夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

霧雨の朝を迎えて・・♪

2006-06-26 08:31:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、静かな霧雨が降る朝を迎えている。

日中は、弱雨の1日となる。

この1月以来、私は藤原正彦・氏の本に触れることが多く、
昨日からは『数学者の言葉では』を読んでいる。
著者の日常生活の思いなどを綴られていて、表面上はユーモアをまじえて綴られているが、
行間から感じられる思想は深みがある。

先程から静寂な主庭の樹木を見詰め、このようなことを考えている。

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午後のひとときの睡魔・・♪

2006-06-25 17:37:00 | 定年後の思い
ここ4日間は、午後のひとときに眠くなる。

現役時代の最後5年間は、平日の睡眠時間は夜の12時過ぎで、朝は4時45分に起床して、
会社に通っていた。

勤務場所は出向先の物流情報センターであり、当日出荷作業が終えた後、
オンラインの端末機で当日実績を確認していた頃に睡魔に襲われた・・。
私は洗面所で顔を洗い、気を引き締めたりした。
これは日頃の睡眠不足と勤務の疲れに寄るものである。

最近の午後のひとときは、夜は睡眠時間は六時間以上は寝ているので、
やはり体力の衰え、そして束縛されない心の弛(たる)みかしら、と思ったりしている。

午後のひととき、本を読んでいると、30分を過ぎると寝てしまう・・。
昼寝の時間は1時間前後であるが、
本日も昼寝を終えて、こうしてぼんやりと綴っている。



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久々の庭の手入れ・・♪

2006-06-25 13:05:00 | 定年後の思い
この2週間ばかり庭の手入れを怠っていたので、
先程まで玄関庭の樹木の剪定と草抜きをした。

紫式部(ムラサキシキブ)は淡いピンクの花を付けて折、
群生して植えている紫露草(ムラサキツユクサ)が情感ある紫色の花が咲き始めていた。

半化粧(ハンゲショウ)は、ひとつの葉が白さに移り変わっていて、
梅雨の季節を教示してくれている。

こうした彩(いろど)りの中、健全な汗を流し、
休憩の合間、煙草を喫いながら見詰めている。

風呂からあがり、着替えていると、雨が静かに降りだしてきた。



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過ごしやすい日・・♪

2006-06-25 06:37:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、どんよりとした曇り空を迎えている。
日中は晴れ間となっているが、気温は27度前後なので、過ごしやすい一日となる。

昨日は小用が重なり、庭の手入れをさぼってしまったので、
今日の午前中に少しは手がける。
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穏(おだ)やかな晴れ間・・♪

2006-06-24 08:46:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、ここ数日は曇り時々雨の日が続いていたが、
朝から陽射しが差し込んでいる。

