「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

劇場版遊戯王の原画展に行ってきました。・2

2016-05-14 22:18:37 | きょうのできごと
これもめっちゃ今更やけど、続き。


グッズを買って、再び行列に並んで、入った二周目。
社長の等身大(なのか?めっちゃおっきいわ社長!)パネルのとこで、社長の挨拶が聴けます。最初にそこに着いた時は途中だったので、しばらく待ってまた始まるのを待ちました。
一応横に「代表取締役社長からのご挨拶」ってタイトルのパネルがあって、そこにセリフが書いてあるのね。ああ、忙しい人はこれをさらっと読んで進むってこともできるんかな~と思ってたんだけど…
いざ始まると、なんか、パネルと違うの!!w なんというか、社長、もっとふくらましてしゃべってて、…メモとか取ってないからちゃんと覚えてないんだけど、「最高!最強!大盛況!! ワハハハハハハハハ………!」とか絶対書いてなかったからね!!もうなんか、まわりの人と一緒に笑いをかみ殺すのが大変でしたね…!(いや別に映画館じゃないから笑ってもいいんだけど、なんか社長の可笑しさって目の前で爆笑する感じとは違うよね?)
あれ、設定?ではパネルの言葉が例えば一応事前に用意されてた「台本」とかそういう感じで、社長がしゃべってるうちにテンションあがってきてああなった、って感じなのかしら。そうやったらすごい…ってかそうしかないよな!?台本だって本当に形式的挨拶って感じでもなく、ちゃんと社長節だったんですよ?
もうさー、こんなサービス……出だしから、ありがとう遊戯王…!って感じだった。

そんなんじゃ済まないんだけどね、全然。


人物紹介も当然のように社長トップ。さすがKC主催です。ありがとう。下に貼ってある映画内のセリフも全部社長のじゃんか!…ありがとう。
映画のシーンがパネルになって並べてあるコーナーで色々思い出して感動しつつ…いよいよ原画展示コーナーへ。

…私、「原画」って本当に初めて見たんですけど……す、すごいね。
めっちゃ線が綺麗、社長も遊戯達も皆どの瞬間もふつくしい。

そして想像よりいっぱい!壁に並んでた。
その一つ一つにまた、加々美作画監督の?指示がエンピツ書きで残ってたり、やりとりがあったりしてすごく、すごくおもしろい。
ていうか見るのめちゃ大変でした。
おもしろいんだけど、おもしろいからこそじっくりみたくて、でも普通にスゲー混んでて…!見てる時間も長かったけど、「前の人が見てるのを後ろで待つ時間」も結構長かった…。いや、前の人がトロいとかそういうのじゃ全くなくてね?別に穴が開くほど凝視しなくても、普通に見るだけでも時間かかるもの…。
多分、(その時にはそこまで思い至らなかったけど)あの展示数に対してあの場所の広さというのは、「足りなかった」んだと思います。混雑するから見るのにも時間かかっちゃうし。
…でも…そう思っても…たくさん並べてくれたことに感謝しかないです…。本当にありがとうKC…じゃなくて、リアルに企画して下さった皆様…。
だから、ゆっくり見れるように、原画集を、どうしても、お願いします…。言い値で買おう…言ってくれ…(←社長のマネしてます)。


アニメは、一枚一枚の絵からできてる、なんて、知ってるはずなんだけど。
改めて、そのものすごさに、ひれ伏したくなった。
見るのなんて簡単だけど、あれは、こうやって誰かが一枚一枚描いて、そしてできてるんだ…。

「原画」の用紙は、よく見ると細かいシワ?というか押さえた跡?みたいのがいっぱい残ってた。
たくさんの人が、何回もこれを手にして作業してたんだなって、思った。この完成形(←原画の)になるまでも何度も描きなおしだってあるだろうし…。

噂の社長の「あの」ドローのシーン。ここの部分の原画はパンフにも一部載ってたりします(加々美作画監督のインタビューのとこ)。「フン☆」かわいいよね。「ぬオオオオオオオーーーー!!」も。
全部ありましたよ。
すごかったです。何枚あったっけ?数えとけばよかった。あのドローのとこは全部かがみんが描いてはるそうです(私もあんま「原画とは?」とか知らずに行っちゃってもったいないんやけど、原画って、ああいう細かい動きはあんま描かない…んだよね?それは動画描く人の仕事だもんね)。

あとシーンごとに桑原監督のコメントがあったのもすごくよくて…もうこれほんと良かったので原画集には是非あのコメント達も載せて欲しい…。うち記憶力ないからちゃんと覚えられなかったけども!…あの、なんだっけ…。遊戯と社長のデュエルのとこで、ラストらへんのとこ……遊戯のしたこと、社長のすることが「あんなの本来絶対ありえないことなんです」みたいなことが書いてあった。その言葉にその時は全然ピンと来てなかったんだけど、「ああ…」ってわかってから映画見ると、もう…、たまらなくてね…。
社長の表情、原画だけで本当に泣き崩れそうになった。必死で我慢したけど。

