団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

「バカ野郎、ひき殺すぞ」と自転車の男性

2013-05-30 09:28:14 | 健康・病気

東京・下町の実家に戻った時のことです。生鮮品スーパーに買い物に行こうとして、横断歩道が赤信号なので立ち止まっていましたら、後ろからきたおばさんがそのまま渡ろうとしました。青信号で走ってきた自転車の中年男性とおばさんが接触しそうになりました。男性が大声でわめきました。「バカ野郎、ひき殺すぞ」。そう叫んで走り去りました。

大阪では、信号無視の歩行者、自転車は良く見かける光景ですが、「ひき殺すぞ」とわめく自転車やドライバーは見たことがありません。先日も、赤信号を無視して二人乗りの自転車が飛び出しましたが、青信号の乗用車はクラクションも鳴らすことなく、スピードを落として自転車をやり過ごしました。とはいえ、東京では信号無視で横断歩道を渡る人も自転車も少なく、私が見たおばさんは例外のケースです。

大阪の人が東京へ出張したときに驚くのはホームで電車待ちをする人たちがきちんと列をつくって並んでいることです。もう一列の後ろに並んだら、次の次の電車を待つ列と知ってびっくりしたという話も聞きました。これに対して、大阪の駅のホームでは、JRの大阪駅、三ノ宮駅、京都駅、私鉄の梅田駅、難波駅などを除くと、列をつくって並ぶ人たちは少ないようです。

そうです、列をつくらなくても電車に乗れるからです。私が大阪勤務になった昭和50年代は私鉄の難波駅では、電車が到着すると、周辺から乗客が押し寄せ、ドア付近で人波をかき分けるように乗車する光景がみられましたが、現在では、列をつくって並んでいます。その方が乗降がスムーズにいくからです。

東京では、人口の密集度が高いため、交通ルールを守らないと、人や車の流れが滞るのです。時折、ルール違反の歩行者が現れると、「バカ野郎、ひき殺すぞ」とわめく人が出てきます。そう考えると、適度の人口の密集度で、ルールを無視する人が出てきても、車や自転車の判断で大事に至らないですむ大阪の街は「人間らしい街」と前向きに受け止めています。

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