昨日の予報だと、どんよりとした曇り空の一日が予報され、
気温は23度前後で庭の手入れをする予定だった。

快晴の朝を迎え、家内は洗濯に良い機会と張り切っている。

私は煎茶の冷やしたのを呑みながら、
新聞、インターネットで『NIKKEI NET』を読んだ後、
テレビで天気予報を観たりしている。

日中は晴れ間で湿度50%なので、蒸し暑い27度前後、と報じている。

庭の手入れは、明日に延期して、買い物に出かけることする。

暑さの苦手な私は、快晴も嬉しい反面、余り暑くならないように、
と思ったりしている。

日照時間の少ない昨今、農作物の生育を考えると、
おかしなことを考えている自分に苦笑している。

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いつの日には・・♪

2006-06-23 18:53:00 | 定年後の思い
私達夫婦は、東京の郊外で一戸建ての築後28年近い古家に住んでいる。

程ほどの広さの庭に雑木を主体として樹木と草花を植えている。

定年退職後の2年生の身であるが、
結婚生活を始めて30年を過ぎたが,子供に恵まれなかった以外は、
ある程度人生設計としては順調にきている。

私は定年退職後、趣味の時間に没頭したいので、これら時間で過ごしている。
家内も家事以外は趣味の時間で一日が終わる。

ときおり、私共は共通の趣味の国内旅行に行くことがあるが、
日常の多くは、お互いの趣味の時間となっている。

家内が家事全般をしているので、
私は庭の手入れ、買い物、そして茶坊主に専念している。

私は亡き母の遺伝で、おしゃべりが好きなので家内とよく会話する。
特に夕食の時は、私は晩酌をするので、
お互いに1時間は、他愛ない話をしている。

過日、庭の手入れをしていた時、私は身体の衰えを感じてきているので、
いつの日かは、老人夫婦に相応しいマンションに移転、と思っている。

家内と以前話し合った時、片方が身体が不自由になる前に、
適度なマンションに移転しょう、とお互いに確約している。

一戸建てで樹木のうつろいを観るのが好きであるが、
いつの日か・・と思ったりしている。

昨今、新聞に添付されているマンションの広告のチラシなどを見て、
住居の間取りも重要であるが、マンションの敷地内にある庭園の樹木をみたりしている。



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藤原正彦・著作の『若き数学者のアメリカ』・・♪

2006-06-23 16:39:00 | 定年後の思い
私は藤原正彦・氏には、『読売新聞』、『文藝春秋』で随筆で読んでいたが、
著作者の全体の輪郭が見えたのは、
今年の1月に『国家の品格』(新潮新書)を読んでからであった。

著者は数学者であり、作家・の新田次郎・氏と藤原てい・氏の御子息と知った。

『国家の品格』に続き、安野光雅との対談集『世にも美しい日本語入門』(筑摩プリマー新書)を読んだ後、
新刊本として『この国のけじめ』(文藝春秋)を読み、
著者への造詣の深さを感じている。

これらの本に関しては、以前綴ったので省略する。

今回の『若き数学者のアメリカ』は、昭和52年11月に新潮社より刊行され、
文庫本となったのが昭和56年6月となり、重版を重ねている。

昨今の著作者のブームにより、本屋の店頭で見かけて、購入した。

最初に読む時さらっと速めに読み、
気に入ったり、感銘を受けた場合は、時間をついやして精読するのが、
私の読書方法である。

先程、再読を終えたところであるが、
著作の若き頃、ミシガン大学に研究員として招かれ、
そしてコロラド大学助教授となり、この間の3年前後の状況を描かれている。

著作の優れた視点からは、まぎれもなくアメリカ人と接触し、生活を送り、
様々な学生は基(もと)より、学者、周辺に住まわれる人々を通して、
アメリカの戦後のそれぞれの世代の相違、人種問題をさりげなく昇華させ、
ひとつの文明論となっている。

著作者が若い頃の書かれたエッセイの一冊であるが、
真摯な思いでアメリカを切り取った力量に驚いている。





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されど、夏の風物詩・・♪

2006-06-22 16:39:00 | 定年後の思い
家内と旅行の話を昼前にしていた・・。

私は夏の暑さは苦手であるので、余程の魅了される旅行企画でないと、
出かけるにはなれない。

家内が、越中八尾の『おはら風の盆』を観てみたいわ、と言った。

長年に於いて家内は、
毎年8月の上旬に行われる青森の『ねぶた祭』と秋田の『竿燈まつり』を観たみたい、
と言っていたので、過日旅行会社に申し入れをしている。

結果として、『おわら風の盆』も9月の上旬に行くことにした。

夏祭りは、その地にお住いの人々が、夏のひととき農繁期の合間の娯楽、と思っているが、
今や夏の風物詩として全国的に知られ、他の地域の人々が観て楽しむようになっている。

私にはある程度は想像は出来るが、
家内の長年の夢のひとつ、夏祭りを観よう、と妥協した。

尚、家内は祭りを観るのが好きな方なので、
昨年の12月上旬に秩父の『夜祭り』を私共は観たりしてきた。

この後、居間に今年初めて簡易ベットに横たわり、本を読んだ後、昼寝をした。

先程目覚めたが、昼寝のひとときの夢に、夏の風物詩が観られたかは、
想い出せず煙草をぼんやりと喫っている。


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降ったり、止(や)んだりする梅雨・・♪

2006-06-22 08:07:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、どんよりとした曇り空の朝を迎えていたが、
先程より雨が降り出してきた・・。

これからの数日間、雨が降ったり、止んだりする日が続くが、
23度前後で過ごしやすい。

九州の北部、中国地方は、強雨が予報されているので、
被害がなければよいが、と思ったりしている。

この一週間、私は文学に関して、思考していることが多い。

静寂な庭を観たりしながら、読書に最適な時であるが、
庭の手入れを怠っているので、樹木、草花が伸び放題が少し気がかりである。
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再び、触れると・・♪

