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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

シニアの約8割、「ハッピーライフ」を実感、年金生活15年生の私は学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2018-12-25 15:00:27 | ささやかな古稀からの思い

先程、『 Yahoo! JAPAN 』の『ライフ』コーナーの記事を読んでいる中、
『 シニアの約8割、「ハッピーライフ」を実感  』と見出しされた記事を見たりした。

私は年金生活の15年生の身であるが、どのように実感されているのかしら、
と好奇心に負けて、記事を精読してしまった。

この記事は、初めて知る公式サイトの【 SUUMOジャーナル 】に於いて、
2018年12月25日に配信され、無断ながら転載させて頂く。

《・・シニアの約8割、「ハッピーライフ」を実感

(株)大和ネクスト銀行(東京都千代田区)は、
今年で5回目となる「シニアライフに関する調査」をインターネットで行った。

調査は、2018年11月23日~11月27日の5日間、
全国のシニア予備軍(50~59歳)とシニア(60~79歳)の男女を対象に実施。
1000名の有効サンプルを集計した。


シニア予備軍(336名)を対象に、
シニアライフ(60歳以降の生活)は、どのような生活になると思うか聞いたアンケートでは、
「ハッピーライフ」は53.9%。

「ミゼラブルライフ」は46.1%。

幸せなシニアライフを予想しているシニア予備軍が多数派のようだ。

男女別にみると、「ハッピーライフ」になると予想しているのは、男性より女性に多く、
男性では48.8%と半数を下回ったが、女性では58.9%と約6割だった。


              

一方、シニア(664名)を対象に、
シニアライフは、どのような生活か実感を聞くと、約8割となる78.9%が「ハッピーライフ」を実感。

「ミゼラブルライフ」は21.1%で、
多くのシニアが幸せなシニアライフを送っていることがわかった。


資産形成の取り組み状況別にシニアライフの予想・実感をみると、
資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)シニア予備軍では「ハッピーライフ」を予想する人は62.9%と、
取り組んでいないシニア予備軍(36.5%)より、26.4ポイント高かった。

また、資産形成に取り組んでいる(または取り組んでいた)シニアでは
「ハッピーライフ」を実感している人は82.9%で、
取り組んでいないシニア(66.9%)より16.0ポイント高かった。


シニアライフに向けた資産形成では、
「円預金」が最も多く87.5%。
次いで「株式投資(国内・海外)」が38.5%、
「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」が26.0%、
「投資信託(J-REIT含む)」が24.2%、
「外貨預金」が14.0%。
「不動産投資」は4.6%だった。


全回答者(1000名)に、今年(2018年)楽しんだことを聞いたところ、
1位「旅行」(59.0%)、
2位「嗜好品」(40.8%)、
3位「読書」(30.4%)、
4位「映画鑑賞」(29.0%)、
5位「ドラマ鑑賞」(28.3%)の順。

「旅行」は、4年連続で1位となった。


今年1年で費やした金額は、平均金額は「旅行」で25.6万円、
「趣味」は12.8万円、
「アンチエイジング」は5.6万円、
「デート」は11.0万円、
「ネット通販」は11.1万円。

昨年の調査結果と平均金額を比較すると、
「旅行」では、昨年21.1万円→今年25.6万円と4.5万円増加しており、
「デート」では、昨年7.1万円→今年11.0万円と3.9万円増加している。
今年は昨年より旅行やデートに多くのお金を費やしたようだ。


また、お手本にしたいシニア有名人(60代・70代)は、
1位「吉永小百合さん」(15.8%)、
2位「タモリさん」(8.2%)、
3位「宮崎美子さん」(5.8%)、
4位「西田敏行さん」(5.0%)、
5位「役所広司さん」(4.9%)の順。

「吉永小百合さん」の1位は5年連続で、
シニアやシニア予備軍からの人気は、衰えることがないようだ。


ニュース情報元:(株)大和ネクスト銀行・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
                            

記事を読み終わった私は、多々教示され、やがて年金生活15年生の私は、微笑んでしまった・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに日常を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年目となっている。
 


