落語の「夢金」を金馬で聞く。それはそれは古い録音の上に、今どきはなかなか、かからない演目だし、ふんふんと話に引き込まれる。
一口に落語好きといっても、古典から新作まで噺は百様だ。ボクは結構なんでも好きだけれど、やっぱり芝居噺とか人情噺が好きかな、定番と言われようが「芝浜」「文七元結」「七段目」あたりなんて好きだなぁー。もちろん「中川家の人々」なんていうのも好き。
(あれ?!バースくんてば上方落語が好きじゃなかったっけ?!)あれは別格大所また別の話。好きの桁が違う。今日は上方落語ではなく落語の話。
で、話は戻って「夢金」。噺の中身は、強欲な船頭がその欲の深さのあまり、浪人の殺人強盗の片棒を担がされそうになるんだけれど、あわやでその襲われそうになったお金持ちのお嬢さんを助け、では大枚のお礼をいただくという話しになって・・・下げは「夢かー」となる。金馬以前のオチはもうちょっと下世話なものだったらしいけれど、この人がこの下げにしたらしい。
この「夢かー」の下げパターンの噺は他にもあるし、逆に「夢になるといけねぇ」というのもある。どちらにしてもボクはこの「夢」の下げはいい心持ちになる。なんだかほっと救われて、ぱっと光がさす感じ。
世の中いろんなこがあるけれど、いやなことは「夢だった」ということにして、明るい「夢」をみたいなぁー
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一口に落語好きといっても、古典から新作まで噺は百様だ。ボクは結構なんでも好きだけれど、やっぱり芝居噺とか人情噺が好きかな、定番と言われようが「芝浜」「文七元結」「七段目」あたりなんて好きだなぁー。もちろん「中川家の人々」なんていうのも好き。
(あれ?!バースくんてば上方落語が好きじゃなかったっけ?!)あれは別格大所また別の話。好きの桁が違う。今日は上方落語ではなく落語の話。
で、話は戻って「夢金」。噺の中身は、強欲な船頭がその欲の深さのあまり、浪人の殺人強盗の片棒を担がされそうになるんだけれど、あわやでその襲われそうになったお金持ちのお嬢さんを助け、では大枚のお礼をいただくという話しになって・・・下げは「夢かー」となる。金馬以前のオチはもうちょっと下世話なものだったらしいけれど、この人がこの下げにしたらしい。
この「夢かー」の下げパターンの噺は他にもあるし、逆に「夢になるといけねぇ」というのもある。どちらにしてもボクはこの「夢」の下げはいい心持ちになる。なんだかほっと救われて、ぱっと光がさす感じ。
世の中いろんなこがあるけれど、いやなことは「夢だった」ということにして、明るい「夢」をみたいなぁー
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