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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

水木 楊・著の『田中角栄~その巨善と巨悪~』  《初出2005.12.19.》

2008-04-25 19:38:54 | 読書、小説・随筆
昼食を頂いた後、不規則な日常を送っていたので、
眠くなり、文庫本を一冊布団に持ち込み、読み始めた・・。

水木 楊・氏の『田中角栄~その巨善と巨悪~』である。
平成10年に刊行され、13年に文庫本になった時、購入して読んだ本である。

2週間前、本を少し整理した時、
もう1度読んで見たいと思った文庫本の20冊の中の1冊である。

田中総理の時代、あの頃は社会、政治、経済はどのようだったのか、
改めて確認したく、選定した本である。

布団にもぐり込んで読み始めると、その時代が甦ってきた・・。

1時間前後読んで、眠りについた。

4時半過ぎに目覚め、ぼんやりと昭和47年前後の私の生活を思い浮かべた。


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もみじの吹き寄せ・・♪   《初出2005.12.19.》

2008-04-25 19:34:55 | 定年後の思い
私の家には、もみじの樹木が4本ある。

主庭にあるのは、ある程度に幹が太いが、
樹形は3メートル程度に刈り込んでいる。
ここ1週間、朱色に染められた葉が盛大に散り落として、
庭に散乱して、微風で庭の隅に吹き寄せとなっている。

先程、玄関庭で煙草を喫っていると、
塀際に植え込んでいる2本のもみじは、陽射しを受けているが、
1本は1週間前に葉を落としたが、
隣接する1本は未だに枝に朱色の葉をつけている。

玄関の横にあるもみじは、
微風を受けて、盛んに朱色の葉を空中に舞いながら、
玄関の周りに落としている・・。
そして、再び微風を受けると、南天の樹木の群生に身を寄せていた・・。

後、数日過ぎれば、もみじの朱色は、樹木から散り落とされるだろう、
と思ったりした。

昼前の陽当りを受けた庭先の静寂なひとときである。


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師走の早朝・・♪   《初出2005.12.19.》

2008-04-25 19:30:26 | 現役サラリーマン時代の想いで
昨日は、不規則な生活をしたので、深夜2時過ぎに眠りについた・・。

早朝の5時に目覚め、起き出して、玄関庭に出たら、まだ真っ暗だった。
マイナス数度前後で、寒かったが、
遠方に観えるコンビニの店内からの灯りが、暗い周辺を照らしていた。

新聞を読んだ後、6時過ぎに玄関庭で煙草を喫っていたら、
遠方に始発のバスが大通りを通り過ぎて行った・・。


私が現役時代、このバスに乗って、会社に行ったのを想い出した。
本日のように月曜日は、週の始めであるので、気合を入れて出勤した。
通勤の途中、日の出は電車の中だった。


こうして今、綴っていると、
東京の郊外の空は、晴れ間の空となってきた。


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師走、樹木の剪定・・♪   《初出2005.12.18.》

2008-04-25 19:26:49 | 定年後の思い
日中、玄関庭の樹木の剪定をした。

家内が手伝ってくれ、風が強まってきた中で枝葉を切り落とした。

3時過ぎ取り終え、入浴した後、ときたま取る出前寿司で夕食とした。

早い夕食であったが、昼食抜きで剪定をしていた上、
お互い疲労感を覚えていた。

私は夕方であったが、純米酒を呑み、家内にはビールを勧めた。

出前寿司を食べながら、色々とこの一年のことを話した・・。

この後、私はあるブログを開いたが、
疲労感とお酒で心地よくなり、布団にもぐり、眠った・・。

先程、目覚めてこうして綴っている。

通常の時間帯と大幅に違った一日となった。

玄関庭で先程、煙草を喫いながら、庭先の樹形を見詰めた。
少しは整った枝葉となったので、
日中の労働の賜物と思えたりしたのである。


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初冬の藪椿・・♪   《初出2005.12.17.》

2008-04-25 18:49:32 | 幼年・少年時代の想いで
私の家には、3種類の椿があるが、
ひとつは蕾の状況となってきている。

昨日、昼下がり遊歩道を歩いていたら、
陽当たり良い所に、紅色の一重咲きの椿が、
2メートル前後の樹形で満開となっていた。

私は幼時の頃から見慣れた椿であるが、
花の少なくなった初冬の今頃、素朴な花に慰められた・・。


幼時の頃、私が生まれた家では、雑木林の陽当たり良い場所、
陽の当りの少ない所にも点在していたが、
晩秋から春にかけて咲き、移ろっていた・・。

雑木林は祖父や父が余り手を入れていなかったが、
雑然とした樹木の多い中、こんなところに椿がある、
と子供心に思ったりした。

私にとっては、懐かしい幼時に還れる花のひとつである。


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初冬の穏やかな時・・♪   《初出2005.12.17.》

