夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

伊豆大島にある樹木葬の墓地(埋葬地)、私たち夫婦の視察旅行 ①大島のささやかな思いは・・。

2016-05-21 14:29:56 | 私の死生観、葬儀、埋葬など
私たち夫婦は19日より、わずか一泊二日で伊豆七島のひとつ大島を訪(おとず)れた。

今回は7年前の頃、伊豆大島にも樹木葬ができる墓地(埋葬地)ができた、と知り、
これ以来、私たち夫婦は注視したりしてきた・・。

これ以前は、1986年(昭和61年)に、伊豆大島は島の中核にある三原山が噴火した時は、
溶岩流が住民が多い元町に向けて流下し、やがて島民全員の島外避難が行われ、帰島は約1が月後になった、
都民のひとりとして学んだりしてきた。

この後、2013年(平成25年)10月、台風が襲来し、観測史上最大の24時間雨量824㎜を記録し、
土砂災害により元町地区を中心に49名の死者・行方不明者を出し、
降水量は観測開始以来最大であった、と報じられた。

そして私たち夫婦が、樹木葬のある墓地を探し求めたひとつが、被害があり、
やがて復興がされた、とニュースで私は学んだりしてきた。

今回、遅ればせながら私たち夫婦は、大島にある樹木葬のある墓地(埋葬地)を確認したく、
視察旅行のような心情で訪(おとず)れた。

伊豆大島は、山手線の浜松町駅に近い竹芝桟橋より、120キロ南下し三原山(758メートル)が聳え立つ島で、
木の葉のような形した島で、北部には岡田港、西部には元町港があり、そして南東部には波浮港がある。

そして周囲には美麗な海、島内は緑豊かな島であり、三原山は遠い昔の約2万年前から現在まで、
100年ないし200年毎に総計100回前後の大噴火が起きたと伝えられ、
古くから島民は、噴火を御神火、火山を御神火様と呼び敬ってきた島でもある。

そして東京の竹芝桟橋より高速ジェット船で、わずか1時間45分で、東京から一番近く、自然が満喫できる島である。
            

私たち夫婦は、一日目は三原山の中腹にある『大島温泉ホテル』に宿泊し、
翌日には元町港の郊外にある樹木葬ができる墓地(埋葬地)を視察する、簡略なプランであった。


19日、山手線の浜松町駅より徒歩10分足らずで、竹芝客船ターミナルに朝の7時少し前に到着した。
私たち夫婦は、過ぎし年に伊豆七島のひとつの新島、その後は小笠原諸島のひとつの父島に訪れた基点であったので、
懐かしきターミナル・ビル内外を散策した・・。

こうした中、東京ベイブリッジ越しの数多くコンテナの稼働状況が視え、
経済活性化のひとつ風景に、私は微笑んだりした。
  

まもなく私たち夫婦が乗船した高速ジェット船は、竹芝桟橋を8時15分に離岸し、
やがて大島の岡田港に着岸したのは、10時であった。
            


この後、私たちは路線バスに乗車して、まもなく三原山の中腹にある『大島温泉ホテル』前に到着した。
そして予定通り、旅行バックなどをクロークに預けて、
この島の中核にある三原山に敬意する為に、三原山をハイキングしょう、と思案していた。

そして再び路線バスに乗車して、やがて終点の三原山頂口に到着した。
少し歩いた先は、三原山が一望できるところであった。
            

『前に来た時は、黒っぽい溶岩が埋め尽くしていたわねぇ・・余りにも変わって・・』
と家内は溜息を重ねて私に言ったりした。

前回、私たち夫婦がこの地を訪れたのは、確か1996年(平成8年)の8月下旬であった・・。

私は現役サラリーマン時代で多忙な時、夏季休暇の旅行は初旬に作並温泉で、3泊4日で滞在した後、
家内は、海を見たいわ、と私は言われて、
8月下旬に2泊3日で熱海のビジネスホテルに宿泊し、『初島』と『大島』を訪れた。

この時に、三原山頂口を訪れたが、1986年(昭和61年)に三原山は大噴火し、溶岩が流れて、
10年過ぎた頃で、溶岩が一面覆い尽くしていた・・。

そして遊歩道は確かにあったが、疲れと暑さで、遊歩道を散策することは断念したりした。

こうしたことを思い馳せながら、少し歩くと近くに『三原山内遊歩道』の案内板があり、私たち夫婦は少し思案したりした。
            

このハイキングの案内板が、明解に解りやすいサイトがあったので、掲載させて頂く。
http://www.oshima-onsen.co.jp/hiking.html
☆【大島温泉ホテル】公式サイト==>『ハイキング・コース』

そして私は、体力の衰えた身ながら、ひとつの『ハイキング・コース』を家内に提案した。
                                      《つづく》

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