先程、『 Yahoo! JAPAN 』の『ライフ』コーナーの記事を読んでいる中、
『 シニアの約8割、「ハッピーライフ」を実感 』と見出しされた記事を見たりした。
私は年金生活の15年生の身であるが、どのように実感されているのかしら、
と好奇心に負けて、記事を精読してしまった。
この記事は、初めて知る公式サイトの【 SUUMOジャーナル 】に於いて、
2018年12月25日に配信され、無断ながら転載させて頂く。
《・・シニアの約8割、「ハッピーライフ」を実感
(株)大和ネクスト銀行(東京都千代田区)は、
今年で5回目となる「シニアライフに関する調査」をインターネットで行った。
調査は、2018年11月23日~11月27日の5日間、
全国のシニア予備軍(50~59歳)とシニア(60~79歳)の男女を対象に実施。
1000名の有効サンプルを集計した。
シニア予備軍(336名)を対象に、
シニアライフ(60歳以降の生活)は、どのような生活になると思うか聞いたアンケートでは、
「ハッピーライフ」は53.9%。
「ミゼラブルライフ」は46.1%。
幸せなシニアライフを予想しているシニア予備軍が多数派のようだ。
男女別にみると、「ハッピーライフ」になると予想しているのは、男性より女性に多く、
男性では48.8%と半数を下回ったが、女性では58.9%と約6割だった。
一方、シニア(664名)を対象に、
シニアライフは、どのような生活か実感を聞くと、約8割となる78.9%が「ハッピーライフ」を実感。
「ミゼラブルライフ」は21.1%で、
多くのシニアが幸せなシニアライフを送っていることがわかった。
資産形成の取り組み状況別にシニアライフの予想・実感をみると、
資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)シニア予備軍では「ハッピーライフ」を予想する人は62.9%と、
取り組んでいないシニア予備軍(36.5%)より、26.4ポイント高かった。
また、資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)シニアでは
「ハッピーライフ」を実感している人は82.9%で、
取り組んでいないシニア(66.9%)より16.0ポイント高かった。
シニアライフに向けた資産形成では、
「円預金」が最も多く87.5%。
次いで「株式投資(国内・海外)」が38.5%、
「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」が26.0%、
「投資信託(J-REIT含む)」が24.2%、
「外貨預金」が14.0%。
「不動産投資」は4.6%だった。
全回答者(1000名)に、今年(2018年)楽しんだことを聞いたところ、
1位「旅行」(59.0%)、
2位「嗜好品」(40.8%)、
3位「読書」(30.4%)、
4位「映画鑑賞」(29.0%)、
5位「ドラマ鑑賞」(28.3%)の順。
「旅行」は、4年連続で1位となった。
今年1年で費やした金額は、平均金額は「旅行」で25.6万円、
「趣味」は12.8万円、
「アンチエイジング」は5.6万円、
「デート」は11.0万円、
「ネット通販」は11.1万円。
昨年の調査結果と平均金額を比較すると、
「旅行」では、昨年21.1万円→今年25.6万円と4.5万円増加しており、
「デート」では、昨年7.1万円→今年11.0万円と3.9万円増加している。
今年は昨年より旅行やデートに多くのお金を費やしたようだ。
また、お手本にしたいシニア有名人(60代・70代)は、
1位「吉永小百合さん」(15.8%)、
2位「タモリさん」(8.2%)、
3位「宮崎美子さん」(5.8%)、
4位「西田敏行さん」(5.0%)、
5位「役所広司さん」(4.9%)の順。
「吉永小百合さん」の1位は5年連続で、
シニアやシニア予備軍からの人気は、衰えることがないようだ。
ニュース情報元:(株)大和ネクスト銀行・・》
記事を読み終わった私は、多々教示され、やがて年金生活15年生の私は、微笑んでしまった・・。
私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに日常を過ごしている。
こうした中、私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年目となっている。
私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。
こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。
定年後に年金生活を始めの当初は、私たち夫婦は、2人だけで第二人生の歳月を過ごすので、
結果としては定年後の長い人生は、お互いの趣味を尊重して、堅実な生活を過ごせば、
年金生活でも何とかなると、思ったりしてきた・・。
そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
私は年金生活の当初から、せめて我が家の平素の買物は、
私は自主的に買物専任者として宣言し、家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。
この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。
こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。
このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。
例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして小庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸14年を過ごしてきた。