原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

横浜みなとみらいへの小旅 (人形の家編)

2015年05月29日 | 旅行・グルメ
 (写真は、横浜の博物館 「横浜人形の家」 に展示されていた人形の中で、昨日原左都子が一番“気に入った”人形を掲載したもの。)


 私が一見して上記写真の人形を“お気に入り”になる理由など、自分自身が既に分析済みだ。

 とにかく、スリム体型であること。
 そして、華奢な手が私自身とダブる。
 しかも、前髪を垂らしているところも私そっくりだ!

 いえいえ、決して私本人は少女時代よりこれ程可愛らしかったはずはないが、これぞ我が理想の外見姿だったような気分がそそられる思いだ。


 冒頭から私感を展開して恐縮だが、昨日の小旅は 「横浜人形の家」を訪れるのも一つの目的だった。

 と言うのも、「横浜人形の家」がオープンしたのは私が横浜に住む以前のことだったと記憶している。
 一度は訪れたいと欲しつつ、独身時代は多忙に明け暮れる日々を過ごし、当該ミュージアムを訪問する事が叶わなかった。
 時が流れ、娘を産んだ後も横浜を訪れる機会は数多かったが、どういう訳か「人形の家」を訪問する機会が得られずして今に至っている。

 そして昨日、いよいよその地を訪れる機会を我が“積極的意思”にて持てたのだ。

 平日である事が幸いしたのか、横浜人形の家内はほぼ我々親子のみだ。
 しかも、館内は「(フラッシュ撮影禁止)との条件付きで写真撮影OK」との事でもある。  そんな恵まれた条件下で、特に娘は館内を写真撮影しまくった様子だ。

 
 館内に入って気が付いたのだが、「横浜人形の家」に展示されている人形の数たるや実に物凄いものがあるのだ!
 それを特に感じたのは、2階ワールドフェステバル会場に行った時だ。 世界中各国の人形達が所狭しと陳列されているのに加え、我が国日本各地の郷土色豊かな人形達も美しく展示されている。

 更に3階へ行く手前で見つけたのが、冒頭写真にて紹介した人形である。
 この人形に関する説明書があったのか否かに関する我が記憶が朧であるものの、”バービー人形”の隣に展示されていた事実を思い起こすに、おそらくそれ位の昭和の時期に作成された人形なのであろう。
 そうだとすると、現在の若年層女性にも浸透しているファッション感覚がこの時代に作成された人形から感じられるのが凄い!

 3階にまで上がると、「コレクションモール」と題して、西洋と日本を比較した芸術性に優れた人形達の展示や「人形師の工房」が展示されている。

 企画展示室では、NHKにて放映された「シャーロックホームズの世界展」の展示があった。
 残念ながら当該番組をさほど視聴していない私としても、劇中で人形が使った“小道具”類の展示には唸るものがあった。

 「横浜人形の家」博物館の素晴らしところは、小劇場(全席147席)の「あかいくつ劇場」を抱えている事実だ。
 実は昨日も当該小劇場にてピアノの生演奏が披露されていたが、我々は残念ながら時間不足で端折ってしまった事をお詫び申し上し上げたい思いだ…。


 当博物館のミュージアムショップは1階に位置するが、残念ながら私が欲した(冒頭写真)人形の「レプリカ」は販売されていなかった。
 もしも今後、当該ミュージアム経営団体にミュージアムショップを維持可能な財力があるのであれば、たとえレプリカであろうが“売れそうに思える”人形がショップにて多数販売されていてもよいのではないかと、残念に思った次第だ…

横浜みなとみらいへの小旅 (マリンタワー編)

2015年05月29日 | 旅行・グルメ
 (写真は、横浜マリンタワー展望フロアより撮影した 山下公園。 右手に見える大型船は氷川丸。)


 6月が近づき蒸し暑い陽気の昨日、私は現在大学4年にして就活戦線真っ只中の娘を誘って、横浜みなとみらい地区へ小旅に出かけた。


 横浜には花の30代独身時代に7年間ほど居住した時期がある。

 晩婚後は当該住居を賃貸物件として昨年まで活用していたため、年に何度か仲介確認等々の用件で横浜に出かける機会があった。
 昨年賃借人選択に大失敗しオーナーチェンジ物件として売却後は、その失敗の痛手を引きずる身として「横浜」の印象が一気に悪化してしまい、自ずと足が遠のいていた。

 あれから1年が経過しようとしている今、そろそろ花の独身時代を過ごした「横浜」に行ってみる気が湧いてきた。
 ちょうど就活中盤戦に入ろうかとの娘が、昨日ならば時間が取れるとのことだ。 “グルメ三昧”を第一目的として、東京メトロ副都心線から乗り入れ直行で、東横線とみなとみらい線経由にて横浜を訪れた。


 上記写真は、横浜マリンタワー展望台から撮影した山下公園の風景だ。

 私が横浜に居住していた頃の山下公園とは、浮浪者の格好の住み処となっていて公園と言えども薄汚れた場だった印象がある。
 昨日マリンタワーから眺めた山下公園は、一転して緑が美しい公園として生まれ変わっていた。
 後に下に降りて山下公園内を散策してみると、外国人観光客や近くの市民の憩いの場として機能している。 主都東京の大規模公園ほどの混雑もなく、それぞれが海を眺めつつ公園内で寛ぐ姿に癒される思いだ。


 昼食は、山下公園の真ん前にあるマリンタワー1階に位置するイタリアンカフェ&ダイニングでグルメを楽しむ事とした。
 上階の展望台は修学旅行中の生徒達等県外からの旅行客が圧倒的多数のようだが、1階のカフェはどうやら地元の人達が多い様子だ。
 山下公園に面したテラスが人気のようだが、多少海風が強いこともあり、我々は室内窓側の席で山下公園を見ながらイタリアンを楽しむ段となった。


 (横浜みなとみらい小旅は、次回、次々回へと続きます。)