はい?じゃないでしょう。貴女のお電話のかけ方も少しおかしいですよ」とボクが高飛車に出た途端、電話はガシャンと切れた。ボクは即「商工リサーチ」でブロクの検索をかけた。出るわ出るわ同じ話。どうも同じおばさんの仕業らしい。どうやら話が取り次げそうになると「数字に手心を加えてあげるから幾ら出せ」という詐欺なんだそうだ。まったく朝からとんでもない電話だった、みなさんも気をつけて!!「商工リサーチ」おばさん 

誤配信

2007年10月29日 | Weblog
昨日の夕方4:30、出かけていたボクはようやく携帯を見ることが出来る状況になり「天皇賞」の結果を見ようとしたら、あれ?!メールが入ってる。どれどれと見ると「プロ野球結果&経過」メルマガだった。おやおやと開いて見ると、中日ー日ハムは10-5で試合終了とある。配信時間は14:15。???日本シリーズはナイターじゃなかったっけ?!と思いながらも、素直なボクはフーン中日が勝ったのかぁーと信じ、天皇賞の結果を見る。多くは語るまい、話は右から左に流す。そして帰宅をしてラジオをつけたら日本シリーズが始まった。あれっ?じゃあ、あのメルマガは間違い?8時過ぎ「先ほどのメルマガは誤配信でした」のメールを着信。しかしその間違いメルマガがナイターの試合を予告したのか、試合は中日のワンサイドで決まる。それにしてもメルマガの誤配信とはちとおそまつだし、考えれば結構恐ろしいことだ。ボクみたいに素直に信じるものがあるとすれば、たった一通のメルマガで大衆の向きを変えることも可能かもしれないということだもんねぇ。あなおそろしや!でも間違いといえば、「バースくん、本当に算数ができないなぁ」と先日また社長にしみじみと言われてしまったボクの計算能力も侮れない。でボクはこの頃「インド式計算」を試みているが、何だかもっと計算が出来なくなっているような気がする・・・。 

傷み分け

2007年10月26日 | Weblog
バースくん:「そもそもさぁ「イケてる」っていう言葉自体あまり上品じゃないと思うんだどなぁ」  某女史:「うーん、でも上品であるかどうかなんていうのはその判断基準ではないと思うわ」  バ:「だから「イケ面」は入れると・・・。ボクは面白くないけどなぁー。まあ「ワンセグ」はありだと思うわけよ。それはそうでしょ。ここになって出てきたわけで、よく知らない人もいるわけだから、まあお願いしますって感じかなー。どうもどんぴしゃというのがさあ・・・」  女:「あらあらちょっと待って、その「どんぴしゃ」は入るのよ。」  バ:「えっ?!そうなの」  女:「ついでに言うと、私は使わないけれどバースくんがよく使う「さぶいぼ」も入るのよ。」  バ:「そうなんだ。うん、それは入れて正解!!鳥肌が立つというよりさぶいぼが出るという方が感じでるでしょ」  女:「・・・」  バ:「つまり今度の広辞苑の改訂は傷み分けってことだね。」  女:「痛み分けって、それなんか使い方間違ってると思うわ。一度バースくん広辞苑引いてみて。誰と誰が傷み分けなの?変でしょ」 

マイナー

2007年10月25日 | Weblog
テレビではアメリカのメジャーリーグの中継をやっている。メジャーというのはやはりすごいもんだと思う。けれどなんだかボクにはマイナーがついてまわる。テレビも好きだけれど、もっとラジオの方が好き。会社だって我が社は株式会社ではなく有限会社だし(うん?それはちょっと意味が違うよ)、そして鳥取県の人口は60万人を割った。確かに出かければ必ず知り合いに出会うし、行列ができるお店なんていうのも見たことないし、何でもあまり待つということがないし、車の渋滞もたかがしれているが、はて60万人という数字の大きさがどうもボクには実感できない。JR新宿駅の1日の乗降客数が150万人、埼玉の大宮駅が60万人だそうだけれど、そう比較してもなぁー。でもマイナーというのは誠に暮らしやすいことは確かだ。まずストレスが少ない。とかく人間は摩擦や比較に神経をすり減らさなければならないけれど、そもそも人は少ない、情報も少ない、娯楽も少ない、交通の便も少ない・・・ってあらあら本当にマイナーな考え方になってしまった。えへん!!いいこともある。空気はきれい、水は美味しい、だからお米もおいしい!!こういうことが一番大事だもんね、やっぱり。でもさぁー、ニュースで人口の一番少ない鳥取県が60万人を割りましたと言われるとさ、やっぱりなんか寂しいもんね、マイナーな気持ちにもなってしまうよ実際のところ。とほほ(頑張れバースくん、キミほどマイナーなキャラクターもないから) 

