「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

アオダイショウ

2005年06月12日 | 田舎暮らし
 6月の草の勢いはすごい。来週は交通安全協会の道の草刈り作業の日。草が伸びてくると、カーブなどの見通しも悪くなるため、車を運転する人総出で作業することになっている。ただし、ほとんどの場合、この日の前に自分の家の周辺は草刈り作業を済ませておいて、当日は残った場所の草刈りをするのが慣例になっている。
 そんなこともあって、今日は家の周辺の草刈りをすることにした。うちの周囲は、かつて緬羊を飼っていたときにあちこち牧草の種をまいたので、草取りの世界ではなく、草刈りの世界。ただし、家の周りは物がごちゃごちゃしていたりして、草刈り機では刈りにくい箇所が多いので、鎌で刈る。刈り始めたら、家の周囲にごちゃごちゃ置きっぱなしになっている物が気になり、片づけを始めたり何やらで、結局、道の草刈りまでは全く行き着かなかった。
 そうしたら、大きなアオダイショウを発見。ブログにする以前の日記に書いた、風で吹き飛んだ鶏小屋の横に併設した餌置き場に住んでいたやつかもしれない。鶏の餌のこぼれたのをねらって、ネズミがかなりたくさんいて(『14ひきのねずみ』みたいに大小いろいろいて、いかにも大家族)、そのネズミを餌にしているようだった。鶏小屋が吹っ飛んで、ネズミとアオダイショウはどうなったかと思っていたのだけど、まだちゃんと住み着いていたんだな(ちなみに、小屋は180度ひっくり返ったまま、位置だけは元のところまで引きずり上げてあった。でも、鶏は春になって外に出してやったときに、動物にやられてしまった)。
 おなかの一部がすごく膨らんでいて、どうも餌を食べたばかりのようす。腹ごなしにゆっくり休んでいたいところを脅かしてしまって、悪かったな。
 その後、家の周りに沿って移動したらしく、戸の隙間から玄関の中に入っていた。子供の友達が遊びに来て、玄関を開けた途端、大きな蛇がいたので、びっくりして裏から報告に来た。昔の家なら、普通に天井裏に住みついていたのだろうけど、今のツーバイフォーの我が家の中には住みついていただく場所はない。丁重に外に出ていただいた。