夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

10年、ひと昔・・♪

2006-06-10 17:20:00 | 定年後の思い
先程、昔の日記を見ていたら、ほぼ10年前、
家内の両親と川治温泉に2泊3日、
と綴っていた。
この時は、金曜日に振替休日を頂き、金曜、土曜日に観光ホテルに宿泊した。

あの頃は家内の父が体調が良く、私共4人は年に少なくとも1回は旅行に行っていた。

浅草駅で待ち合わせ、東武の特急を利用した。
私の通路に挟んだ隣の座席の若い女の子が、
CDウォーマンでスピッツ、カーペンターズを聴いていた。
CDのケースで解った次第である。

川治温泉は、その昔、火災があり、昔ほどの賑わいがなく、
散策した折も、
お義父さん、少し寂しいですね、と私は言ったりしていた。

その翌年に家内の父は、最初の入院をし、その後、入退院を2年ごとに繰り返し、
一昨年の秋、死去した。

10年前をふと想いだしたが、長いようで、過ぎてしまえば、
余りにも短かかった、と思い返している。


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ある空家から教示してくれたこと・・♪

2006-06-10 14:08:00 | 定年後の思い
先程、二軒のスーパーに買い物に行ったが、
半袖のスポーツ・シャツが最適の陽気となった。

私の家から、ある程度の距離に広大な団地がある。
この団地は、私が高校2年頃に完成されたので、45年以上の前のことである。

この団地と私の住む家との間に、100軒前後の住宅街が出来たのは、
団地の方達が新入居された頃であった。

この住宅地の道路に面した一軒のお宅が、空家風になったのは、20年前以上であった。

まもなく風の噂として、ご主人の転勤に伴い、赴任地にお住いになっている、と聞いたりした。

私は40歳の頃であり、会社のシステム開発等で多忙であった。
睡眠不足の目をこすりながら、このお宅の空家を見て、
システムが予定通り稼動し、成果を収めないと、本社から放り出される、
と思ったりした。

私の勤める会社は、中小業であるので、地方は営業所しかない。

一戸建を持ち、私にしてみれば多額の住宅ローンを返済している身なので、
地方の営業所に転勤させられるのは、何とか避けたい、と思ったりした。


目の前の業務を何とか軌道にのせ、システムとしての成果を浸透させるしかない、
と思ったりした。

一年後は、私はシステムを軌道させ、ある程度の評価を得た。

数年後、この空き地のお方が、庭の整理をされていて、一休みしている所であった。

私が以前、通勤する時にバスので中でお会いした方で、
面識の記憶があった。

私は目礼し、立ち去ろうとした時、
『しばらくでしたね・・地方の支店に勤めていましたが、定年を迎えました・・
ここを処分して、赴任した近くに場所に永住することにしましたよ・・』
と吹っ切れたかのような明るい声で私に言った。

『寂しくなりますが、お元気で・・奥様によろしく・・』
と私は言った。

私の人生は、こうしたお方達のお陰で、今の自分がある、と振り返ったりした。







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『時の記念日』の由来・・♪

2006-06-10 08:18:00 | 定年後の思い
本日は、時の記念日であるが、なぜこの日に決められたのかしら、
と思ったりした。

色々と調べたのであるが、知識人・藤野邦夫・氏の解説が解り易いので、
引用させて頂きます。

6月10日は『時の記念日』。
その根拠は、720年(養老4年)に天皇の命令で出来た官製の歴史書『日本書紀』に
次のような記述にある。

【天智天皇10年(671年)4月25日に、
新しい台に漏れる漏刻(ろうこく)を置いたところ、
鐘が鳴って時を告げた】

この旧暦の4月25日を、今の太陽暦に直すと6月10日になる。
そこで《生活改善同盟会》が、この日を時の記念日にしたのは、1920年(大正9年)。

その趣旨は、【時間を守り、大切にして、合理的な生活を送る】ことにある。

以上、引用させて頂きました。


由来はともかく、趣旨には賛意する。

私は日常だらしがない生活を送っているが、時間の約束だけは重視している。

人との約束した時間を軽視すると、その人の人格まで疑われる、
と幼少の頃からの私の考えである。

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朝の光につつまれて・・♪

2006-06-10 06:37:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、雲ひとつない快晴を朝を迎えている。

昨日、雨の1日であり、梅雨入り、と報じていた。

雨上がりの朝、家内は洗濯、掃除と4時から張切っている・・。

私は煎茶を淹れて、庭に下り立ち、
雨のお陰で清められた樹木の枝葉を観たりしている。

朝の陽射しが、庭に差し込んできて、枝葉を照らしている。

家内は台所で食器を洗い、この後に料理にかかる。

私は日中、数箇所のスーパーに買い物に行くことになり、
散歩がてら外出となる。


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