夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

我が家のもうひとつの冷蔵庫・・♪   《初出2007.7.28》

2008-05-17 11:20:17 | 食べ物、お酒
真夏の陽射しが照りつける昼過ぎ、私は最寄のスーパに買物に行った。

5分程歩く場所にあり、惣菜売り場を私は家内に、
我が家のもうひとつの冷蔵庫、と日頃から言っている。

家内が実家に行っているので、夏場であり、
料理の作り溜めは避けているので、私の食べる料理が乏しくなり、
暑い中を出かけたのである。

一昨日は刺身が主体であったので、
惣菜コーナーをうろついて、探したりした。
結果として、具たくさんの酢豚、ギョウザ、豚の角煮を買い求め、
パンも揃えた後、何故かしら日本酒のコーナーに自然と足が向いた。


四合瓶の棚を探していたら、瓶の首に赤い札が下げられていたのを、
思わず読んでしまった。


金賞受賞酒
  雄町米の酒
     櫻室町 室町酒造

そして瓶のラベルには、

幻の酒米
    雄町米(おまちまい)
旨味辛口 美味な純米酒


と明示されて折、夕食の共に、と即決して購入することにした。

私はときたま秘かに通う地酒の各種類を呑ませる居酒屋で、
絣(かすり)の召した中年の仲居さんの数名には、
この世で一番弱い男の子であるが、

  酒造好適米 備前雄町100%

とシールが貼られたのにも弱いである。


私は岡山産のこのお米で造られた別の純米酒を15年前の数年、
盛んに愛し続けたこともあるので、
別れた恋人と再会かしら、と思っている。

尚、このお酒は四合瓶で980円であるので、
年金生活の私には最良の友と微笑んでいる。



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