それに、ありがたいことに、「かっこいい社長」の方が断然多くて……本当、幸せな空間過ぎた……。その線だけの、まだ影の指定だけで一見不思議な色が載ってる社長だけで、何度でもドキッとするし、うっとり見てしまうし、改めて惚れ直すくらいに本当にかっこよかった。そんなかっこいい社長が、いっぱい、いっぱいいた。
そして相変わらず指がふつくしい…。さすがかがみん。

「絵」ってすごいな、って思った。
私の愛する海馬瀬人社長は、こうやって一枚一枚の「絵」でできてる。最初はマンガの原稿の上にいらっしゃったけど、うちが知ったのはアニメで動いてる姿だった。
そんな「絵」の社長のために、笑ったり、泣いたり、真剣に惚れたり、あまりのカッコよさに恥ずかしくなったり。
頭抱えて号泣したことだって何度もある。今だってその生き方には憧れる(真似はできんが)。
いっぱい感動をもらった。「絵」に。
「絵」ってそういうパワーがあるんだって、思った。
私も描けるようになりたい、って思った。…今までも何度か思ったことはあると思うけど、人生で、一番強く、思った。
大阪に帰ってきてから真っ白のノート(というか、自由帳)を買った。ちょっとずつでも練習して上手くなりたい。幸せな気持ちの真ん中で思ったことは、ずっと忘れないで覚えておける。続けておけば…。


和希神の原画は別格扱いになってて、さすが!と思った(一枚一枚がゴージャスな額に入ってる)。遊戯がデュエルディスク、セット!するシーン。
見てる時は私、どこが先生の作画とか全然気にしないで見てたので…(ってか全くそれどころじゃないんです…)、「(へえ、ここやってらしたのか)」って思ったんだけど、……ついこないだ3回目の鑑賞で気をつけてみてたら……、もう、すごい違うね!!びっくりした!!なんか…影の感じ?とかが前後のシーンと全く違う!特別感あってすごく素敵やと思いました!
…んで、それを踏まえて。
これは原画展にはなかったし、公式側からも未だはっきりした言及はないけど、見た人のつぶやきでは見かけたことある気がするし…うちも3回目で確信した。
ラストシーン、和希神原画やと思う。多分、間違いないんじゃないかな?(原画集出た時、間違いだったら笑おう!ワハハハハ!)


あとモンスター!3DCGやから原画がない分、制作過程?とかの展示があった。すごすぎて何が何だかわかんなかったけど…。これにこういう効果を重ねてこう、っていうのを「映像」で紹介してくれてました。わかりやす……てか、ものすごい手間をかけて作られてる、ってことはすごく伝わった…。
あんまりモンスターデザイン的な話はこの原画展にはなかったっけ?パンフだけかな。カオスMAXのとこ、「ドラゴン系のモンスターだとどうしても口からビーム!ばっかりになってしまって…」って書いてあるの、何度読んでもちょっと笑ってしまう。すいません社長がドラゴンばっかり使うから大変でしたよね…。

ああ、あと、原画の端とか別用紙?とかに書いてるメモが本当に興味深かった。「あの」ドローのとこで、カメラの方向がこうこう、こういう風に変わってます!みたいにちょこちょこ書いてあるのとか、遊戯と社長のデュエルで向かい合うとこ(CMでも使われてたとこかな?)、遊戯はこう、見上げる感じではなくまっすぐ前を見る感じで、とか。城之内の夢のとこで、ここはギャグパートだからもっと顔崩した感じで、とか…。藍神の見下し方の感じとか…。 いやあもう、本当いっぱいありました…原画集…ほんとお願いします…。
あと設定画の「真崎杏子17歳」には思い切り吹き出しそうになったwww 懐かしいなペンギン……!!


