本日のエッセイは、昨日公開の「郷里の実母からの“両脚が動かなくなった”との電話」の続編の形となるが。
我が家の場合 実母は自身が地方公務員を定年まで勤めた関係で、老後資金を次世代の娘等々に依存するとのことは無い。(これに関しては、よく出来た母親であることを娘として認めている。)
ただ、ここで言っておきたいことがある。
我が家の場合、実母の夫であった父親が69歳時点で急死したのに伴い、実家(この私はその家には住んだことはないが)を売却した際の相続金の全てを実母が“独り占め”したとの経歴がある。
これに関しては、経営法学修士を取得している次女の私は、当然ながら姉と共にその相続権があることを熟知していた。
ところが、実母が執った行動とは。
その家屋の売却金の全てを、娘たちには何の相談も承諾も無く“自分のもの”としたのだ!! (参考だが、米国暮らしの長女である姉はそういう事象にはまるで無頓着と言うのか、早い話が無能のため、何らの反論も届かなかったようだ。)
これが判明したのは、実母が家屋売却に当たり利用した不動産会社経理担当者より、「相続放棄に関する手続き書」が我が手元に届けられた故だ。
その書面を見ながら、(実母も一言、娘にその旨言ってくれていたら良かったのになあ…)と感じつつ、黙ってそれに署名捺印した。
その後も実母に直接会う機会が何度かあれども、何らの一言も無い!
これに関して、以前から仲良くしている実母の妹である私の叔母のさっちゃんと、電話で話したものだ。
さっちゃんが私からその話を聞いて、驚き果てて曰く、「えーー。〇ちゃん(私の事)お父さんの一銭の相続金も受け取って無いの!!!」😱 😵
ただ、この件に関しては、私も「それでいい」と妥協した事実をさっちゃんに話した。
それを聞いたさっちゃん曰く、「我が家など、全ての相続を長男・次男に平等に実施して法律の定め通りの相続金を手渡したのよ。」
さっちゃんは、そもそも頭が良いし勉強家だし、その手の業務を完璧にやり遂げる能力を備えた人材だ。
それに比し…
我が家の実母。 食っちゃ寝て体重ばかり増やしている割には、何らの努力もせず、事ある毎に「私は公務員じゃ!」とえばり腐るばかりで…
そもそも さっちゃんと比して、姉妹と言えども元々備わっている頭の良さ、性格、人格の程がかけ離れている存在だ…
まあこの私だって、よく言えばさっちゃんタイプだし。😷
とにかく自身の稼ぎが多い人生を歩んで来て、食いっぱぐれることも無いし。
という訳で、実母の“しうち”を知らぬふりして受け入れる決断を下したものだ。
それにしても。
実母は、そうやって父親の遺産を独り占めした事実が、次女である私にバレているとは思ってもいないのか??
あるいは、あの子だって自身でいい稼ぎしつつ生きてるし、更には良家に嫁いで良き暮らしをしているのだから、実母の金銭的面倒をみて当然!!、との思考なのか???
未だに、一言も自宅売却益を独り占めした話題を決して持ち出さない実母である…
しかもだ。
米国の姉が人格的に扱いにくい人間であることを一番熟知している実母は、決して(金銭面も含め)姉の世話になろうとはかけらも考えていない様子だ。
最後に、次女の私に言わせてもらうならば。
米国暮らしの姉の“人間性の欠如”を十分に把握している実母は、上述の如く決して今後 長女である姉の世話になろうとはしていない。
そのため、昨日のように自分の身体が持たない(昨日の電話によると両脚共々瑕疵が発生して歩行困難事態)となると、依存してくるのは次女の私だ!
さすがにこの私も実母の魂胆をわきまえていて、前回の如く「腰椎骨折したから今直ぐ来い!」なる手には絶対に乗らなかったのだが。
とにかく実母は施設入居の身にして、まずは施設の専門家に相談するべき、なる我がアドバイスを聴き入れたのか。
本日は何らの連絡も無い事実に、安堵し清々している次女の私だ。