日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

日本のロック

2017-12-20 | Weblog
ギュイーン、チュイーンとギターが遠吠えするようなロック。
月夜の狼の遠吠えのようなエリック・クラプトンのリード ギターの音色が仄暗いバーの空気にとけていくかのよう。
While my guitar gently weeps。
そんな一杯。

「せっかくなのでロックで」
「ならば、チェイサーにソーダをお持ちしましょう」と供されたのは一杯のジン。
複雑な香りと味わいを持つ魔酒 ジン。
アブサンもカンパリもラキも飲めるし、好きだしのあたしが唯一好きではないと公言するのがこの酒であり、それはナゼなのかと話せばながーい、ながーい物語になると思われ、寝物語途中の寝落ちになるから割愛するけど。
ジンを避け、よけて跨ぎ、遠巻きにしていたジンなき我がジンセイに一杯のジンを!

注ぎ込むますと、
あら、不思議!
While my guitar gently weepsが聴きたくなったという訳。





ジンよ今まで避けててすまぬ、すまぬとグラスを干せば、ほとんど形が変わっていない氷がゴロンと残るばかり。して、「君の名は?」



ROKU
日本らしい6種のボタニカルを桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子をとかしこんだクラフトジン





透明な液体に溶け込むのは冷たい狂気、馥郁たる陶酔、淡い幸福、一途な熱意、風味づけの今日の後悔と少しの苦労がとけていそうな今日の一杯。
飲み込むには確かにロックでROKUがよい。
飲みつけぬginで、しかも流行りのクラフトジン日本の!とくればこのくらい大仰な心持ちで飲みました宣言してもいいよねー。

コメント
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