夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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体のだるさや頭痛、むくみ・・・梅雨が原因の体調不良「湿邪」、高齢者の私は初めて学び、やがて微苦笑して・・。

2017-06-08 14:46:37 | ささやかな古稀からの思い
先程、私はネットでニュースを見ている中、
『 体のだるさや頭痛、むくみ… 梅雨が原因の体調不良「湿邪」とは 』
と題された見出しを見たりした。

私は梅雨の時節は、家内の古風な友人からのお便りの葉書を読ませて頂くと、
   昨年の今頃には、梅雨に入り、連日のように雨空が続いております
   そして、一昨年には、雨に濡れ紫陽花も日々色を増してまいりました
と書かれていた記憶があり、情緒を秘めた素敵な人と瞬時に感じたりしてきた。

しかしながら今回の「湿邪」に関しては、恥ずかしながら無知であったので、
どういうことですか、と思いながら記事を精読してしまった。


この記事は、初めて知るネットの【AbemaTIMES】で、6月8日に配信されて、無断であるが転載させて頂く。

《・・体のだるさや頭痛、むくみ… 梅雨が原因の体調不良「湿邪」とは
          

梅雨前線が北上し、鹿児島県では雨が続いている。
この先、九州では曇りや雨の日が続くことから、
6月5日、気象庁は九州南部と山口県を含む九州北部で梅雨入りを発表した。

南部は平年より6日遅い梅雨入り、北部は平年より1日遅い梅雨入りだ。
関東甲信は平年より1日早い7日に梅雨入りした。

そもそも、なぜ「梅雨」と呼ぶのか。
由来は、この時期ジメジメしてカビが生えることから、黴(バイ/カビ)に雨と書いた「黴雨(バイウ)」が、
時間を経て「梅」の当て字に変化したと言われている。

また、梅の実が熟す時期として、梅雨と呼ばれるようになったという説もある。

梅雨は日本だけのものではない。
中国語と韓国語にも梅雨を表す言葉があるように、東アジア特有の季節だ。

これには“世界の屋根”といわれるヒマラヤ山脈が関係しているという。
西から吹くジェット気流の偏西風が、ヒマラヤ山脈によって南と北に分断されると、
ちょうど日本の北側にあるオホーツク海の上で合流し「オホーツク海高気圧」が出来る。

一方、日本の南からは「太平洋高気圧」が北上してくるため、
その2つが日本列島の上で衝突し、梅雨前線が出来るのだ。

2つの高気圧が均衡し押し合うことで、梅雨が長引くという。
夏になって、暖かい太平洋高気圧がせり上がると、梅雨は終わる。
          

さらに、梅雨のジメジメは、私たちの体調にも、影響を与える。
その影響は東洋医学で、湿邪(しつじゃ)と呼ばれている。

東洋医学に詳しい千代田漢方内科クリニックの信川益明先生は、
「湿邪とは、体の余分な水分によって、体の不調が生じる症状。
人が長時間湿度の高いところにいると発汗作用がうまくいかず、冷えという症状が起こることが考えられている」と説明する。

湿邪の主な症状としては、体のだるさや頭痛、むくみ、眠気、胃もたれ・食欲不振などがあるという。


湿邪の対処法として信川先生は
「体を冷やさないことが大切。
例えば冷たいものを飲むことを控えたり、冷房の温度を下げ過ぎたりしないこと。
同時に、半身浴などをして体の新陳代謝を高めることも重要」と述べた。

また、雨が降っているときは、窓を閉め湿気を入れないことも体調に良いという。
(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
          

私は世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住んでいるが、
私の地域に於いては、6月中旬から『梅雨入り』となり、
学童が夏休みに入る7月21日頃に『梅雨明け』が多くなっている。

私は民間会社の中小業のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
多々の理由で年金生活を始め、早や13年生となっている。
               
               ☆ 今回掲載した下記の写真のすべては、過ぎし2014年の6月に撮った ☆
             
この梅雨の時節は、齢ばかり重ねた私でも、情感が深まる時節だよねぇ、と微笑んだりする時もある・・。
               

この季節になると、雨降る中、紫陽花(アジサイ)、杜若(カキツバタ)と同様に、
下草として植えている雪ノ下(ユキノシタ)が白い花を咲かせる。

この雪ノ下の白い花は、幾つかのかんざしを合わせたかのような可憐な容姿で、
葉は緑色、黄緑色といったように幼い葉は萌黄色の色合いを見せながら、
微風に揺れながらも凛(りん)した気品をたたえている。

