私は先程、ネットでニュースを見たりした中で、
【鎌田實の軽度認知症予防のためにできること】と見出しを見たりした。
私は年金生活の13年生の身であるが、幸いにも入院するような大病には遭遇せず生活をしてきたが、
これから認知症は何よりも怖いと思っているひとりである。
年金生活のささやかな願いも叶えられなくなるので、
聡明なお人柄の医師・作家の鎌田實(かまた・みのる)さんから学ぼうと思い、
こっそりと読んでしまった・・。
この記事は、日刊スポーツに於いて、『鎌田實の健康で幸せに生きるための技術』連載記事で、
今回、第20回として、『軽度認知症予防のためにできること』2017年4月29日に掲載され、
無断であるが転載させて頂く。
《・・
☆自己チェックしよう
認知症の患者が今460万人、予備軍が400万人いるといわれている。
予備軍ともいわれている軽度認知症(MCI)を早期に見つけて運動療法などの治療を始めると、
30~40%の人は健康な同世代の人と変わりない認知機能を取り戻すことができる。
ぼくは「検査なんか嫌いだ」(集英社)という本を書いた。
検査は嫌いだけど、上手に利用するようにしている。
その中の1つに軽度認知症(MCI)発見のためのセルフチェックがある。
3つ以上該当すると軽度認知症(MCI)の可能性があるといわれている。
(1)何度も同じ話をする
(2)水道の水が出しっぱなし
(3)同じ商品を買っていた
(4)「あれ」「これ」で話す
(5)外出が減った
(6)服装などに無頓着
(7)趣味が楽しめない
(8)家電操作にまごつく
(9)会計時に小銭を使わなくなった
(10)日付が出てこない。
☆散歩は認知症予防になる
軽度認知症(MCI)は、日常生活に支障がないため、見逃しやすい病態だ。
ぼくは68歳。自分でもセルフチェックをしてみた。
水の出しっぱなしが、たまにある。
イラクの難民キャンプに行くときは、必ず詩集を持っていくのだが、
あまり有名でない詩人の同じ詩集を3回も買ってしまった。
歌手の名前が出てこないことがある。
小銭はあまり使わなくなった。
4つもあるのだ。
「あれ、あれ」は、おっさん病の代表的な症状だ。
軽度認知症(MCI)予防のためにも、本をたくさん読み、家に閉じこもらないようにしている。
若者と「地域包括ケア研究所」というのを作り、よく議論している。
1日20分間、週4回散歩をするだけでも、40%認知症の発症が減るというデータもある。
時間があると、スキーに行く。
ノンストップで3キロを3本滑る。
閉じこもらず、外へ出ていくことが、おっさん病予防には大事だ。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私は読み終わった後、オバマ大統領の名言のひとつ「Yes We Can!」を真似事をして、
「Yes I Can!」(イェス・アイ・キャン・僕だって出来るょ)と心の中で呟きながら、
鎌田實さんの今回の記事に、瞬時に賛意したりした。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけの家庭であり、
年金生活をして丸12年半が過ぎている・・。
日中の午前中は、年金生活を始めた当初から、私は自主的に平素の我が家の買物として、
家内から依頼された品を求めて、独りでスーパー、専門店で求め、買物メール老ボーイとなっている。
やがて買物メール老ボーイの責務を終えた後、帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
こうした根底のひとつとして、いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、
困窮するので、ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。
午後の大半は、私は随筆、ノンフィクション、近現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。
こうした中、家内は相変わらず料理、掃除、洗濯などをしてくれるので、
私はせめてと思いながら、家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、
何かと愚図な私でも、素早く察知して、日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。
そして何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。
或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらく、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビール、水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。
ときおり国内旅行を私たち夫婦は重ねてきたが、旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、
話しかけて談笑したりしている。
こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
このように私は過ごしてきたが、私は70歳を過ぎた頃から齢を重ねるたびに、物忘れが多くなった、と改めて気付き、
独り微苦笑する時もある・・。
たとえば家内とテレビの旅番組を共に視聴したりしている時など、
あそこも行ったよねぇ、と私は家内に言ったりした時、その地の情景などは鮮やかに重ねることができても、
肝心の地域名が言葉に出来ないことが、もどかしさを感じることがある。
今回の『軽度認知症(MCI)発見のためのセルフチェック』が掲載されていたので、
こっそりと私は受診した。
結果として、二つ該当した。
(3)同じ商品を買っていた
私は読書好きで、12年前にある作家の単行本を買い求めて、
5年前に本屋で、魅せられた文庫本を買い求めて、やがて数ページ読んだりした後、
あれぇ・・と思いながら、居間にある本棚に行って見ると、以前に単行本を買い求めたと気付いたりした。
(4)「あれ」「これ」で話す
私たち夫婦は結婚生活40数年過ぎている為か、或いは高齢者夫婦になった為か、
主題が抜けて、いきなり内容のことを話し、ときおり互いに戸惑うこともある。
こうした体験があり、私は微苦笑をしたりしている。
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