立て続けに「ほころび」を発見する。
ビックリ、残念、淋しいな。
というのもお気に入りの洋服のほころびが次々とね。
お気に入りゆえに仕方がない。
それだけ着倒してますから。
たいていのものはちょいちょいと直して繕って復活させております。
だけど、もうどうしようもない・・・どうにもならない。
一枚は黒のタートルネック。
そしてもう一枚も黒のニット。こちらはスクエアネックのもの。
ちなみにタートルは同じものをもう2枚。
スクエアネックのものは色違いでもう2枚。
これでいかにお気に入りかがわかってもらえるよね。
タートルは冬の間じゅうほぼ、毎日といってもいいぐらいの活躍。
だから一枚なくなっても困ってしまう。
ぼろぼろになる前にとお店に行ってみたら、時すでに遅し。
売り場は既に春が到来しておりました。
黒の長袖タートルネックのニットはもうありません。
あった!と思ったら半袖・・だし。
来シーズンのお買い物はこのニットから始まります。
これはなんとかなる。
だけどなんともならないのがスクエアネックのニット。
同じものは手に入らない。
似たようなものも見当たらない。
このニットは7年程前に買ったもの。
春秋は一枚で、冬はタートルの上から重ね着をして着ていたぐらい。
襟ぐりもきれいにあいて、袖は七分丈。
あたしの理想のニットはこの形。
何度も何度も繕ったのだけどついにダメになりました。
洗濯をくりかえしてぺらんぺらんになってしまった。
ここまで大切に着てきたものだから捨てるのはホントに勇気がいるの。
同じものが買えるのなら欲しいと思うし、売ってたら間違いなく買うね。
何枚あってもいいし、5年後にも着ていたい洋服たちなのでした。
さすがに取って置いてもどうしようもないのは分かっているのにね。
「えい」とゴミ箱に捨てられない。
こんなところで「捨てられない」という性分が出る事に驚く。
頂き物の使える新品、趣味でないものは心置きなく捨てられます。
もう使い道がないぐらいヨレヨレなのに気に入って買ったものは捨てられない。
なんだか・・・
既にゴミ化したものにこんなに執着するとはね。
ここぞ!というところで着ていたお気に入りの洋服。
その洋服を着ていい笑顔で写った写真をみるともう捨てられない。
捨てられない症候群の人ってこういう心境なのかしら。
着道楽といわれるあたくしですがやはり基本の洋服があるからこそ、
挑戦できる洋服もあるのだ。
あたしのワードローブの「基本のキ」。
シンプルでオシャレでもない「キ」の洋服たち。
大切にしたいな。