ヨーロッパ・ラウンドが終了し、いよいよ終盤フライアウェイに入ったF1。
シンガポールGPはナイトレースです。
同じくナイトレースだったバーレーンGPは、正直暗かっただけという印象でしたが シンガポールは夜景も美しいので見ていて楽しいです。
アロンソがコースアウト。ポジションを戻さなければなりませんが、どこに戻るのか手間取っている様子も。
ピットからスタートのロズベルグは最後尾につけます。
2/61 1 ハミルトン ←2 ベッテル ←3 アロンソ ←4 リカルド ←5 ライコネン
9周目ぐらいから、そろそろ1回目のピットインが始まります。
12/61 ライコネンがピットイン。
レッドブルがWピットイン。
アロンソがピットイン。
ベッテル ← アロンソ ← ライコネンの順位は変わらず。
14/61 ハミルトンがピットイン。
レッドブルはベッテルにアンダーカット(先にピットインしてタイヤがあたたまっているので、タイヤ交換したばかりのハミルトンを抜くように)指示します。
しかし、 ハミルトンが戻ったのは、バトンの前。 ハミルトン ← バトン ← ベッテル
ロズベルグもピットインしますが、マシントラブルかスタートできません。結局リタイア。
上位勢が一通りピットインした後の順位は、
1 ハミルトン ←2 ベッテル ←3 アロンソ ←4 リカルド ←5 マッサ ←6 ライコネン ←7 ボッタス ←8 バトン
21/61 ハミルトンが、2番手のベッテルとの差を広げていきます。
25/61 アロンソがピットイン
26/61 ベッテルがピットイン。 アロンソの前でコースに戻ります。
31/61 ペレスのフロントウィングがなくなっています。セーフティーカー(SC)が入ります。
この間に上位勢はピットインしてタイヤ交換をすませます。
34/61 1 ハミルトン ←2 ベッテル ←3 リカルド ←4 アロンソ ←5 マッサ ←6 ボッタス ←7 バトン ←8 ライコネン
27/61 SCが戻ります。バトル再開。
52/61 ハミルトンがピットイン。ベッテルの後ろに戻ります。
ベッテルがあと1回ピットインするなら、ハミルトンがトップを維持するためには、ベッテルに26秒の差をつけておく必要があります。
ベッテルはタイヤが摩耗してきたのか、ペースが落ちています。
54/61 ハミルトンがコース上でベッテルをオーバーテイク。
56/61 1 ハミルトン ←2 ベッテル ←3 リカルド ←4 アロンソ ←5 マッサ ←6 ボッタス ←7 ライコネン ← 8 ヒュルケンベルク ←9 ペレス
F1は2時間以内に規定周回数(このサーキットなら61周)を回りきれない場合は、レース開始後2時間で打ち切られます(2時間ルール)。
SCが入ったり、天候が悪くて速いペースで走れない時などに、この2時間ルールが適用されることがあります。
このレースも、60周目で2時間経過したので、その時点での順位がこのレースの順位になります。
リザルト
1 ハミルトン(メルセデス)
2 ベッテル(レッドブル)
3 リカルド(レッドブル)
4 アロンソ(フェラーリ)
5 マッサ(ウィリアムズ)
6 ベルニュ(トロ・ロッソ)
7 ペレス(フォース・インディア)
8 ライコネン(フェラーリ)
9 ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
10 マグヌッセン(マクラーレン)
11 ボッタス(ウィリアムズ)
12 マルドナド(ロータス)
13 グロージャン(ロータス)
14 クビアト(トロ・ロッソ)
15 エリクソン(ケータハム)
16 ビアンキ(マルシャ)
17 チルトン(マルシャ)
リタイア…バトン(マクラーレン)、スーティル(ザウバー)、グティエレス(ザウバー)、ロズベルグ(メルセデス)、小林可夢偉(ケータハム)
ファステストラップ:1分50秒417 / ルイス・ハミルトン(メルセデス)
ベッテルが久々に彼らしいレースを見せてくれました。
ピット戦略が上手くいっていればスリリングなレース展開になったと思いますが、ハミルトンにコース上で抜かれてしまいましたね。
でも、ビッグネームががんばってくれるとレースが盛り上がります。
チームメイトのリカルドとの2-3フィニッシュでした。
アロンソは一時表彰台圏内を走っていましたが、やはり今年のフェラーリはパワー不足なのかな。
可夢偉選手は残念ながらリタイアでしたが、次の日本GPはぜひ走ってほしいですね