私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、

この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
                          
そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。

              

定年後に年金生活を始めの当初は、私たち夫婦は、2人だけで第二人生の歳月を過ごすので、
結果としては定年後の長い人生は、お互いの趣味を尊重して、堅実な生活を過ごせば、
年金生活でも何とかなると、思ったりしてきた・・。

そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。
         
そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
私は年金生活の当初から、せめて我が家の平素の買物は、
私は自主的に買物専任者として宣言し、家内から依頼された品を求めて、
独りで殆ど毎日、スーパー、専門店など歩いて行き、買物メール老ボーイとなっている。

この後は、やはり自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。
このような午前中の過ごし方を定例事項のように過ごしてきた・・。

例外として、家内のボディガード、お供そして荷物持ちで、3週間に一度ぐらい駅前で買物、
或いは年に3回ぐらい都心の新宿にある伊勢丹、小田急、京王などのデパートに買物、
そして小庭の手入れ、国内旅行、懇親会、冠婚葬祭などで小用がない限り、定年後の丸14年を過ごしてきた。
  
                     

或いは昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

そして午後から夜の大半は、午後の大半は、私は随筆、ノンフィクション、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

こうした中で、家内は専業主婦の延長戦のように料理、掃除、洗濯などを従来通りしてくれるので、
せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。

このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、パソコンの故障とか旅行に行っていない限り、
ブログの投稿文を重ねて、早や15年生となっている。


              


私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、見知らぬ男性、
女性グループの御方たちと、話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行は私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。
                          
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。



こうした中、我が家の私たち夫婦の両親は、家内の母だけとなり、遠い地に独り戸建に住んでいる。
ここ5年、家内が遠い地に住む家内の母の介護で、家内の妹と交代しながら、
家内の母宅に5泊6日前後で行っている時は、私は我が家でひとりぽっちの『おひとりさま』の生活をしている。

こうした時、何かとプラス思考の私は、これも人生だよねぇ・・と微苦笑する時もある。

              

こうした中、過ぎし2017年3月15日に総合教養雑誌『サライ』がネットで配信された記事の中に於いて、
『70代は「黄金の10年」』と題された記事が、心の片隅に共鳴して残っている・・。
      

《・・子育てや親の介護といった困難を乗り越えた安心感もあり、
幸福感は70代に入ってからも上昇し続けます。
生活の自由度が増し、夫婦関係も心地よく、良い意味でお互いを頼りにする年代です。

老いを実感する瞬間は、たまにあるかもしれませんが、日常のほとんどのことは支障なくこなしていけます。
その上で「円熟期」に入った手応えがあれば、老化に対する漠然とした不安に悩むことはないでしょう。

祖父母としての務めを果たしたり、ボランティア活動をするなど、目的意識を持つことが、
この世代の幸福感につながります。
             
豊かな人生経験に裏打ちされたあなたの意見や考えに、多くの人が耳を傾けるでしょう。
あらゆる場面で意見を求められるかもしれません。

その反面、若い時に加齢への偏見が根付いている人は、
自らの偏見が自分へ向かい、老人性うつ病のリスクが高まることもあります。

その他、一般的な幸福度は健康の問題に直結し、健康管理ができる環境や信頼できる医師がいるかどうかで、
生活の満足感が左右されます。

健やかに長生きする秘訣は、自分のライフスタイルに目を配り、見通しを持つことです。
刺激を求めたり、人づきあいや親密な触れあいを持つことで、余生はいっそう楽しいものになります。・・》

              

こうしたことを思い重ねると、確かにそうですよねぇ・・と賛意を深めてきた。

今回、《・・シニアの約8割、「ハッピーライフ」を実感・・》読み終わった後、
多くの御方と同様に、私のセカンドライフは、幸運にもハッピーなライフを過ごしている、
と微笑みを重ねたりしている。

コメント (2)
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