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日本統治時代の海水浴場、開場100年超に 記念の雑誌創刊

2019年05月07日 | 高雄
 
地方文化誌「西子湾」の創刊イベントに招かれた地元出身の80代の女性(左、中央)




西子湾海水浴場



(高雄 7日 中央社)日本統治時代に開かれた南部・高雄市の西子湾海水浴場が開場100周年を迎えたのを機に、西子湾の歴史や文化を伝える地方文化誌「西子湾」の出版が企画され、6日に同市内で創刊号がお披露目された。

西子湾は台湾海峡に面し、夕日が美しいことで知られる。1917(大正6)年に海水浴場が開かれ、名高いレジャースポットとなった。文化誌は同地の歴史や文化を発掘しようと地元の観光文化協会とホテルが共同で編集、出版を手掛けたもので、創刊号では海水浴場を特集し、地方史に詳しい専門家の文章や多数の写真を通じて時代の変遷を紹介する。

発表会場には往年の様子を知る地元の人々も招かれ、幼少期に家族と一緒によくバスで訪れたという88歳の女性は、児童プールや浴場、食堂、喫茶店などもあり、いつでも大勢の人で賑わっていたと思い出を語った。82歳の女性は、景色が良く設備も整っていたことから官舎や民家が多く、自身の親族も同地に別荘を構えていたと振り返った。
  

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中国、台湾のWHO総会参加を今年も妨害 外交部「最も厳正な抗議」

2019年05月07日 | 台湾ニュース
 
世界保健機関(WHO)会場



(台北 7日 中央社)台湾はスイス・ジュネーブで20日に開幕する世界保健機関(WHO)年次総会に3年連続で招かれなかった。出席手続き締め切り日の6日、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は定例会見で、「一つの中国」原則の維持に言及した上で、中国は台湾のWHO総会出席を認めないと決定したと述べた。中華民国(台湾)外交部は同日、中国による「横暴な妨害」だとし、「最も厳正な抗議と強い非難を表明する」との報道資料を発表した。

台湾は2009年から16年までWHO総会にオブザーバー参加していたが、17年と18年は中国の圧力により出席できなかった。

耿爽報道官は、台湾がWHO総会に「中華台北」名義で参加していたことに触れ、「一つの中国」を原則とした「92年コンセンサス」の下、両岸(台湾と中国)間の協議によって実現させた特殊な配慮だったと説明。中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官も、民進党が92年コンセンサスを認めていないとした上で、台湾がWHO総会に参加できないのは「完全に民進党当局の責任だ」と述べた。

外交部はこれらに対し、「台湾は国際社会が称賛する民主国家」だとした上で「台湾は台湾」「中国の一部ではない」と報道資料で主張。台湾のWHO総会や関連イベントへの参加について、すでに多方面から支持を得ていることにも言及し、中国政府の邪悪な本質を正視するよう国際社会に呼び掛けた。

米国務省は6日、台湾の国際機関への有意義な参加を支持する立場を改めて表明。また、台湾が国際保健や安全、法執行のネットワークから締め出されることで抜け穴ができ、悪意のある者に利用されかねないと指摘した。

呉ショウ燮外交部長(外相)は同日、外交部と衛生福利部(保健省)は参加に向けて最後まで努力を続けると説明。出席できなかった場合も、台湾は会場の外で他国の代表と会談や交流を行う方針を示した。(ショウ=金へんにりっとう)
 

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新竹―桃園空港間の直行高速バス、年末にも運行開始へ

2019年05月07日 | 臺灣のバス
 
新竹のバスターミナル「新竹転運站」



(新竹 6日 中央社)北部・新竹市と桃園国際空港(桃園市)をつなぐ直行高速バスが早ければ今年末にも運行開始される。林智堅新竹市長が5日、明らかにした。市民や市内で働く人の利便性向上が期待される。同市交通処によれば、毎日24往復を予定し、深夜や早朝にも運行される。

