夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

舛添知事いいわけ語録を読み、余りにも心の節度が欠けた人、と無力な都民の私は憂いを深めて・・・。

2016-05-15 14:29:15 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の71歳の身であるが、
結婚前後5年を除き、都民のひとりとして66年ばかり過ごしている。

私は政治にも疎(うと)く、近現代史など歴史に興味あるひとりであり、
政治家は権力と重責を収集するので、一般社会人より遥かに言動が注視され、功罪も追及される人であり、
在任中に功績が7割、罪悪が3割で有ったら、十二分に責務を果たした、と私は評価している。

代表的な御方は、元首相の田中角栄さんである。
            

昨今、私が住む東京都の舛添要一知事が、新聞、雑誌に掲載されることが多く、テレビのニュースでも放送され、
ときおり読んだり、視聴してきたが、何かしら悪しきことばかりで、無力な都民の私でも、憂いたりしている。

たまたま先程、ネットで、【舛添知事いいわけ語録 「せこすぎる!」今に始まったわけじゃない公私混同批判の数々】
と見出しされた記事を読み、私は溜息を重ねたりした。

私が読んだ記事は、『産経新聞 』が5月15日に配信された記事であり、
無断ながら転載させて頂く。

《・・正月に行った家族旅行の宿泊費をホテルの部屋で「大事な会議をした」と政治資金で支払っていたことを認めた東京都の舛添要一知事。

13日の会見では「不徳の致すところ」と述べ、税金も含まれる政治資金への認識の甘さを謝罪した。

しかし、こうした指摘はいまに始まったことではない。
掛け軸などの美術品や漫画本を購入して「資料代」と称したり、世田谷区の自宅に毎年多額の事務所費を支出したり…。
「公私混同」との疑念は、これまでも何度も指摘されてきた。

反省を口にするのなら、なぜこれまで聞き入れてこなかったのか-。
            

■1年半前にも「美術品は日仏交流の材料、問題ない」

「政治活動の資料代として正当な活動なので、いちいち申し上げませんけれども、
私は(政治資金で)バーとかキャバレーは行きませんから。
そういう時間があったら、(古書店街として知られる)神田神保町へ行ったり、
ネットで『国民のための資料』を一生懸命見つけて、勉強してやろうと思っており、一切問題ありません」

そう声高に主張したのは、一昨年11月21日の定例会見。
舛添氏が参院議員だった平成23、24年、画廊やアートギャラリー、高級な美術書専門の古書店などから、
政治資金で、掛け軸や版画などの美術品を多数購入していたことが発覚。

報道陣から追及を受けた際の発言だ。

舛添氏は、美術品は自ら店頭やネット通販で入手し、自宅や知事室に置いてあるとし、
「研究本を書くための資料だ」などと説明。
「いろいろな意味で日仏文化交流のときの材料になっている」などと持論を展開した上で、「問題ない」と繰り返した。
            

■「国民のための資料」 マンガも購入…「国会議員やれば分かる」

舛添氏は、ほかにもクレヨンしんちゃんの漫画やクイズ本などを購入し、
美術品と同様に「資料代」「書籍代」などの名目で経費処理。
その金額は23、24年の2年分だけで計約907万円にも及ぶ

舛添氏は会見で、保護者から「子供がクイズばかりやって困っている」
「子供が悪い言葉使いを真似てしまう」などの陳情を受け、内容確認のために買ったなどと説明。

「一度国会議員をやってみれば分かると思うが、毎日のようにそういう陳情が来る。
だから、わざわざ買ったわけです」などと述べた。

報道陣からは「美術品は資産価値が高い」などとする指摘もあったが、
舛添氏は「いまは資料として使用中。終わったら捨ててもいい」などと反論。

「国民のための資料で、一切問題ない」などと取り合わず、政治資金での美術品の購入は。その後も継続した。
            

■政治団体事務所を自宅に置き家賃受け取り 解散時には「清掃代」も

また、舛添氏は、少なくとも新党改革の代表に就任した22年以降、
自らが代表の「新党改革比例区第四支部」(解散)など自身の関連する複数の政治団体から事務所費として、
毎年計531万円(月44万2500円)の支払いを受けていた。

支払先は舛添氏の妻が代表のファミリー企業「舛添政治経済研究所」。
いずれの団体も世田谷区にある舛添氏の自宅に事務所を構えており、「家賃」名目で税金を含んだ政治資金が、
自宅を所有する舛添氏個人に還流している格好だ。

識者からは「自らの懐に入る仕組みは、道義的問題がある」
「自宅の場合は家賃を取らない政治家も多い中、せこすぎる」などと批判が相次いだが、
こちらについても舛添氏は「何の問題もない」「きちんとルールに基づいて、不動産鑑定士と公認会計士できちんと決めている」と反論。

離党に伴う政党支部の解散時には、「ハウスクリーニング代」(約28万円)などもきっちり徴収した上で、
その後も新規に立ち上げた別の政治団体「泰山会」から同額の家賃を取り続けている。・・》
            

何かしら石原元都知事の時代の時は、都知事の年収は2600万円、退職金は任期の4年ごとに4300万円、
と公表されているが、現代の舛添要一知事は余りにも公私混同が激しく、心の節度が欠けた人、と憂いを増したりした・・。

私は何より問題視しているのは、約13,574千人の都民をあずかる東京都の執行最高責任者として、
自覚が欠けている御方と思ったりしている。
たとえば新聞で読んだりして知ったが、湯河原の別荘宅に毎週のように土曜、日曜日でお出かけ、と知った。

多事多難が山積する都政の中、東京都の執行最高責任者の任期中は、自制して世田谷区にあるご自宅と都庁を往還して、
重責に対処するのが、職責であり、舛添要一さんがご不満であるならば、知事を辞職して頂きたい。
            

今回の舛添要一知事の不祥事、都の約16万5千人の職員の御方は、都民の不満、クレームに対して対応に追われ、
恥ずかしく困窮している、と私は想像を深めている。

舛添要一知事は、襟を正して、数多くの都民、そして職員の方々に、
信頼される都知事として、相応しい言動を遅ればせながら期待している。


余談であるが、思い馳せれば前職の猪瀬直樹さんが、前回知事選の直前に医療法人徳洲会から5000万円を受領し、
返金した問題をめぐって都政の昏迷を招いたことで辞職し、やむなく知事選が実施された。

私は立候補者を見て、舛添要一さん、宇都宮健児さん、細川護熙さん、田母神俊雄さん等の中で、
これからの東京都・・と思いながら、消却法として、舛添要一さんに清き一票を投票した。

今回の舛添要一さんの不祥事、東京都以外にお住まいの数多く国民からも、あきれ果てて唖然とされた方も多かった思われ、
私は消却法ながら舛添要一さんに投票したひとりであり、責任を感じながら、心の純潔を穢(けが)されるような心情となり、
舛添要一さん、どうしてあのような幼稚な言動をしてきたのですか、と問いたい。


☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする