今朝、いつもように読売新聞の朝刊を開くと、1ページの左上段には、
恒例のように4つのニュースの見出しが掲げられているが、
この中のひとつとして、【高齢者向けの住宅 多様化】を見て、
どのようなことなの・・、と思ったりした。
やがて21ページの【くらし・健康】面に於いて、
『老後の住まい(上)』と題され、
『サービス付き住宅 多様化』と大きく掲げられた記事を精読した。
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、築後37年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
しかしながら命ながられば、いつの日にか、
やむなく移住しなくてはならない年が到来するので、
高齢者向けの住宅、或いは介護付きの施設を思案したりしてきた。
このような状態なので、今回の記事も多々教示されたりした。
無断であるが、今回の記事を転記させて頂く。
《・・高齢者向けの住宅が急増し、中身も多様になっている。
その一方で虐待などの問題も起こり、規制も厳しくなっている。
老後の居場所はあるのか?
急速に変わりつつある高齢者向け施設の最前線を報告する。(編集委員 斎藤雄介)
全国各地で急速に広がるサービス付き高齢者向け住宅。
2011年にスタートし、現在、登録数は約18万5500戸まで増えた。
サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者住まい法で定められた住宅。
バリアフリーの建物で、安否確認サービスと、生活相談サービスが最低限、提供される。
国の建設費補助があり、賃貸住宅なので建設業者らも土地活用として参入しやすいことも急増している。
バリアフリーの賃貸住宅で、介護サービスは入居者が介護保険を使って外部の事業者に依頼する。
一部の有料老人ホームのような高額の入居一時金は必要ないので、利用しやすい。
青森市のNPO法人「ラ・シャリテ」が運営するサービス付き高齢者向け住宅は、
所得の低い人でも入居できる価格帯が特色。
要介護者向けの「シニアパンション」、
自立、要支援の人も入居できる「シルバーピュア」がある。
家賃は、「シニアパンション」の平均的な例で月2万7500円(入居金なし)、
介護保険外の緊急時対応を行うためのケアサポート費が月6000円など。
「食費、光熱費を入れて月8万~9万円。
ケアプランによるが、介護保険の自己負担をいれて10万円ほどが目安」と、大坂潤理事長。
1室約20~22平方メートル(12~14畳)でバストイレ付き。
スプリンクラーも設置されている。
入居率は87・5%と高い。
一人暮らしの人、家族との同居が難しくなった人、生活保護受給者もいる。
東北を中心に北海道や四国に展開し、計83か所まで増えた。業界大手だ。
ユニークな取り組みをしているサービス付き高齢者向け住宅も出てきた。
今年5月、東京都足立区にオープンした「銀木犀(もくせい) 西新井大師」は、駄菓子屋を併設している。
午後3時を過ぎると、小さな店内は小学生でいっぱいになった。
子どもたちへお釣りを渡すのは、「店長」と呼ばれる入居者の男性(84)。
銀木犀では、首都圏4か所でサービス付き高齢者向け住宅を展開するが、
地域の人を招いたお祭りなどを積極的に行う。
「地域との交流で入居者に役割ができればいい。外部の目が入れば虐待防止にもつながる」。
運営する「シルバーウッド」社の下河原忠道社長は話す。
「銀木犀 西新井大師」の入居費用は月額13万9800円から(食費など含む。入居金なし)。
介護サービスは訪問介護事業所に依頼し費用は別になる。
サービス付き高齢者向け住宅が身近な存在になってきた一方で課題も出てきた。
たとえば特定の事業者の介護サービスだけを使わせる「囲い込み」なども指摘されている。
厚生労働省は7月から、食事のついたサービス付き高齢者向け住宅も有料老人ホームと見なして、
指導対象とすることを明確化。
介護サービスを特定の事業者に限定、誘導しないよう求めた。
また、高齢者虐待防止法に基づく苦情処理体制の整備なども求めた。
体験入居の実施、介護サービス内容や費用などの「重要事項説明書」の交付も盛り込まれた。
増える高齢者向け住宅。私たちはその良しあしを見分ける目を持つ必要がある。
☆サービス内容 選ぶ際に確認
NPO法人「シニアライフ情報センター」(東京)代表理事の池田敏史子としこさんは、
サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームを選ぶ際、
「住み替えの目的をはっきりさせた上で、
自分が求めるサービスが提供されるか質問して」と言う。
具体的な質問例とアドバイスを挙げてもらった。
☆「病院に付き添ってくれるか」
「夜間は何人職員がいるのか」
*体調を崩すのは夜間が多い。夜間の体制は重要なチェックポイント。
☆「ホームを退去しなければいけないケースはあるか」
「重度の認知症になっても住み続けられるのか」
*重度でも対応できる、家族の付き添いが必要、退去を促すなど、ホームの方針を確認する。
☆「外出は自由か、要介護者でも外出の機会は頻繁にあるのか」
「携帯電話は持ち込めるか、公衆電話など外部との通信手段はあるのか」
*外出の機会がほとんどない、通信手段がないところは避けたほうがよい。
☆「ケアマネジャーは自由に選べるか」
*ケアマネを外部に頼むホームでは、自由に選べることになっている。
特定のケアマネ事業所しか認めないところは、「囲い込み」に当たり、おすすめできない。
☆「地域の人は出入りしているか」
*多くの目が入ることで、虐待の抑止力になる。
☆「体験入居はできるか」
*体験入居は有力な情報を得る良い機会。必ずしてほしい。
食事の盛りつけや彩りなど、おいしく食べてもらおうとする姿勢はほかのサービスにも通じる。
入居者の表情がよくわかるのも食事時。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は介護については、遅ればせながら注視してきたので、
軽いうちは『在宅』、少し重くなったら、『サービス付き高齢者住宅』や『有料老人ホーム』、
と漠然と思ったりしている。
ただ、月に最低20万円はかかるから、ここにいる間に、
『特別養護老人ホーム(特養)』や『介護老人保健施設(老健)』に移れるよう押さえておくが、
知人からアドバイスを受けたりしてきた。
しかしながら『特別養護老人ホーム(特養)』は、介護に要する負担金は少なく済むので、
少なくとも52万人の待機者いて、
原則的として要介護2以下の人は、入居は困難している、と学んだりしてきた。
そして特別養護老人ホームの設置運営は、
高齢者向け住宅などより、公費が1人あたり年間180万円程度多くかかるともされ、
財政的に増やし続けることは難しい、と新聞などで読んだりしてきた。
『サービス付き高齢者住宅』は、入居条件は60歳以上であることだけで、
要介護度に関係なく誰でも入れる上に、要介護・要支援認定を受けていれば、
60歳未満でも入居が可能。
館内および部屋はバリアフリーで、日中は館内にケアの専門家の職員が常駐して、
安否確認と生活相談のサービスを提供する。
ただし、サービス付き高齢者住宅は、介護や食事、健康管理などのサポートはセットではなく、
あくまで高齢者向けの賃貸住宅である、と知ったりした。
そして介護や食事、健康管理などのサポートはセットではなく、
必要に応じて介護事業者を自分で選んで契約する形になる。
そして民間の『有料老人ホーム』に関しては、
少なくとも入所一時金は1000万円、そして毎月は最低として利用料金は20万円が要し、
更に手厚い介護を受ければ高額となり、私は溜息を重ねたりしてきた。
昨今、民間の『有料老人ホーム』でも倒産が多くなったと知り、動顛したりした。
或いは『特別養護老人ホーム(特養)』は、国が大半補助して下さる施設で、
入所一時金一時金が不要であり、入所者の収入に応じた補助金が受けられ、
全国に約7300施設あり、入居者は54万人(2014年10月)。
しかしながら入所待機者は、13年度で全国に約52万人がいるので、
このうち、身の回りの世話が一人ではできず、
自宅で待機している「要介護3」以上の約15万人をゼロにすることを政府は目標とする。
そして政府は全面的に介護が必要な入所待機者を、2020年代初めまでに解消することを目標に掲げ、
16年度当初予算から特養の整備費用を拡充する、と学んだりした。
しかし国家財政が悪化している中で、果たしてと私は思ったりしている。
そして『特別養護老人ホーム(特養)』以外には、介護スタッフが常駐する「介護付き」ホームや
事業者を選んで訪問介護してもらう「住宅型」ホームなどがある。
このように学んだりしていると、私は身勝手ながら、
何とか自立して生活できる『要支援』の範疇で、この世に別れを告げたいと念願しているが、
もとより自助努力も肝要であるが、こればかりは天上の神々の采配に寄ることであり、
漠然としながら私たち夫婦は、思案ばかり重ねているのが実態となっている。
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恒例のように4つのニュースの見出しが掲げられているが、
この中のひとつとして、【高齢者向けの住宅 多様化】を見て、
どのようなことなの・・、と思ったりした。
やがて21ページの【くらし・健康】面に於いて、
『老後の住まい(上)』と題され、
『サービス付き住宅 多様化』と大きく掲げられた記事を精読した。
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、築後37年が過ぎた古ぼけた一軒屋に住んでいる。
しかしながら命ながられば、いつの日にか、
やむなく移住しなくてはならない年が到来するので、
高齢者向けの住宅、或いは介護付きの施設を思案したりしてきた。
このような状態なので、今回の記事も多々教示されたりした。
無断であるが、今回の記事を転記させて頂く。
《・・高齢者向けの住宅が急増し、中身も多様になっている。
その一方で虐待などの問題も起こり、規制も厳しくなっている。
老後の居場所はあるのか?
