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昨日は、
財政が厳しいので エアコン(冷暖房)設置工事で市費30億円使うなら、
今のサービス、または、これからの事業など何かをやめる覚悟が必要
と申し上げました。
財政状況について 12年前との比較 がこれです。
この12年間、福祉費用は伸びる一方です。これからも増えます。
しかし、実は平成19年度をピークに市税収入は減り始めているのです。(平成19年度比で、平成25年度は-40億円)
福祉だけどんどん膨らみ
その他のもの(土木・教育・衛生・・・)みんな減らさざるを得ない状況なんです。
そうやってやりくりしている現状です。
何かを新しいことをやるには、何かをやめないといけない状況です。
平成12年度予算 → 平成26年度予算
福祉費(民生費) 222億円(27,1%) 440億円(47,9%)
環境・清掃(衛生費) 124億円(15,1%) 104億円(11,3%)
教育費 112億円(13,7%) 86億円(9,3%)
まちづくり、道路 143億円(17,5%) 74億円(8,1%)
公園(土木費)
クーラーと暖房は一緒で工事しますが、億単位のお金が掛かります。今、富岡公民館のエアコン工事をしていますが、やはり1億9000万円の工事費です。狭山ケ丘中学の場合、クーラー相当分は1億4000万円でした。
クーラーは温暖化を助長しますが、内装木質化は環境を回復します。予算は内装木質化の方が安いです。狭山ヶ丘中の純然たるクーラー費用1億4000万円、内装木質化は1億円の予定でした。できれば中学校15校に、というのが最初からの目標でしたが、もちろん財政の工面ができなければ、工事はできませんし、もちろんやりません。