えーと…(入場の時にもらったKCの「ご案内状」見て頑張って思い出そうとしてる)


研究室って…、ああ、ブラマジガールのフィギュアとか飾ってあったとこか!かわいいよねえさすがに。あんまり今まで何とも思ったことなかったけど(すいません)、劇場版のブラマジガールめちゃかわいいと思いました…。青眼(どの青眼か忘れた)のビームを避けるシーンが何度見てもかわいい。
あ!あと、色紙があったんだ!アニメディアに載ってたスタッフさんの寄せ描き色紙の現物が飾ってありました。素晴らしかったです。
そうそう、そういや物販のとこにあった千年パズルのん。来た人が付箋紙に描いて貼ってパズルを完成させよう!ってやつ、上の方にはスタッフさんが描かれた付箋が貼ってあって、それは毎日固定されてたんだけど…

バクラに吹くwwwwwwww
って、そうじゃなくて、これとかね。色紙とかね。
なんというか……やっぱりスタッフさん達ってお仕事でやってるわけやから、監督とか、作画監督はともかくとしても…皆、そこまで入れ込んだりしないんだろうなって漠然と思ってた。
でも「遊戯王、大好きだ!」って書いてあったりするの、本当なんだろうなって、素直に思えた。原画とか、それに残された修正指示とか見て、そう思った。…これだけの情熱を注ぐんだもんね。好きじゃないとやってられないとこだってあるだろうなあ。
あと上の写真じゃ半分切れちゃってるけど、社長が好きでアニメーターになった、って…。そういう方だって当然いはるんだよねえ…。すごい…よねえ…。

本来なら知れるはずもなかった、制作工程。あれだってほんの、ほんっの一部なんだろう。だけど、見れて本当に嬉しかった。完成版の見方がだいぶ変わる…。


最後の、和希神のコーナー。ワープロ書きのプロットが展示されてて、ああ…ここから始まったんだなあと思った。
「遊戯王」だって、きっとこの方がこうやって考えたところから始まったんだなって思うと、感謝しかなかった。
しかも開いてたページ、あの、社長の演説の部分だった。最初見た時は思わず笑ったけど、あれ、かなり重要な「メッセージ」なんやな…。社長の…。そして和希神の…。
絵コンテも書いてらっしゃってびっくり。パンフに解説が載ってた映画冒頭の「マルチバース理論」のとこ…私、あれ読んでもまだよくわかってなかったんだけど、コンテ読んでやっと意味がわかりました…。ありがとうございます…。
読み切りのカラー原稿とか、めっちゃ近くでまじまじ見てしまった。あと壁のアテム…!(読み切り表紙イラスト)すごかった。あの真っ白な壁にあのアテム、ってのがとても素敵で、考えた人ありがとうって感じだった。和希神のサインもかっこいい。
本当に…得難い体験だった…。往復の新幹線代なんて、気にならないくらい素晴らしかった。
…もしこの後、大阪とかに巡回決まったら泣いちゃうかな、とも思ったけど(新幹線代気になってんじゃねーか!)、うちなんかどれだけ泣いてもいいから、もっと、もっとたくさんの人がこの原画展を見れたらいいのにって思った。それにうちだって、もうこれで終わりなんて嫌だ…。また見たい…何度でも見たい…。


あ、本当のラストは「出張社長室」でしたね!
社長がお写真を撮らせてくれます!ってのは知ってたけど…「いいだろう!写真に収めるがよい!!」みたいなこと(ボイス付きで)言ってくれるとは思わずにまためちゃ吹きそうになりましたwww ありがとうございます社長!

ポーズつけて一緒に撮ってる方もいらしてうらやましかった…(そこまで度胸がなかった)。
もっとボイスの説明とかあるのかな?って思ってたんだけど、結局最初と最後だけでした。でもそれでよかったと思う。各所であったら絶対うるさかった(原画見てる間、遠くから何度も「ワハハハハハ……」って声が聴こえてたしw)。

そして撮影可能なこの最後の部屋にモクバのパネルが集結してるの、ほんと笑うわ…www

誰だよこれ考えたの…!最高かよ…!!
劇場版ってまあ、やってることがやってることだけに、社長がモクバを猫かわいがりしてるシーンがないのよね(社長めっちゃそれどころじゃないし)(え?そもそも猫かわいがりなんてしてない?でもDMじゃ寝てるとこにコートかけてあげたり丘の上で名前絶叫してたりしてたし!)。なんかあのお揃いペンダントだって外しちゃってるしさー…。
私は海馬兄弟の仲の良い様子がめっちゃ好きなので、若干そこは寂しかったんです。…しかしここにきてこれですよ。社長が企画した原画展の、最後の「社長室」に大事な弟のベストショット入れてる額を飾りまくり!!さすが社長!!モクバコレクションとか、スゲーやりそう!!!!!
ありがとうございます。思い切り反射して見えなくなっちゃってるけど、右下のモクバの表情がすごい好きです。DMでも何度も見た気がする「(兄サマ♪)」って表情です!セリフないけど得意げな、大きな兄サマを見上げるモクバです!いよいよ遊戯とのデュエル!ってシーンのやつです。


本当ありがとう、原画展…。楽しかった…!幸せでした…!
原画クリアファイルはさすがの私も使えないので額に入れて飾ります!「お土産セット」の色紙も額に入れて飾ります!!この感動を忘れないために…!

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