反則

2007年10月24日 | Weblog
昨日大阪出身のスポンサーさんのところで、熱く「赤福」の味について語り合う。「そういえばこの頃の赤福はなかなか硬くならなくなった」とか「餡も微妙に艶が良すぎる」と思ってたとか「そもそもなんだか昔と味が違う」とか、ボクが思っていることとみんな一緒で逆に何だかうれしくなってしまった。(喜んでどうするよ、バースくん)そうでした。本当にルール違反が過ぎるよ赤福!!でも赤福の社長はどう思っているのかね、300年?!だっけかな、代々営々と築いてきた信用というそれは偉大な財産を自分が一代にして潰してしまった恐ろしさ・・・、まあそんなことがわかっていないからこの事態を招いたんだろうけど、これはもう反則ではなく背信行為だよな。そう考えながら周りを見ると、世の中「反則」を通り越して「背信」だらけ、守屋氏しかり亀田氏しかり本当に情けない。そもそもが「恥」をしらないからこういうことになるのだと世の人は言うけれど、ボクが考えるにまだそれ以前の問題のような気がする。つまりみんな大人になっていないということなんじゃないだろうか。はいはいそれじゃあキミは大人かい?という声が聞こえてくるけれど、少なくとも変だなと思うこと、これは間違ってると思うことにボクは絶対手を出さない!!それを大人というとは言わないけれど、その判断基準だけは大切にしたいと思っているよ。 

究極の選択

2007年10月23日 | Weblog
人はあらゆる場面で結構「究極の選択」というのを迫られるものだと思う。究極ということは二つのものを、どちらも捨て難く涙をのんで一方を捨てるか、もしくはどちらも選びたくないけれど必ず一方を手にしなければならないということ、いずれにしてもつらいことだ。まあボクはそれでも究極の選択というシチュエーションはあまりない方だと思う。自分の本能の赴くまま、自分の判断基準に素直に従うからだ。(それってだだのわがままっていうことだよね、バースくん)えっ?!そんなことないよ。自分の内なるものに耳を傾けて我が道を切り開いて行ってるということよ。(ははーん、何となくにおってきた。つまんない選択をキミは迫られたんだね)いやいや、つまんなくないよー。大変だったでしょ、セ・リーグのクライマックスシーズン、パタパタと我がチームが退散して、さてどちらを応援するかということでしょう。(やっぱりだー、つまんない・・・)おいおい、大変な問題じゃない。だって中日も巨人も嫌いなんだよ、それを選べってことだったからね。(じゃあ応援しなければいいじゃない)いやいやそんなわけにもいかんでしょうってことで、長いものには巻かれるボクは勝ち続ける落合を応援したのでありました。万歳!!でやっと日本シリーズ、これはもう日ハムを応援するって決めてるからね大丈夫、今度の週末が楽しみ!!ところで監督になっちゃっ梨田さんの大阪のキャバレーのマニアックなCMはもう放送されなくなるのでしょうか、残念です。 

