銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

ゴッホは、自殺ではない、他殺だと言う新説-1

2009-10-28 23:38:32 | Weblog
 その後で、・・・・・というのは、10月27日や28日に公開した、このブログ内の記事に出ていた、BSジャパンの番組のことですが、その中では、
・・・・・あっと驚く新説が披露されました。目をひん剥くとはこのことかと思うほど、びっくりさせられました。

 というのも、ゴッホは自殺ではなくて、他殺で亡くなったというのですから。

 また、決してあざといというわけでもなくて、慎重に論理は進められますが、それでも、一種のミステリー仕立てで進みますので、なかなか真犯人には到達しません。

 私はここで、誤解をして、<<<<<モーツァルトと同じく、前衛過ぎるので、フリーメーソンに殺されたのではないか、とうとうそれが、明らかになるのではないか>>>>>とさえ、期待をしたほどです。

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 テレビ東京は『美の巨人たち』という良質な番組をすでに、長く続けているので、こういう番組の作り方がうまくて、最終的な犯人と目される人物に到達するまで、他の人へ疑惑が向くような設定で、番組が進みます。

 まず、最初はガシェ博士という精神科医へ疑惑の目が向かいます。ガシェ博士は絵を描くのが好きで実際に絵を描き、ゴッホをオーヴェールに招いた人物でもあります。しかし、ゴッホの死後、数々の不可解な行動をとります。

 ・・・・・これも、ネタばれの一種ですが、番組が、相当よいものなので、ネタばれをしても、皆様が視聴をなさると信じて、書きますが、・・・・・・

 イギリス人の研究家によると、オルセー美術館に収められているゴッホの作品の中には、相当数ガシェ博士が、写真から再現した絵が含まれているそうです。オルセー美術館の方では、その件については今のところ、沈黙をしているそうですが・・・・・

 私は、この<<<<<ガシェ博士ガ、ゴッホの贋作を数々制作した>>>>>という説にも80%は賛成します。特に死後寝室から数々の絵を持ち出したというのは、暗殺して、それで、儲けようとしたわけではなくて、ゴッホの絵の、美術的価値に心酔していたからこそ、その模倣によって、自らの絵の、鮮明度=切れ味=を増すことに役立てようとして持ち出したと考えられるからです。

 ゴッホの死後数年後、評価があがり、値が付き始めた模様でしたが、それで、ガシェ博士、および一緒に持ち出した息子が何らかの金銭を得たとしても、今数十億円で売買をされている時代ではないのですから、高が知れている金額で、それゆえに、ガシェ博士は絵が特別に、好きなゆえに、こういう行動をとったという結論で終わり、

 暗殺とは、無関係だったことがわかります。

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 さて、その次にゴーギャンに入っていくのです。耳の件が、ゴーギャンであることを知らされますので、視聴者はまたもや、あやうく、ゴーギャンがやったのかしら? と戦慄をします。

 特にゴーギャンだけが、<<<<知人の中で、葬儀に参列しなかった唯一の人物であった>>>>>などというナレーションが、画面の中から、響いてくる段階では、本当に危うくそれを信じたくなってしまいます。

  だけど、真犯人は別に現れるのです。では、この続きは明日に。

      2009年10月26日   雨宮 舜(川崎 千恵子)



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コメント
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