公共交通機関を利用して同市から桃園空港に行くには、電車、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)のいずれの場合でも途中でバスや桃園メトロ(MRT)などに乗り継ぐ必要があった。桃園空港への直行バスは、海外旅行をする市民に加え、台湾屈指のIT企業集積地である同市の新竹サイエンスパーク(科学工業園区)で勤務する従業員の海外出張に伴う利用も見込まれることから、市が交通部(交通省)に申請を行い、先月承認を得た。

海外出張を年2、3回するというサイエンスパークで働く女性は、海外に行く際の交通手段の選択肢が増えると喜んだ。市内の大学に通う学生は、海外に行く予定のある学生や教員にとっては便利になると語った。
 

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越境の中国漁船から冷凍豚肉31キロ 全て押収、廃棄

2019年05月07日 | 台湾ニュース
 
中国の漁船から見つかった冷凍豚肉=淡水海巡隊提供



(新北 6日 中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)艦隊分署淡水海巡隊は5日、北部・新北市沿岸で越境していた中国漁船を発見した。操業していなかったが、船内から冷凍豚肉31キロが見つかり、防疫当局に連絡。豚肉は全て押収、廃棄された。中国では家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」(ASF)のまん延が深刻で、台湾は侵入防止に力を注いでいる。

同隊は、台湾本島最北端の岬、富貴角沿岸18.7カイリ(約35キロ)地点で同船を発見。船体番号が塗りつぶされており、同隊の巡視艇が停船を命じたが拒否して逃げたため、立ち入り検査を実施。漁獲された魚などは確認されなかった。

同隊の蘇振義副隊長によれば、同船の船長は豚肉について船員の食料だと説明。だが、中国ではASFが猛威を振るっているため、同船を抑留し港で調査した。行政院(内閣)農業委員会動植物防疫検疫局の職員が港に向かい、船内の消毒を行った。

越境と船体番号の塗りつぶしについては、両岸(台湾と中国)間の交流のあり方を定めた「両岸人民関係条例」に基づき同船に処罰を科す見通し。豚肉に関しては、台湾に持ち込む意図はなかったため、肉の廃棄だけで処分は科さないという。
 

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クロツラヘラサギ、花蓮に飛来 一列になって捕食

2019年05月07日 | 台湾ニュース
 
花蓮県・花蓮渓河口の湿地で一列になって捕食するクロツラヘラサギ






(花蓮 6日 中央社)絶滅危惧種クロツラヘラサギの群れが一列になって捕食する光景が5日正午前、東部・花蓮県の花蓮渓河口の湿地で地元の愛鳥家に撮影された。18羽の群れは行儀よく列をなして一歩一歩前進し、可愛らしい姿を見せた。

この湿地は国の重要湿地に登録されており、重要な野鳥の生息地にもなっている。行政院(内閣)農業委員会がまとめた絶滅の恐れがある野生生物のリストで、クロツラヘラサギは絶滅の危険度が最も高い「ランクI」に指定されている。
 

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中国で「居住証」取得の台湾人「初期段階で約10万人把握」

2019年05月07日 | 台湾ニュース
 
大陸委員会の陳明通主任委員



(台北 6日 中央社)北京当局が昨年9月から台湾人居住者に発行している「居住証」について、台湾の対中政策を所管する大陸委員会の陳明通主任委員(閣僚)は6日、初期段階で把握している人数は約10万人だと明らかにした。居住証を取得した台湾人に対し、台湾での届け出を義務付ける制度を今後設ける方針で、届け出なかった人には過料を科すという。立法院(国会)内政委員会の答弁で述べた。

居住証は、中国に就業や就学で滞在している台湾人への発行が認められるもので、取得した台湾人には中国人と「同等の待遇」が与えられるとされる。台湾ではこの制度をめぐり、取得者の戸籍の抹消や公民権の制限などの対抗策を講じるべきとの声が上がっており、行政院(内閣)は取得者の台湾での権利を制限する措置を検討する姿勢を示していた。

陳主任委員によれば、取得者の人数は発行当初は公表されていたが、最近は公表されていない。台湾では居住証取得の届け出に関する制度を策定中で、無届けの場合の過料は1万~5万台湾元(約3万5000~18万円)となる見通し。具体的な金額は調整中だという。

