国の食料自給率はカロリーベースで38%と目標50%から徐々に離れている。愛知県の平成28年度は12%、岐阜県は17%、三重県は42%です。豊田市に質問しても、国が「市レベルの数値は出されていない。数値目標は定められない。」、としている。しかし、農水省の「地域食料自給率」で、自給率計算シートがあり概略は簡単に所管ならできるはずである。市は総合計画など政策を数津目標で示している。しかし、優先順位の低いもの、「やる気」のないものは数値を示さない傾向が強い。つまり、評価は自己評価である。
豊田市は自動車産業の都市であり、農林業の面積の多い市でもある。これまで1次産業は国の政策を反映して衰退の一途である。TPPが締結され、さらに自国ファーストのトランプに押されて、日本の農業はますます危機に追いやられ、中山間地の衰退は止まらない。市は地産地消(地産地食)、ブランド化などを言うが、肝心の食料自給率と数値目標がないのが最大の問題ではないか。以前聞いた時は、15%ほどだった。