「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

気のスポット分杭峠と森林セラピー

2005年06月09日 | 田舎暮らし
 今日は気持ちよく晴れた。こういうときに風景の写真も撮っておこう。写真で遠くに見えるのが、最近「気」のスポットとして人気の分杭峠。何でも中国の偉い気功の先生に見てもらって折り紙付き(?)の癒やしのスポットなのだそうで、隣村は「気の里」で売り出している。ゼロ磁場だとか、ちょっとうさんくさそうな話もかなりあるが、その場所に行くと、気を感じて手がびりびりしたとか、病気が治ったとかいう話もあるらしくて、とても狭い場所なのに、週末などは大勢の人が訪れるらしい。
 村の人に言わせると、大鹿のどこそこにもっと気の強い場所があるとか、何とかこの隣村の「気」の人気を村の観光にも利用したいと思っているようだ。私も気のスポットには行ったことがあるが、そのスポットはもちろん、分杭峠自体も見晴らしがよく、とても気持ちのいい場所であることは確か。でも、そんなに人が大勢いるのだったら、本来の気も乱れるように思うし、ほかにももっと穴場的な場所があちこちにあるんじゃないかな。
 林野庁や厚労省もオブザーバーになっている森林セラピーのプロジェクトでは、森林浴で癒やし効果の期待できるセラピーロードやセラピー基地を認定するのだそうだ。県内でもセラピーロードの候補地に6市町村が選ばれたと、昨日の新聞にあった(ちなみに隣村は含まれていない)。これから、リラックス度などを現地実験するそうだが、森林の価値がもっともっと見直されるといいなと思う。