台湾人による中国での居住証取得について、大陸委員会は寛容な態度だとした陳主任委員。一方、居住証取得者が公職に就く条件として、居住証を手放してから一定期間経過する必要があるとの見方を示した。期間については5年や10年などの意見が挙がっており、現在協議中だとした。
 

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本物「海自カレー」堪能して 京都、護衛艦や航空隊がレシピ提供

2019年05月07日 | 京都のニュース
 
まいづる海自カレーのスタンプラリーでプレゼントされる景品



舞鶴を母港にする海上自衛隊の艦艇などで食べられているカレーを京都府舞鶴市内の飲食店で味わえる「まいづる海自カレー」の2019年度の取り組みが始まっている。主催する舞鶴商工会議所はスタンプラリーの景品を一新し、新たな参加者を呼び込む。

 まいづる海自カレーは17年度からスタートした。各店は護衛艦や第23航空隊などからレシピの提供を受け、店ごとにそれぞれの部隊や艦艇などが認定したカレーを出している。17年度は1万4178食、18年度は2万1504食が販売された。

 3年目となる今回は11店が参加。カレーを食べて各店のスタンプを集めるスタンプラリーの景品について、スタンプ7個をオリジナルハンドタオル、全11個を装飾用の認定皿に変更。3個の缶バッジはデザインを海自舞鶴地方隊のオリジナルキャラクター「マイチ君」と「マイコちゃん」にした。11個を集めた人の中から抽選で30組60人を舞鶴地方隊見学ツアーにペアで招待する。

 舞鶴商議所はスタンプラリーの台帳になっているチラシを1万3千部作製。市商工観光センターや各店舗、まいづる観光ステーションなどに置いている。

(京都新聞)
 

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府が伝統産業の設備投資に助成金

2019年05月07日 | 京都のニュース
 
京都府は、西陣織や京友禅などの伝統産業について、生産設備の新設や増設に最大で500万円を補助する制度を設け、産業の振興を進めたいとしています。

京都府では、伝統産業が需要の伸び悩みや担い手不足などといった課題に直面しているとして、西陣織や京友禅、清水焼、京うちわなど、34の工芸品を指定して販路の拡大などを後押しする取り組みを進めています。

こうした中、府は、こうした工芸品の製造業者が商品開発や生産基盤の整備のために行う設備の新設や改修などを補助する制度を設けています。

対象となるのは、産地組合に加盟している業者や、組合から推薦を受けた中小企業で、設備の新設や増設には補助事業の15%を上限に最大で500万円を、また更新や改修、希少な道具の整備には3分の1を上限に最大で250万円を助成します。

また、帯などに使う金や銀の細い糸の製造など、特定の業者が廃業してしまうと産業全体が打撃を受けてしまうケースは、設備の更新や改修でも最大500万円を補助するとしています。

申し込みは来月4日までで、府は、こうした取り組みを通じて伝統をつなぎ、産業の振興を進めたいとしています。

NHK
 

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後七日御修法 京都・東寺で特別公開

2019年05月07日 | 京都のニュース
 
曼荼羅の映像が投影されている灌頂院の会場(京都市南区・東寺)



真言宗最高の儀式とされる後七日御修法(ごしちにちみしほ)が営まれる東寺(教王護国寺、京都市南区)の灌頂院(かんじょういん)(重要文化財)で、堂内の特別公開が行われている。薄暗い堂内にはミラーボールの光とともに曼荼羅(まんだら)の世界を表現した映像が投影され、幻想的な空間となっている。

 堂内の西側に「金剛界」、東側に「胎蔵(たいぞう)界」の曼荼羅の画像が映し出される。曼荼羅の世界を立体的に表現したとされる東寺講堂の仏像群も盛り込まれ、密教の教えや諸仏を分かりやすく伝える。

 芸術家集団「ミラーボーラー」が作成した照明やミラーボールも配置。堂内の壁面に星空のような光が照らし出され、神秘的な気分に浸ることができる。

 東寺が東京の企業と連携した企画で、東寺の三浦文良執事(61)は「曼荼羅の世界に身を置いて、密教を体感してもらいたい」と話す。5月25日まで。拝観料500円(小学生以上)。

