ずっと前にすんだことだからもう平気って 君は思ってるかもしれない
子供の頃のことだから、もう関係ない
二度と思い出さなければなかったのと同じ
でも、そうじゃないかもしれないよ
もしかしたら、きみはあのことを心の奥に封印しただけかも
あの時の痛みや悲しみは 二度と溶けない氷のように きみの心の奥底で固まっているのかも
ぼくを癒してくれたものを 君にあげるよ
きれいな楽しい音楽や
柔らかくてあったかい食べ物
変わった形の花
いい匂いのする葉っぱを
ちっちゃかった頃の君に
もしかしたらカチカチに凍っていた何かが
溶けて流れ出すかもしれない
すんだことじゃなかったんだ
どんなに時が経っても
終わってはいなかったと気づくこともある
古いいたみを体の外へ流し出してしまったら
今度こそ 本当に 幸せになろう
もっともっと幸せになろう