夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夏のひととき、私が涙ぐむ歌は・・♪

2007-08-20 17:48:00 | 定年後の思い
ときおり私は鼻歌を唄ったりしている。

真夏の時節は、特に私はふたつの歌を心の中で唄ったり、
或いは家の中で、散策の時に人影が少ないときは小声で唄いだす・・。

♪夏が過ぎ 風あざみ
 誰のあこがれに さまよう

【 『少年時代』 作詞・井上陽水 】

平成3年(1991年)の秋頃、街で流れていた歌である。

私が50歳前後の時であり、世の中はバブルが終焉となり、
数多くの人々の心の痛みを感じた時代でもあった。

私はレコード会社に勤めていたが、
安楽から激動の時代となり、翌年になるとある会社と統合となり、
長年苦楽を共にした人達が分散した時でもあった。
そして一部の方達は、やむえず業界から去っていたりした。


夏の時節、帰省のニュースをテレビで観ていると、

♪兎(うさぎ)追いし かの山
 小鮒(こぶな)釣りし かの川

【 『故郷(ふるさと)』 作詞・高野辰之 】

私はこの歌が連想されてしまう・・。

地方出身の方達が、大都市で勤務し、生活されている方の大半の人々が、
夏のお盆に帰省され、心を癒す、といったことを思いだしてしまうのである。

私は東京の郊外の調布市で、結婚前後の5年以外、
この地で生活している身であるが、
私さえこの地域の変貌に驚いたり、悲しみを覚(おぼ)えたりしている。

小学生の時は通学路は・・下校の寄り道は・・
と当時の情景を思い馳(は)せたりしている。


いずれにしても夏になると、この歌が想いだされ、
過ぎ去った時の愛惜に涙ぐむ時もある。



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