(京都新聞)
 

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尊王攘夷の志士眠る「十七烈士の墓」台風被害 京都、修繕費募る

2019年05月07日 | 京都のニュース
 
昨秋の台風21号の被害に遭った「十七烈士の墓」(大山崎町・天王山)



幕末の禁門の変(1864年)で敗走し、天王山で自決した志士たちをまつる「十七烈士の墓」が昨年9月の台風21号で損傷したのを受け、京都府大山崎町の住民らでつくる団体「天王山勤皇十七烈士顕彰会」は、修復費の寄付を募っている。29日には墓周辺の倒木を運び出すなど歴史遺産の復旧に努める。

 十七烈士の墓には、福岡・久留米にある水天宮の宮司だった真木和泉守ら尊王攘夷(じょうい)派の志士17人が眠る。同会は志士の功績や墓の歴史を後世に残そうと、10月に招魂祭を営み、墓の清掃や講演活動などにも取り組んでいる。

 昨秋の台風で墓周辺の木が大量に倒れた。慰霊碑は大きな被害を免れたが、墓の石柱は不安定な状態で、墓を囲む石の垣根も一部崩れた。同会は昨年、山への立ち入りが禁止されていたため墓参りもできなかった。墓石などの修復には約100万円かかるという。

 倒木の運搬作業は午前9時~午後3時。宝積寺に集合した後、天王山の墓周辺に積まれている、玉切りの倒木を腰掛けにしたり、近くの集積所へ移したりする。申し込みは25日まで。弁当は同会が用意する。同会事務局長の中田貞之さん(71)=同町大山崎=は「会の高齢化が進み、元気な人の力を貸してほしい」と話す。

 修復費の寄付は5月まで呼び掛ける。問い合わせは中田さん090(3940)1213。

(京都新聞)
 

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子ヤギ4匹が仲間入り、性格も「4匹4様」 京都のふれあい牧場

2019年05月07日 | 京都のニュース
 
家畜舎で干し草を元気に食べる子ヤギ
(綾部市位田町・綾部ふれあい牧場)



綾部ふれあい牧場(京都府綾部市位田町)に23日、子ヤギ4匹が仲間入りした。すべて女の子で、うち2匹は双子。人懐っこかったり、慎重だったりと性格も「4匹4様」で、大型連休の人気者になりそうだ。

 4匹は茶色いトカラ系で生後1年。兵庫県丹波市の牧場で生まれ育ち、体重20キロ弱と小柄でかわいい。市が、観光牧場としての魅力向上を目的に導入した。ふれあい牧場の家畜は、ヤギが6匹、ヒツジが3匹となった。

 この日、家畜舎に入った子ヤギ4匹は中をうろうろ。3匹は干し草をすぐ食べたが、1匹は慎重に様子見をしていた。大型連休中は家畜舎でのみ公開。100円でニンジンの餌やりができる。

(京都新聞)
 

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キリシマツツジ見頃 滋賀・石山寺

2019年05月07日 | 京都のニュース
 
キリシマツツジ見ごろの参道






大津市石山寺1丁目の石山寺で、参道のキリシマツツジが真っ赤な花を咲かせている。訪れた参拝客らが次々と足を止めて写真を撮っていた。

 新緑の木々が茂る参道の両脇には、樹齢約150~200年のキリシマツツジが並んでいる。東大門をくぐった先を鮮やかな赤で染め、コントラストを際立たせている。

 家族で訪れた地方公務員の男性(32)=大阪府東大阪市=は「こんなに真っ赤な花は初めて見た。新緑に映えてとてもきれい」と話していた。

(京都新聞)
 

