豊田の生活アメニティ

都市デザイン、街歩き・旅行、くらし

鶴各亭・百華庵

2016-03-13 | traveling, town walking

 3月9日雨、毎日文化センターの隠された庭園巡りに行きました。今回は鶴舞公園内の鶴各亭と百華庵です。
 説明によれば、移築後放置されていたのを最近整備したそうで、露地庭園とは茶室に入るまでの庭園。茶室は4畳半で1対1、主人と客と付き人だけの密談の場所とか。にじり口は武士が刀を降ろすためとか。露地には飛び石、灯篭、手水鉢・つくばいなどがある。茶室にはトイレ(雪隠)がある。煎茶を飲むこともあり、6畳間もある。さらに、書院に付けて造るように時代で変化してきた。天井は網代が多い。床の間、床柱や花掛けなど色々流儀があるようだ。灯りは自然光を重視し、風流を楽しむのが文化人であり贅沢であろう。愛知は茶どころであるが、文化人が少ない。木造建築をやる研究者も少ない。池泉回遊庭園は奈良の依水園が原点とか、ぜひ行ってみたい。
 帰り際、講師とガイドが飛び石を踏まず、苔を平気で踏むのを見てがっかりでした。参加料が3回で七千円ほどはちょっと高いですが、色々な情報はもらえました。この後、揚輝荘へは都合が悪くなり、キャンセルしました。公園内にあるレストランは予約客で一杯でした。(写真は鶴各亭より庭を眺めたところ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする