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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

F1 ハンガリーGP

2010-08-02 20:40:49 | モータースポーツ


 ハンガリーGPが行われるハンガロリンクは、何かとアクシデントが起きるコースです。
今年はどうでしょう。

 ポールポジションはベッテル、2番手はウェバー。
今回はレッドブル勢がフロントロウを独占です。
可夢偉選手はペナルティで最後尾からのスタートとなりました。

 前回はスタートでフェラーリ勢に抜かれてしまったベッテルですが、今回はトップを守ります。
3番手スタートのアロンソが、奇数列の利でウェバーの前に出ます。

1 ベッテル ←2 アロンソ ←3 ウェバー ←4 マッサ

可夢偉選手はスタートで7台抜き、16番手に浮上
15番手は順位を落としたバトン。
この二人はもう宿命のライバルですね

15/70 コースに大きなパーツが落ちています。セーフティーカー(SC)が出ます。
      懸命にアロンソに差をつけていたベッテルですが、これでギャップがなくなってしまいます。
      そこで、すかさずピットイン。マッサの前という、いい位置に戻ります。

他のチームも続々とピットイン。
クビサがコースに出て行こうとしたところで、スーティルと接触。2台とも動けなくなってしまいます。
ロズベルグはタイヤが落ちてしまいます。
ベッテルはSCに10車身以上の差をつけて走行したということで、ドライブスルー・ペナルティ。
ハミルトンは24周目にコースオフしてリタイア。
やはりアクシデントが起きるハンガロリンク

ウェバーはピットインせず、トップを走行。

1 ウェバー ←2 アロンソ ←3 ベッテル ←4 マッサ

ウェバーは十分な差を築いてピットインできるかがポイントです。
ベッテルも懸命にアロンソを追い上げます。

43/70 ウェバーがピットイン。アロンソの前でコースに戻り、トップをキープします。

56/70 やはりピットインせず引っ張ってきたバリチェロがピットイン。
      これで可夢偉選手が9位に上がります。
      最後尾スタートからポイント圏内に入りました!

バリチェロはシューマッハーの後ろでコースに戻ります。
必死にシューマッハーにアタックするバリチェロ。
シューマッハーは、ポジションを守るためにピットウォールに幅寄せ。バリチェロは、ウォール数センチのところまで追い込まれ、接触を避けるために芝生に出なければなりませんでした。
シューマッハーには、次戦ベルギーGPで10グリッド降格ペナルティが科せられました。
フェラーリ時代に因縁のあった二人。またちょっと後味の悪い出来事が起きました



 リザルト

 1 ウェバー(レッドブル)
 2 アロンソ(フェラーリ)
 3 ベッテル(レッドブル)
 4 マッサ(フェラーリ)
 5 ペトロフ(ルノー)
 6 ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)
 7 デ・ラ・ロサ(BMWザウバー)
 8 バトン(マクラーレン)
 9 小林可夢偉(BMWザウバー)
10 バリチェロ(ウィリアムズ)
11 シューマッハ(メルセデスGP)
12 ブエミ(トロ・ロッソ)
13 リウッツィ(フォース・インディア)
14 コバライネン(ロータス)
15 トゥルーリ(ロータス)
16 グロック(ヴァージン・レーシング)
17 ブルーノ・セナ(ヒスパニア・レーシング)
18 ディ・グラッシ(ヴァージン・レーシング)
19 山本左近(ヒスパニア・レーシング)

※ リタイア…ハミルトン(マクラーレン)、クビサ(ルノー)、ロズベルグ(メルセデスGP)、スーティル(フォース・インディア)、アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、

ファステストラップ:1分22秒362 /セバスチャン・ベッテル(レッドブル)


ポイントリーダーだったハミルトンがノーポイント、バトンもちょっとふるわなかったので、ポイントランキングに変動が生じました。
今回優勝のウェバーがドライバーズランキング1位。
コンストラクターズランキングも、レッドブルが1位になりました。
ウェバーは一度トップに立ったら絶対に譲らない、揺るぎない安定感がありますね。
今季一番安心して見ていられるのは彼のような気がします。
逆に、ハミルトンは安定感がありません。自分のミスでノーポイントに終わるレースが目につきます。

フェラーリ勢は、前回に引き続き好調。チャンピオン争いに望みが出てきました。
予選の速さ勝負ではなかなかレッドブルの前に立てないので、決勝でいかに上手いレース運びができるかがポイントでしょう。

可夢偉選手は見事な追い上げ力ですね。
予選の順位に関わらず結果を出す力があるので、これからも楽しみです