夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ふたたび、『海苔(ノリ)の日』について・・♪  

2009-02-06 07:04:20 | 食べ物、お酒
私は食べ物のひとつとして、一日おきぐらい海苔を頂いている。

本日は、台所にあるカレンダーは、優しく『海苔の日』と明示されていたので、
私は微笑みながら、少し調べたりしていた。

藤野邦夫・著の『幸せ暮らしの歳時記』(講談社文庫)が一番解かりやすいので、
無断であるが引用にさせて頂く。

【・・
2月6日が『海苔の日』となったのは、
701年(大宝1年)に施行された『大宝律令』によってである。

大宝律令とは、7世紀からの制度をまとめた基本的な法律で、
そこでは海苔が諸国の物産として、年貢に指定されているという。

それに基づいて、『全国海苔貝類漁業共同組合連合会』が、
大宝律令の施行日を現在の暦に換算、海苔の消費拡大を図って、
2月6日を『海苔の日』にしたのは、1967年(昭和42年)のことだった。

海苔は太古の昔から日本人に親しまれたきた食品で、
19世紀末に来日した外国人が、
『日本人は紙と竹で造った家に住み、黒い紙を食べている』
と仰天したというエピソードが残されている。

しかし今では、寿司などの普及と共に、
諸外国でも比較的なじみ深い食材になっているように思われる。

『海苔』という名称は、
ぬるぬるするという意味の『ぬら』が訛(なま)ったものである。

海苔はビタミン含有量は高く、
特にビタミンAはトマトの60倍以上も含まれて折、
カルシウム、りん、鉄分などのミネラルも多い。
また、29.1%も含まれる食物繊維の豊富さが注目される。

しかしながら、海苔で最も珍重されるのは、香りと風味と歯ざわりである。

・・】

以上、引用させて頂だいた。


私は炊き立てのご飯、そして味噌汁・・
そしてさぁーとあぶった海苔だけの食事でも、
この世に稀(ま)なほど美味しい食べ物のひとつと感じている。

私は普段は倹約家と思っているが、海苔に関しては高価な品を買い求めている。

私が死ぬ間際、やはりご飯、味噌汁、そして海苔で、
最後の晩餐としたいと思ったりしている。




ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私は幼年期、『末期(まつご)... | トップ | その昔、私は富士山の下山の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

食べ物、お酒」カテゴリの最新記事