2006-06-21 19:01:00 | 定年後の思い
家内と小雨の降る中、11時前に家を出た。
川沿いの遊歩道を歩いていたが、このような時間帯であったので、人影は少なかった。

川沿いの公園は、樹木の生い茂る時節、樹木、草花が伸び放題となっている。

雨が止んで、前方で公園の手入れをしている人達に出会ったりした。
ときたまの手入れより、今頃の季節は樹木、草花の生育がめざましい・・。

駅前で、家内は歯科医院で治療を受けている間、
私は『ドドール』でアイス・コーヒーを飲みながら、
水上 勉、瀬戸内寂聴の両氏による対談集の『文章修行』を再読した。

小説、映画、音楽などの場合、再び触れると最初に感じなかったことが、
行間から真意が見えてくることがある。

今回の場合は、この両者の対談で、発言に隠れた思いが私なりに解ってきたと思ったりしている。

帰路、雨上がりの中、紫陽花(アジサイ)の群生があり、花の色合いが心にしみた。
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改めて私のブログ・・♪

2006-06-21 08:18:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、どんよりとした曇り空となっている。

先程、小雨が降り出してきた・・。

私は日常生活で、このブログサイトに毎日3通は最低限、ここ数ヶ月投稿してきた。

このニ、三日に少し考え込んでいる。

日常の最優先として、ブログ投稿をしてきたが、
昨年の今頃の日に2通程度であったので、この日常生活配分に戻そうとしている。

綴ることが好きであるが、何より読書をしたり、音楽を聴いたり、庭の手入れに時間を使いたいからである。
自身の時間の配分を見直す時と思っている。

昨夜は、9時半から布団に横たわり、
藤原正彦・氏の『若き数学者のアメリカ』を再読した。
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小説は、娯楽になったが・・♪ ③

2006-06-20 15:50:00 | 定年後の思い
引き続き、読売新聞よ?E承④気擦督困④泙后?br>
笹糧は「意地悪な目」を持つ毒蛇になって、人にかみつくべきだ。
偏屈さこそ文士の本分であ?EΑΑ?br>小説家に対す?E鼎じ諺曚鬚Δ塑佞茲Δ文斥佞海∮?br>
【文学を真剣に志せば、
人から怖?E蕕察?E?E∈枷修冒覆┐蕕?E?E?br>賞をもらえば嫉妬さ?E⇒Э佑呂い覆覆?E?br>僕は嫁はん以外の話し?E蠅發い覆ぁ?br>でも嫌?E?E?E弌∪ぜ里匿佑剖瓩鼎韻?E㎠蕕いぁ?br>
人間に絶望した男女の愛を描いた1998年の直木賞受賞笹舜赤目四十八諾朶中未?E戞?br>世間から李壹した料理人の独白が物悲しい短編『漂流物』。
車谷氏の小説は、書かずにいら?E覆た瓦龍㎠咾?E砲△?E?br>
そ?E蕕虜覆蓮⊃慌亜悵ど?E押戞翕臚悄愡碍①戮覆匹旅イ④幣㌞發魏薪戮皺仔匹掘?br>笹糧の生き?Eりょう)《生魑魅》を乗?E椶気?E得犬濬个気?E燭④燭箸いΑ?br>
私小説の執筆を2年前、やめ?E叛?E世靴拭?br>今後は、新聞記事の片隅に掲載さ?E燭茲Δ淵縫紂璽垢筺?br>歴史を?E爐房茲辰榛覆鮟颪箸いΑ?br>
【誰だって生き?E仕Ⅳ蔑呂箸靴討寮交橘イ匹?E?br>そ?E蕕鮟颪い討い④燭ぁ?br>
さらに、
【文士という言葉は、もはや死?E世♤?br>僕はその死?E寮こΔ鮴犬④討い?E?br>小説はこ?E㎠蕁△泙垢泙晃箜擇砲覆辰討罎世Δ♤?br>僕は反時代的に生き、文士として死にたい】