急速に変わりつつある高齢者向け施設の最前線を報告する。(編集委員 斎藤雄介)
全国各地で急速に広がるサービス付き高齢者向け住宅。
2011年にスタートし、現在、登録数は約18万5500戸まで増えた。
サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者住まい法で定められた住宅。
バリアフリーの建物で、安否確認サービスと、生活相談サービスが最低限、提供される。
国の建設費補助があり、賃貸住宅なので建設業者らも土地活用として参入しやすいことも急増している。
バリアフリーの賃貸住宅で、介護サービスは入居者が介護保険を使って外部の事業者に依頼する。
一部の有料老人ホームのような高額の入居一時金は必要ないので、利用しやすい。
青森市のNPO法人「ラ・シャリテ」が運営するサービス付き高齢者向け住宅は、
所得の低い人でも入居できる価格帯が特色。
要介護者向けの「シニアパンション」、
自立、要支援の人も入居できる「シルバーピュア」がある。
家賃は、「シニアパンション」の平均的な例で月2万7500円(入居金なし)、
介護保険外の緊急時対応を行うためのケアサポート費が月6000円など。
「食費、光熱費を入れて月8万~9万円。
ケアプランによるが、介護保険の自己負担をいれて10万円ほどが目安」と、大坂潤理事長。
1室約20~22平方メートル(12~14畳)でバストイレ付き。
スプリンクラーも設置されている。
入居率は87・5%と高い。
一人暮らしの人、家族との同居が難しくなった人、生活保護受給者もいる。
東北を中心に北海道や四国に展開し、計83か所まで増えた。業界大手だ。
ユニークな取り組みをしているサービス付き高齢者向け住宅も出てきた。
今年5月、東京都足立区にオープンした「銀木犀(もくせい) 西新井大師」は、駄菓子屋を併設している。
午後3時を過ぎると、小さな店内は小学生でいっぱいになった。
子どもたちへお釣りを渡すのは、「店長」と呼ばれる入居者の男性(84)。
銀木犀では、首都圏4か所でサービス付き高齢者向け住宅を展開するが、
地域の人を招いたお祭りなどを積極的に行う。
「地域との交流で入居者に役割ができればいい。外部の目が入れば虐待防止にもつながる」。
運営する「シルバーウッド」社の下河原忠道社長は話す。
「銀木犀 西新井大師」の入居費用は月額13万9800円から(食費など含む。入居金なし)。
介護サービスは訪問介護事業所に依頼し費用は別になる。
サービス付き高齢者向け住宅が身近な存在になってきた一方で課題も出てきた。
たとえば特定の事業者の介護サービスだけを使わせる「囲い込み」なども指摘されている。
厚生労働省は7月から、食事のついたサービス付き高齢者向け住宅も有料老人ホームと見なして、
指導対象とすることを明確化。
介護サービスを特定の事業者に限定、誘導しないよう求めた。
また、高齢者虐待防止法に基づく苦情処理体制の整備なども求めた。
体験入居の実施、介護サービス内容や費用などの「重要事項説明書」の交付も盛り込まれた。
増える高齢者向け住宅。私たちはその良しあしを見分ける目を持つ必要がある。
☆サービス内容 選ぶ際に確認
NPO法人「シニアライフ情報センター」(東京)代表理事の池田敏史子としこさんは、
サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホームを選ぶ際、
「住み替えの目的をはっきりさせた上で、
自分が求めるサービスが提供されるか質問して」と言う。
具体的な質問例とアドバイスを挙げてもらった。
☆「病院に付き添ってくれるか」
「夜間は何人職員がいるのか」
*体調を崩すのは夜間が多い。夜間の体制は重要なチェックポイント。
☆「ホームを退去しなければいけないケースはあるか」
「重度の認知症になっても住み続けられるのか」
*重度でも対応できる、家族の付き添いが必要、退去を促すなど、ホームの方針を確認する。
☆「外出は自由か、要介護者でも外出の機会は頻繁にあるのか」