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台湾の夜市で中国本土客に対するぼったくりが横行

2019年05月07日 | 台湾ニュース



2019年5月6日、環球網は複数の台湾メディアの記事を引用し、台北の士林夜市で中国本土からの旅行客に対する「ぼったくり行為」が頻発していることを伝えた。

記事はまず、「普段、中国本土をおとしめる記事を書く民進党寄りの台湾メディアでさえも、この『ぼったくり行為』を『消費者を食い物にしている』と批判している」と紹介。その上で、東森新聞網などが4日付で、「SNS上では、士林夜市で中国本土からの客向けにカットフルーツ1袋が1000台湾ドル(約3800円)で売られていたと投稿されている」と報じたことを伝えた。この投稿者は、「この袋の中にはパイナップル、メロンなどがほんの少し入っていただけ」とコメントしているという。

また三立新聞網が、ネットユーザーのコメントを引用し、このような「ぼったくり行為」について「台湾の名声を傷つけ、恥ずかしい」と批判していることを紹介。同紙は、台湾の市民が1000台湾ドルで売られていたフルーツについて「高くてもせいぜい100元(約380円)ぐらいのもの。やりすぎだ」とコメントしていることを紹介した。

この他、台湾のTVBSによると、台湾政府は士林夜市の「ぼったくり行為」を調査し、今年1月に44件を取り締まり、総額5万2800台湾ドル(約20万円)の罰金を徴収したという。しかしあるネットユーザーからは「44件でこの金額なら、1件当たりの罰金はせいぜい1200台湾ドル(約4500円)。1000台湾ドルのフルーツを2袋売れば済むじゃないか。何の抑圧にもならない」と批判の声が出ているとした。

一方、SNS上では「この『ぼったくり』を暴露しているのは中国本土の人ではなくて、台湾の他の露店の人たち。信ぴょう性については確認が必要だ」と、フェイクニュースを疑う発言もあるという

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金門島訪れた中国からの客が過去最高に

2019年05月07日 | 台湾ニュース



中国でメーデー連休が始まった1日、中華民国(台湾)が実効支配する金門島には中国から訪れた人が1日当たり過去最高の延べ9023人に達した。ただし、禁止されている豚肉や同加工品を持ち込もうとして、通関を認められなかった人がいた。台湾メディアの中央通訊社が1日付で伝えた。

金門島は福建省泉州市の沖合い数キロメートルの位置にある。中国と台湾本島の往来の解禁である三通(通商、通航、通郵)に先駆けて、中国との往来の「小三通」が実現した地でもある。

中央通訊社によると、金門当局は1日の中国客の受け入れ数について、2001年1月の「小三通」開始以来最多の延べ9023人だったことを明らかにした。

問題も発生した。午前9時44分着の船便で中国から到着した男女2人の荷物をX線で検査したところ、中に農畜産品らしいものがある影が確認できた。2人は否認したが、荷物検査を行ったところ、200グラムのハムがあった。

中国でアフリカ豚コレラが流行し、深刻な被害が発生していることがあり、台湾は禁止している豚肉および豚肉加工品の持ち込み阻止に力を入れている。発覚した場合には、所有権の放棄はもちろん、20万台湾ドル(約72万円)の罰金を支払わねばならない。

男女2人は、20万台湾ドルを支払う能力がないとしたので、午後11時発の便に乗せて中国に戻されたという。台湾の権益責任者によると、「小三通」が始まって以来、肉製品を持ち込もうとして発覚し、罰金が支払えないために入境が認められなかったのは3例目という。

中国でアフリカ豚コレラがまん延していることがあり、台湾では中国人による豚肉や加工品の持ち込みに強い関心が寄せられている。台湾への持ち込みだけでなく、日本に持ち込もうとして阻止された例も報道されている。台湾では、食肉加工品だけでなく、持ち込みが禁止されている野菜や果物類を持ち込もうとする事例も後を絶たないという。

検疫場所で所有権が放棄された食品類は、設置させられた「込み箱」に捨てられ台湾当局の関係者が処理、処分する。これまで報道された記事について「スーパーだと思ったら、税関だったのか」「生物化学兵器だと疑う合理的な理由がある」「宣戦布告なしの生物化学戦争だな」などの書き込みが多く寄せられたこともある

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尼僧像修復で皇室の「秘めた思い」に光 尼門跡ゆかり真如寺

