goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

上皇さまを「平成天皇」と呼ばない理由、恐れ多くも私は初めて学び、多々教示されて・・。

2019-05-04 12:34:17 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、私はネットでニュースを見ている中で、
『 上皇さまを「平成天皇」と呼ばない理由 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
昭和時代の皇太子ご夫妻、その後の平成時代の天皇陛下、皇后陛下さまの言動には、
新聞、雑誌、テレビなどのメディアより発信された記事を拝見しながら、限りなく敬愛を深めたりしてきた。

このような私は、今回の《・・上皇さまを「平成天皇」と呼ばない理由・・》を見て、
何かと無知なことが多い私は、どのようなことで・・と思いながら、
恐れ多くも高齢者の私は記事を精読してしまった・・。

この記事は、初めて知る公式サイトの【 BuzzFeed Japan】に2019年5月3日に配信され、
籏智広太さんが寄稿された記事で、無断ながら転載させて頂く。 

《・・上皇さまを「平成天皇」と呼ばない理由

平成が終わり、「令和」が始まった。

ところで、退位された上皇陛下を「平成天皇」とは、呼ばないことはご存知だろうか。
過去の天皇は、昭和天皇、大正天皇、明治天皇と呼んでいるのにーー。
いったい、なぜなのか。 




掲載されている時事通信の写真をお借り致しました。


答えは「○○天皇」という呼び方が、「諡」(おくりな=崩御後の追号)だからだ。


諡(おくりな)とは、「人の死後に、その徳をたたえて贈る称号」(広辞苑)。
つまり、崩御されるまでは、使うことができない呼び名なのだ。


「諡号」(しごう)とも呼ばれ、8世紀初めに中国から伝わった。
天皇や高官などに用いられ、かつては和風のものと漢風のものがあった(百科事典マイペディア)。


ただ、元号が諡(おくりな)にそのまま用いられるようになったのは、
「一世一元」とされた明治以降になってからだ。


今回は202年ぶりの生前退位が実施されたため、
上皇さまは「上皇陛下」や、お名前とともに「明仁(あきひと)上皇」などと呼ぶことがふさわしい。


また、同じ理由から、新しく即位された天皇陛下を「令和天皇」とは呼ばない。


「天皇陛下」という呼称以外には、
在位中の天皇を示す「今上(きんじょう)天皇」か、
お名前とともに「徳仁(なるひと)天皇」などと表記される。

                    
    
☆それぞれの呼び方は…?

なお、皇室典範では、天皇、皇后、太皇太后(先先代の天皇の皇后)及び皇太后(前天皇の皇后)の敬称は、
陛下と、それ以外の皇族の敬称は「殿下」と決められている。

また、上皇の敬称は「天皇の退位等に関する特例法」で「陛下」と定められたが、
多くのメディアは「上皇さま」との呼び方を用いている。


一方、天皇陛下の弟で、皇位継承順位が1位となった秋篠宮さまの「皇嗣(こうし)」も
敬称は「殿下」とされた。

ただ、メディアは「皇嗣(こうし)の秋篠宮さま」などという呼び方を用いている。


呼称は以下の通り。


<上皇=退位された上皇陛下>

上皇陛下、明仁上皇、明仁上皇陛下

<上皇后=美智子さま>

上皇后陛下、美智子上皇后、美智子上皇后陛下

<天皇=即位された天皇陛下>

天皇陛下、徳仁天皇、徳仁天皇陛下、今上天皇

<皇后=雅子さま>

皇后陛下、雅子皇后、雅子皇后陛下

<皇嗣=秋篠宮さま>

皇嗣殿下、秋篠宮皇嗣殿下・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。

                 

記事を読み終わった後、多々教示されたりした。

私が住んでいる近くに生家があり、私は1944年〈昭和19年〉の秋に
農家の三男坊として生を受けた。

この当時の生家は、祖父、父が中心となって先祖代々から農業を引き継いで、
程ほど広い田畑、雑木林、竹林などを所有し、小作人だった方の手をお借りながらも田畑を耕していた。

やがて私が地元の小学校に入学したのは、1951年(昭和26年)の春であるが、
ある部屋には広い神棚があり、別の部屋の一角には仏壇が安置されて、
或いは別の部屋には、額に入れた昭和天皇を始めとするご皇族の大きな写真が掲げられていた。

このような中で、私は幼年期を過ごしたので、もとより昭和天皇陛下に対して、
自然と敬愛させられようになってきた。

やがて2008年夏に、本屋に立ち寄った時、竹田恒泰・著の『旧皇族が語る天皇の日本史』(PHP新書)を見て、
表紙のすぐ裏に、・・現存する世界最古の国家、日本。 その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。
本書では、神話の時代から平成の皇室まで脈々と受け継がれる壮大な流れを、 朝廷の立場から概観。・・》

このような解説を読み、著作者は明治天皇の玄孫の御方であり、
朝廷の立場から、日本史を教示を受けようとし、 まもなく購読したりした。

                

今回、202年ぶりの生前退位に伴い、「平成天皇」と呼ばなく、
多くのメディアに準拠して「上皇さま」。

そして新しく即位された天皇陛下を「令和天皇」とは呼ばなく、
在位中の天皇を示す「今上(きんじょう)天皇」、

天皇陛下の弟で、皇位継承順位が1位となった秋篠宮さまは、
多くのメディアに準拠して「皇嗣(こうし)の秋篠宮さま」。

このように私は敬愛しながら、今後は敬称しょうと、微笑んだりしている。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「年金格差」を世代別比較、... | トップ | 「端午の節句」は一体どんな... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
目から鱗です。 (takezii)
2019-05-04 18:48:52
年号が平成から令和の代わり その関連のニュース、情報が 日々伝わってくるものの、ボーっと眺めている類で 今回の夢逢人さんの解説、大変分り易く 目から鱗です。
やはり 常識として知っておかないといけませんね。
有難うございます。
返信する
たまたま私は読み・・。 (夢逢人)
2019-05-04 21:27:43
takeziiさま。

>年号が平成から令和の代わり その関連のニュース、情報が 
>日々伝わってくるものの、ボーっと眺めている類で 
>今回の夢逢人さんの解説、大変分り易く 目から鱗です。
>やはり 常識として知っておかないといけませんね。 有難うございます。

今回の記事に関して、たまたま私は読み、
私は無知だったこともあり、その上に今後の皇室に関しての敬称もあり、
私自身を自覚させる為に、あえて投稿文に認(したた)めた次第です。

貴兄のブログの愛読者のひとりとして、貴兄の音楽の選曲、花の鑑賞など、
多々共感させられている次第です。

こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事