なんぼの商売

2007年10月22日 | Weblog
「何で(どんな仕事、手段、方法で)稼いでも悪いということはない」というのは社長のよく言うことだけれど、なるほどそうだ。人様を喜ばせて利益を出すのが営利企業だ。だますとかごまかすというのは論外の話で、一生懸命さまざまなことに取り組んで売り上げを上げるのが商売だ。ボクは2週間ほど前から、新聞のテレビ欄に気になる文字を見つけていた。「かじり虫」もしくは「おしりかじり虫」という番組名。???と思っていたら、ニュースでこれはNHKの「みんなの歌」の曲で人気急上昇、放送期間終了後も流すことになり、その「おしりかじり虫」の薀蓄までつけて放送するようになったのだと言う。これは見ねばなるまいと週末チャンネルを合わせる。♪おしりかじり虫~♪に始まる歌は、何もないようで、実は結構泣かせるものだった。大阪生まれのおしりかじり虫は「かじってなんぼの商売」と人様のおしりをかじりまくるのだ。しかし世間の荒波に挫折する。しかし、かじり虫は滝に打たれ精神統一をして「かじってなんぼ」と墨黒々と筆で書き、また仕事に邁進するのだ。ボクは「おしりかじり虫」に教えられたね、そうだ「なんぼの商売」がんばらなくては!!(結構なことです。バースくん!仕事がおばけに終わらぬよう、売上げがついてきてこそ商売です。)はい!!頑張りましょう!!♪おしりかじり虫、がじって、かじって、かじってなんぼ・・・♪オー!!

性善説

2007年10月19日 | Weblog
今朝ボクは自分の「はい」という大きな声で目が覚めた。一体ボクは誰に呼ばれていたのか・・・、とにかく「バースくん」と呼ばれたので元気に返事をしたら朝だった。(要は寝ぼけてたわけだ)それはともかく、大阪の阪急電車が8年半ぶりに車内の「優先座席」を復活したというニュースを見た。乗客の譲り合う思いやりの心が育まれることを期待して取り払われたが、結局そんなものは育たなかったので復活したのだそうだ。なんとも今の日本らしいニュースにがっくりとする。それに引き換えこの間ドイツでは、交通安全向上のため信号と標識を撤廃したという。ハンスモンデルマンの「共有空間」という考え方で、なにも指示がなければお互いが気をつけあい事故が減るというという寸法だそうだ。どうよ、よそ様の国は信号機を失くしちゃってもやっていけるんだよ、考えさせられるねぇー。つまりその考え方は「性善説」の上に成り立っているわけで、ボクも「性善説」でやっていきたいと思っているけれど、今の世の中、否日本ではそれでは通らないんだろうか。寂しいことじゃあござんせんか。右を向いても左を見ても真っ暗闇じゃございやせんか!って肩で風切る兄さんも見かけなくなったねぇー。昔はその筋の人も「性善説」だったような気がする。「堅気の者には手を出しちゃいけねぇー」ってね。はぁー本当に情けない世の中になっちまったねぇー。 

おばけ

2007年10月18日 | Weblog
「まただよバースくん、出た出た!!」と社長が言えば、「相手にしないで下さいよ!出た出たおばけなんか・・・」とボクが返事をする。「おばけ」は社内の隠語で、話ばかりで結局は実を結ばない、つまりは仕事・売り上げにならないことを指している。この世の中どこで景気が緩やかに上昇しているのか知らないけれど、当社は出た出た「おばけ」ばかりが出現して本当に困る。昨日テレビを見ていてその「おばけ」という言葉をまた考えさせられた。亀田君本人のあの憔悴しきった様子はまさか演技ではあるまいと思うが、逆にあれだけ暴言を吐いていた同じ人間があそこまでなるのかと思うと、亀田君にはきっと得体の知れないほど大きな「おばけ」が目の前に立ちふさがっているのだろうと思った。実際みんな多かれ少なかれ自分の目の前の「おばけ」と戦いながら暮らしているのだけれど、その「おばけ」は常に大きいと思えば実は小さいし、小さいと思えば実は大きいものだ。そしてもっと言えば、実はその「おばけ」は自分自身に他ならないんだなきっと。亀田くんのお父さん!!そこんとこをまず息子たちに教えてあげてくださいよ!子供です!!教えてもらってわかることがまだまだいっぱいあるのです。今だにボクだってボクの「おばけ」に泣かされ、仕事をすれば仕事の「おばけ」にげんなりする毎日・・・、みーんな一緒です。