主庭の外れに半夏生(ハンゲショウ)を10数本植えているが、
黄緑色した葉の中で、わずか先端の数枚の葉は化粧をしたように白く染めあげられたし、
ほのかな妖艶と感じ受けとめている。
                
      
庭の樹木のたわわな葉は、淡い緑色や深緑となり雨粒でしっとりと濡れ、
地表は黒土となり、清々(すがすが)しい情景になる。
               

そして我が家では、無念ながら紫陽花(アジサイ)はないので、
買物とか散策の時、川沿いの遊歩道の一角、小公園などに立ち寄り、享受したりしている。
               

淡い紫色、透きとおる青色の色合いが私の好みであり、
小雨が降ったり時、散策の時などで偶然にめぐり逢い、
私は傘を差しながらも、見惚(みと)れてしまい、しばらく独りでたたずんだれしてきた。
               

そして幼年期に農家の児として育った私は、生家の田んぼの外れに咲いていた花菖蒲(はなしょうぶ)を見て、
これこそ何よりも気品を秘めた高貴な花と思ったりしてきたが、
               

杜若(かきつばた)の歴然とした美に享受を受け、齢を重ねるたびに心は深まったりしている。
                   

そして雨の降りしきる中、煙(けむ)るような木立の情景に見惚(みと)れたり、
定年後の年金生活の中で、梅雨の時節は私なりに秘かに心を寄せている。
               

この後、少しぼんやりと、梅雨の時節に相応しい茶花を思ったりした。
薊(アザミ)、杜若(カキツバタ)、額紫陽花(ガク・アジサイ)等は、 特に魅了される。

こうした中、近く小公園では夏椿(ナツツバキ)、宗旦木槿(ソウタンムクゲ)が咲き、
私は待ち焦(こ)がれた花であり、長らく見惚れたりしてきた。
               

このように私は、この『梅雨』の季節を過ごすことが、平年の習性となっている。


しかしながら、梅雨の間の晴れは、ときとして30数度の熱さとなり、
何かと暑さに苦手な私は、今から真夏のような暑さになって、どうしてなのよ、
と天上の気候の神々のきまぐれな采配に、空を見上げたりして戸惑ったりした。

そして帰宅後は、洗面所で顔を洗ったり、やがて着替えたりするので、
一日に何回着替えたらよいの、と戸惑ったりすることが多い。
               

今回の記事に於いて、湿邪(しつじゃ)は《・・体の余分な水分によって、体の不調が生じ・・
主な症状としては、体のだるさや頭痛、むくみ、眠気、胃もたれ・食欲不振など・・》
と私は初めて学んだりした。

そして《・・湿邪の対処法として、体を冷やさないことが大切。
例えば冷たいものを飲むことを控えたり、冷房の温度を下げ過ぎたりしないこと。
同時に、半身浴などをして体の新陳代謝を高めることも重要・・》と教示された。


我が家は私たち夫婦は子供に恵まれず、たったふたりだけの家庭であり、
居間と寝室には冷暖房完備のクーラーがあるが、家内は冷気が身体によくないわ、と私は長年言われたりしている。

こうした中で、年金生活を始めた頃から私は気弱になり、30度を超えない限り、
私は室内では扇風機を活躍させるか、或いは団扇(うちわ)で扇(あお)いだりしている。

そして外出の時は、扇子(せんす)を持参して、扇(あお)ぎながら歩く時もある。

このような我が家の状況なので、湿邪(しつじゃ)よりも熱中症の方が、
私に取っては怖いかしら、と微苦笑したりした。
               

しかしながら、過ぎし年の梅雨の間の晴れで、33度となり、
私は家内から依頼された買物をして帰宅後、やがて昼過ぎから居間で、
クーラーの冷風に身も心もあずけて、昼寝をしてしまったが、
やがて目覚めて体調が良くなく、苦笑したこともあったりした。

いずれにしても『梅雨』の時節は、体調管理に難しいょねぇ、と私は微苦笑している。

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