amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

クリップモーターと2極モーター

2021年12月05日 | electro_craft
いやあ・・・舐めたらあかんねぇ!!
孫のお兄ちゃんと一緒にフレミングの左手の法則とか,アンペールの右ネジの法則とか,確かめながら作ってみました。手持ちの素材で作ったのですが,結構難儀しました。よっぽどブキッチョ!?細かいところは私が(私もブキッチョ)・・・


M6のネジに3mmの穴を開けて左右のバランスを見ながらナットを固定。


テープを巻いてその上から手持ちの0.5mmポリウレタン線を巻き付けます。


途中で線がなくなってハンダで延長なんてこともしちゃってます。それでも150巻きが限度でした。もう少し細い線で,300回くらい巻きたいですね。材料がないのだからしかたないけど,,


適当なパイプに銅箔テープを巻き付けて,ブラシ(じゃない。整流子)にします。


巻きの方向を確認させて,どっちがN極になるか予想させ,方位磁針を近づけて確認。(写真がなかった!)


ブラシは羽交い締めにして,多少動かせるようにして,どの位置がいいのか確かめさせます。


クリップを延ばして簡易的なブラシに・・・
ブラシの位置を確認して,どっちがN極になるのか,アンペールの右ネジの法則で考えさせる。コイルの場合フレミングよりアンペールの方がわかりやすいようだ。教科書でアンペールが出てくるかは不明。


この段階で,ネオディウム磁石を取り出して,どの位置で回るのか確認。
回転子が楽に取り外しできるように,上から載せるようにしたのだけれど,磁石を真上に置くと勢い良く回ることは確認出来た。近づけすぎると軸が浮いちゃう。穴を開けた方が良かったか?

両サイドに置いて確認と思ったが,手持ちだとなかなか上手く行かないので,アイスキャンディーのバーで固定してみた。これがまた柔らかくてうまくいかない。しっかりした板で作らないと,磁石の力でボルトの方へ引っ張られてくつかっちゃう。


それでもなんとか回りました。マグネットの固定はもっとしっかりと厚い板でしないとダメですね。あとで作り直しかな・・


と,ひとまず2極モータは学習終了。

ちょっと余興で,クリップモーターも作ってみた。

0.5mmのポリウレタン線のあまりを10~12回巻き。
エポキシで固めた。実はこれで10時間経過。

ポリウレタンだと被膜が向けたのかどうか分かりづらいので,マジックで黒くして,カッターで被膜をはがす。

それでも分かりづらい。だいたい120°くらい剥いた。


あり合わせの台座にクリップをネジ止めして,実験。被膜のむき方が悪かったのか,真上や真下ではうまく回らない。


この位置がいちばん早く回る。

これもブラシの一種だと説明。ただ2極モーターのように極性が反転しないことを説明。反発⇒空転⇒反発の連続と話した。これも視覚的にアンペールの右ネジの方がわかりやすそうだった。


思ったより時間がかかったが,二日がかり。でも,「お話理科」で学ぶよりは手作業を含めてやった方が理解は進むと思う。教材(学習材)づくりはけっこう楽しい!

あとは3極モーターとか教材にないがブラシレスなども体験させたいなぁ・・・あとはアラゴの円板かな・・・
お兄ちゃんは顔出すの恥ずかしいそうです・・・
コメント