2019年05月07日 | 京都のニュース

修復を終えて4体そろった尼僧像。
右から本覚院宮、高徳院宮、仙寿院宮、月鏡軒
(京都市北区・真如寺)



真如寺(京都市北区等持院北町)に安置されている17~18世紀に作られた尼僧像4体の「素顔」が、国際日本文化研究センター(西京区)のパトリシア・フィスター名誉教授(日本美術史)の調査で見えてきた。劣化が著しかった尼僧像の修復に伴い、1体の像内に収められた大量の墨書が見つかり、これまで不明だった1体の墓所も特定された。江戸期の天皇が、早世した娘をまつったことに始まる尼僧像。そこに秘められた思いの一端がのぞく。

 「忘れられかけた物語を多くの人々と共有できることを何よりうれしく思います」。3月8日に日文研であった自身の教授退官記念講演をフィスター氏はこう締めくくった。「京都の尼僧像にそそぐ光明」と題し、「5年の尼僧像修復が終わろうとするタイミングで、このような時を迎えることができて大変な喜びです」と感慨深げに語った。

 尼僧像4体は、全国でも数少ない尼門跡寺院である宝鏡寺(上京区)の歴代住職を菩提所である真如寺にまつったもので、こうした尼僧像が4体そろって並ぶのは珍しいという。うち3体は天皇の娘で、1656(明暦2)年に後水尾天皇が、早世した娘である仙寿院宮[せんじゅいんのみや]の像を安置したのが最初とされている。

 調査で訪れたフィスター氏が、ひび割れなど劣化が著しかった様子を見て文化財的価値を各方面に訴え、修復に必要な助成金を調達。明治期以来約100年ぶりの修復を実現し、4月に完了した。23日に真如寺で記念法要があり、フィスター氏が研究室長を務める中世日本研究所(上京区)の所員や修復を手掛けた美術院国宝修理所(下京区)の技師ら関係者が参列。真如寺の江上正道住職(46)は「平成の終わりに美しい姿を取り戻し、感無量」と感謝の言葉を述べた。

 修復とともに行われた調査で、尼僧像の実像が浮き彫りになってきた。

 最後に修復された仙寿院宮の像を解体したところ、中に約100枚に及ぶ墨書が収められていた。そこには、経文の一節や和歌が紙の両面に繰り返し書かれていた。フィスター氏は「仙寿院宮が練習で書いたものではないか」とみる。

 20代半ばで亡くなったとされる仙寿院宮。「あまりに早すぎる死を悲しんだ周囲の尼僧たちが、仙寿院宮の部屋にあった墨書をそのまま像の中に収めたのではないか」。フィスター氏はそう指摘する。「通常なら捨てられる文書だろう。謎に包まれた尼門跡寺院の信仰のあり方を物語る貴重な史料で、解析を進めたい」

 唯一分からなかった尼僧の墓所も判明した。

 真如寺境内には、木像としてまつられている4体のうち皇女である仙寿院宮と高徳院宮(こうとくいんのみや)、本覚院宮(ほんがくいんのみや)の3人の墓が宮内庁の管理で特別に区切られた一角に並んでいる。ただ、4体のうち唯一、公家の娘である月鏡軒(げっきょうけん)の墓が不明だった。

 フィスター氏によると、真如寺に残る古文書には月鏡軒が皇女3人の墓の前に埋葬されたことが記されているという。墓前には二つの小さな墓石が並んでいるが、刻まれた文字が風化で見えなくなっており、どちらが月鏡軒の墓なのかは分からない状態だった。

 フィスター氏は特別の許可をもらい、二つの墓石の表面にかすかに残る文字の拓本を取った結果、一方から亡くなった年月日が浮かんだ。その命日が別の人物であることが分かったため、もう一方の墓石が月鏡軒の墓であると判定した。「長い時とともに忘れられた記憶を復元できた」とフィスター氏は喜ぶ。「約100年ぶりによみがえった尼僧像の姿を通して、知られざる尼門跡寺院の世界を見つめ直す機会になれば」

(京都新聞)
 

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