団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

私の内側上顆炎は治るのに10カ月

2014-02-13 10:02:58 | 健康・病気

タケちゃんが右肘の内側上顆炎になったのは、柔道整復師の専門学校に通っていた6年前の冬のことでした。長年の暴飲暴食の生活で低下した体力を少しでも回復しようと、授業が終わったあと、学校の体育室で筋力トレーニングを続けていました。

鉄棒にジャンプして飛びつき、両手を大きく開いて懸垂を5回したら、右肘の内側に軽い痛みが起こりました。負荷を下げて続ければ、改善すると思い、2~3回にしたり、ぶら下がりだけにしたりしました。半月が過ぎたら、運動するときに痛むだけではなく、押すと痛みが起こる圧痛が生じたことから、学校に併設された整骨院で施療を受けました。

前腕を内側に捻ると痛みが増すため、回内筋腱の炎症と評価され、低周波を当てる施療を受けました。だが、その後も痛みは改善しません。学校の図書室で内側上顆炎の治療に関する本を何冊も読みました。その結果、実行したのが内側上顆につく前腕屈筋群のストレッチと等尺性運動でした。

内側上顆炎は野球肘と呼ばれ、カーブなどの変化球を投げると、肘を内側に捻るため、前腕屈筋群の起始部に炎症を発症します。ストレッチは右手のひらを返し、それを左手で押さえて前腕屈筋群を伸ばします。これを30秒。30秒以上のストレッチをすると、起始部は十分に緩まるとされています。

そして、等尺性運動は右手のひらを上にして前腕を上げようと力を入れ、これを左手で押さえます。肘は動かしません。等尺性運動を10秒間続け、これを10回。ストレッチと等尺性運動で1セットです。私は体育室のエアロバイクを30分間、漕いだ際、右腕だけでなく、左腕でも行いました。

エアロバイクでは両手が手持ちぶたさになるため、続けられてのでしょうか、体育室でエアロバイクに乗ると必ず1セット以上実行しました。そして、10か月後、ある日、気がつくと右肘の痛みが消えていました。

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