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HPA-NE5532w 完成

2013年01月25日 | AUDIO
NE5532を使った両電源の非常にシンプルな回路のヘッドホンアンプ,配線が完了し,完成しました。


回路は単電源に比べてコンデンサが省略されるなど,非常にシンプルに作れ,音質もかなり満足のゆくものとなりました。個人的にはお勧めです。
回路を再掲しておきますね。


SNSの仲間のja7jqjさんからいただいたもの。回路図と違って,実際には電源は単三電池4本*2の±6Vで駆動します。


基板図。赤い電源部分は仮のもの。配線をのばさないで,ジャンパーしないで基板に付ける方が良いです。
それから電源のコンデンサーもこの基板に付けました。

この基板のように電源部を左に,信号系を右寄りに配置しています。



実際にはこんな感じです。写真左の配線がごちゃごちゃしてます。反省。
それから信号系は2芯のシールドケーブルの切れ端を使ってます。これはごちゃごちゃしないで正解かも。


基板はものぐさをして,スペーサを使いませんでした。プラケースなら簡単なんですが,ケースがアルミなので,プラスチック板を付けて絶縁。これを両面テープでケースに付けました。(スタッドは高いんだもん!)


全体の配置。



Muscatさん設計のMP3プレーヤーから送り出して試聴。

ヘレン・メリル・・・・良いです。ジリオラ・チンクエッティ・・・声も弦もつやがあって良いです。
ブランフォード・マルサリスの「至上の愛」。録音の良さがはっきり出ます。
全体的に低音のエネルギーも高域の歯切れも良いし,弦のような連続音もがさがさしません。これだけシンプルなのに音が良いのは感激。


おしりはなんにもない。アダプタ電源で仮想中点で±6V~15Vなんてのも良いかもしれませんが,,,,


今回は回路だけでなく,すこしケースデザインにも凝ってみました。
フロントパネルは市販品ではなく自分でアルミ板を切り出し,ヘアライン加工をしました。2~3mmくらい厚い板を使えばもっと高級感が出るでしょうね。
また,1箇所だけですが,トグルスイッチをパネル付けにしないで,小判状の穴を開けて,8mmほど後ろへ沈めてみました。これは大橋さんがよくやる手法のまねです。
http://vicdiy.com/
なお,ケースはaitendoのものを使ってます。

もうひとつ,VRもパネルから後退して付けてみました。これらは加工難度が上がってたいへんですが,見てくれはぐんと良くなります。21mm径のダイアルに25mmの穴でダイアルと穴とのあいだが,2mmになりますが,それほど違和感はありません。ちなみにラックスのプリアンプC7のダイアルとパネルの感覚は4mmでした(関係ないけど・・・・)。
裏からLEDを付けてアクセントにとも思ったんですが,デザインが悪くないので,やめました。かえってけばけばしくなる気がしたのです。

ということで最後に,つけてしまった傷が何とも残念ですが,多少のノウハウも得ましたので,今後もこういった作業を取り入れた工作をしてみたいと思います。

ということで,HPA-NE5532w,完成!!
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