軽佻(けいちょう)浮薄な言説が飛び交う現代を、
車谷氏の言葉は、鈍い光りで照らし出す。


以上が全文であ?E?br>
朝のひととき、私はこの記事を読み、考え込んだ。
先程、?Eい気覆㎜磴なⅣ帽圓辰浸癲△海?E蕕里海箸鮃佑海韻拭?br>
真摯に文学、小説を書き続け?E里砲蓮?br>過剰な物質文明を甘受してい?E?E椶鳳い董?br>笹慥の方には困難な状況と思ってい?E?br>
私の拙い読書経験からして、車谷長吉・氏のように隙間なく深く、真摯に文学を思考し、
取?E箸鵑任い?E箸牢飮碍鯑鵝甍奮阿六笋話里蕕覆ぁ?br>
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小説は、娯楽になったが・・♪ ②

2006-06-20 10:51:00 | 定年後の思い
今朝の読売新聞の記事を転記させて頂きます。

笹糧の車谷長吉?E60歳)が、自らの読書遍歴を伝え?E纏卜呂鯑?E討い?E?br>過魚昔名笹栓選んだ短編集『文士の意地』(笹緤社)に続き、
このほど書評的な?E検慂源里寮交橘?いきすだま)』(新潮社)を出版した。

口あたりのいい小説が蔓?Eまんえ?Eす?E罅?br>最後の文士を名乗?E圓亘粗♢任泙此?br>《文学とは、人の?E砲?E隼琉屬瓩魑瓩瓩銅蠅鮨④个垢發里任△?E?br>と?E舛靴討い?E?br>自分の読書経験と重ね合?E擦覆♢蕁?br>同著では徹?E靴討海了?E世㎠藝覆鮠匆陲靴討い∮?br>
肺?E砲鯢造犧覆了爐料宛紊鯢舛淦澱法愴瓩靴い世院戞?br>アラスカで?E蕕梗臧悗旅嗄辰箸靴真款殄覆鯆屬辰紳臘澆併辧愡杏い粒Ⅰ戞?br>魂の震えが伝?E?E椶☜造岼杰Г離屮奪♠ぅ匹澄?br>
愉帚昭如『?E汎住狄由?E戞羮綏鮗 憮凖據戮覆鼻?br>短編53編を選んで編集した『文士の意地』も?E世脇瑛佑任△?E?br>
【近代化が進む途中では社会にひずみが生じ、
貧乏や病気、思想的挫折など文学の?E燭△辰拭?br>だがそ?E蕕肋覆覆蝓⊂㌞發聾箜擇砲覆辰拭?br>自分の勉強と、古い笹緤をもう?E抛匹鵑任澆燭蕕帆Δ瓩?E嫐能颪Ⅶ呂瓩拭?br>と?E?E?br>
             《続く》
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小説は、娯楽になったが・・♪ ①

2006-06-20 09:54:00 | 定年後の思い
今朝の読売新聞を読んでいて、ひとつの記事に気になり、
ここ1時間以上考え込んでい?E?br>
【文芸】のコーナーに、

車谷長吉・氏 読書遍歴を本に

という見出しで、記者の待田晋哉・氏が著笹慥にインタビューをした?E未竜Ⅶ任△辰拭?br>
私は若い頃、小説家をめざしたが挫折し、
サラリーマンを?E狄Δ靴榛蓮△箸④Ⅳ?E㌞發紡个掘票圓里劼箸蠅領?E箸靴董?br>創笹惜かか?E?E諭垢忘脳紊硫礎祐僉燭い和嵯匹魏?Eいだ)い?E?br>
こうした思いがあ?E里如?br>著笹慥が『・・小説は娯楽になった・・』と発言さ?E討い?E里法?br>ひどく狼狽したりした。

            『続く』



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快晴の朝を迎えて・・♪

2006-06-20 07:44:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、快晴の朝を迎えて、ときおり吹く風が心地好い・・。

昨日は、日中は29度前後となり暑く、夜の7時でも熱気が残っているようだった。
10時過ぎに布団に横たわった時は、夏と違い、涼しさが感じられた。

私の場合は暑さに弱く、家内は寒さに弱く、
夏の時節、私はクーラーの冷気を頼るが、家内は体調によくないわ、
と毎年この頃になると《冷たい戦争》が起こる。

本日の日中、昨日より幾分低めの27度程度が予報されている。
私は、微風も伴って欲しい、と期待しているひとりである。

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