「携帯電話は持ち込めるか、公衆電話など外部との通信手段はあるのか」
*外出の機会がほとんどない、通信手段がないところは避けたほうがよい。
☆「ケアマネジャーは自由に選べるか」
*ケアマネを外部に頼むホームでは、自由に選べることになっている。
特定のケアマネ事業所しか認めないところは、「囲い込み」に当たり、おすすめできない。
☆「地域の人は出入りしているか」
*多くの目が入ることで、虐待の抑止力になる。
☆「体験入居はできるか」
*体験入居は有力な情報を得る良い機会。必ずしてほしい。
食事の盛りつけや彩りなど、おいしく食べてもらおうとする姿勢はほかのサービスにも通じる。
入居者の表情がよくわかるのも食事時。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
私は介護については、遅ればせながら注視してきたので、
軽いうちは『在宅』、少し重くなったら、『サービス付き高齢者住宅』や『有料老人ホーム』、
と漠然と思ったりしている。
ただ、月に最低20万円はかかるから、ここにいる間に、
『特別養護老人ホーム(特養)』や『介護老人保健施設(老健)』に移れるよう押さえておくが、
知人からアドバイスを受けたりしてきた。
しかしながら『特別養護老人ホーム(特養)』は、介護に要する負担金は少なく済むので、
少なくとも52万人の待機者いて、
原則的として要介護2以下の人は、入居は困難している、と学んだりしてきた。
そして特別養護老人ホームの設置運営は、
高齢者向け住宅などより、公費が1人あたり年間180万円程度多くかかるともされ、
財政的に増やし続けることは難しい、と新聞などで読んだりしてきた。
『サービス付き高齢者住宅』は、入居条件は60歳以上であることだけで、
要介護度に関係なく誰でも入れる上に、要介護・要支援認定を受けていれば、
60歳未満でも入居が可能。
館内および部屋はバリアフリーで、日中は館内にケアの専門家の職員が常駐して、
安否確認と生活相談のサービスを提供する。
ただし、サービス付き高齢者住宅は、介護や食事、健康管理などのサポートはセットではなく、
あくまで高齢者向けの賃貸住宅である、と知ったりした。
そして介護や食事、健康管理などのサポートはセットではなく、
必要に応じて介護事業者を自分で選んで契約する形になる。
そして民間の『有料老人ホーム』に関しては、
少なくとも入所一時金は1000万円、そして毎月は最低として利用料金は20万円が要し、
更に手厚い介護を受ければ高額となり、私は溜息を重ねたりしてきた。
昨今、民間の『有料老人ホーム』でも倒産が多くなったと知り、動顛したりした。
或いは『特別養護老人ホーム(特養)』は、国が大半補助して下さる施設で、
入所一時金一時金が不要であり、入所者の収入に応じた補助金が受けられ、
全国に約7300施設あり、入居者は54万人(2014年10月)。
しかしながら入所待機者は、13年度で全国に約52万人がいるので、
このうち、身の回りの世話が一人ではできず、
自宅で待機している「要介護3」以上の約15万人をゼロにすることを政府は目標とする。
そして政府は全面的に介護が必要な入所待機者を、2020年代初めまでに解消することを目標に掲げ、
16年度当初予算から特養の整備費用を拡充する、と学んだりした。
しかし国家財政が悪化している中で、果たしてと私は思ったりしている。
そして『特別養護老人ホーム(特養)』以外には、介護スタッフが常駐する「介護付き」ホームや
事業者を選んで訪問介護してもらう「住宅型」ホームなどがある。
このように学んだりしていると、私は身勝手ながら、
何とか自立して生活できる『要支援』の範疇で、この世に別れを告げたいと念願しているが、
もとより自助努力も肝要であるが、こればかりは天上の神々の采配に寄ることであり、
漠然としながら私たち夫婦は、思案ばかり重ねているのが実態となっている。
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