認知症予防の専門医、広川慶裕さんは「自分は認知症ではないか、と疑っている段階ならば、回復できる可能性は大きい」と指摘します。そのうえで、五つの行動が見られたら、もの忘れ外来・認知症外来を受診するよう呼びかけています。
NHKラジオの健康ライフ「認知症を予防しよう」の中で、広川さんは五つの変化に注意するよう訴えます。
①いつも何かを探している②約束や予定を忘れる③相手が何を言っているのかわからず、会話にならない④行動力がなくなり、自宅にこもりがちになる⑤やさしい漢字が書けない、思い出せない(やさしい漢字は自分の住所や名前、小学校で習う漢字など)
私は漢字が出てこなかったりすることはありますが、自分の名前や住所が書けないことはありません。五つの変化が私に出てきたら、もの忘れ外来を受診します。家人にも伝えます。