2008-04-25 18:46:00 | 定年後の思い
家内が大掃除をしているので、私の方が落ち着き無くしたので、
早めであったが買い物に行った。

10時過ぎに家を出て、住宅街を通った。

陽射しを受けた人通りの少ない道を歩いたが、
師走の中旬というのも忘れるくらい長閑な情景である。

風もなく、暖かな初冬の東京の郊外は、
恵まれた地域のひとつであることを実感させてくれた。

現役の方達は、残り少なくなった年末までの土曜日の今日、
疲れを癒すひとときと思われる。

小公園にある大きな欅(けやき)の樹木は、
朱色の葉は全て落としきり、
幹と枝の裸木はしなやかに温かい青空に伸ばしていた。


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早朝のひととき・・♪   《初出2005.12.17.》

2008-04-25 18:43:05 | 定年後の思い
何時ものように6時に起床し、煎茶を淹れた後、
新聞を取り込むため、玄関庭に出た。

薄暗い日の出前であったが、
樹木に薄っすらと霜が観られ、寒い初冬の朝だった。

空を見上げると、満月の月が観られた。

昨夜から観えた月は、夜の間に移動し、
こちらの角度になったのか、とちょっと驚いたりした。

初冬の寒空に、月は凛とした姿に見えたが、
このような満月の時は、何かしら微笑みかけているように、私には観えた・・。

現役の時代は、このような月を眺める余裕などなく、
この時間は通勤の最中の時間であった。

この後、家内のコーヒーをマグカップに淹れ、
そして牛乳をマグカップに淹れた後、お盆に載せ、家内の枕元に置いた。

新聞を精読し、7時になると戸を開けながら、朝の陽射しを受けた・・。

家内の起きてきて、洗濯をはじめる。

私はぼんやりと庭を見詰めていると、
紅葉の終えたもみじの枝に小鳥の5、6羽が小枝の間を移動していた。

『XXちゃん、さ・・雀(すずめ)がきているよ・・
もみじの枝に・・』
と私は家内に言った。

『貴方、四十雀ですよ・・』
と家内は微笑んで言った。

私は小鳥についても無知である。

以前、この季節に百舌(もず)はきていた・・。
この鳥は、声高く鳴くので、私は解るが、このほかは殆んど解らない。

私は庭先に小鳥が早朝、昼下がり、夕暮れの時、訪れて来てくれれば、
充分である。

昨日の陽だまりの3時過ぎ、樹木の間を5、6羽が飛び廻っていた・・。

庭の外れの黒土の上を1羽の小鳥が、
ちょこちょこと群れから離れて、動き廻っていた。

私は、自分の姿を見たように思えた・・。


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月の光・・♪   《初出2005.12.16.》

2008-04-25 18:38:58 | 定年後の思い
昨夜、戸締りをしていた時に、満月を観た。

初冬の寒空に、凛とした情景であった。

春の夜、夏の一夜、或いは秋の夜、
それぞれ月の光は季節に応じて、
想いが移ろうのは、齢を重ねた今、
人生の縮図をみるように思えた。


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そして美人医院長とのお別れ・・♪   《初出2005.12.16.》

2008-04-25 18:35:52 | 定年後の思い
10時過ぎに、駅前の眼科に向った。

清潔感が隠居の身として、何より重要なので、
朝風呂に入って、ちょぴりおしゃれをして出かけた。

受付のアシスタントの女性に、5回目となったので、
馴れ合いの明るい挨拶をした。

その後、奥の診断室で美人の医院長の所に、通された。

簡単な診察を受けて、
『もう完治しました・・
後は疲れ目予防の目薬を出しますので・・』
と微笑を浮かべて、美人は言った。

『お陰さまで・・』
と私は言った。

『それと、お約束のレントゲン写真を・・』
と私に手渡した。

『色々とお世話になりまして・・』
と私は言った。

『どう致しまして・・』
と美人は微笑んだ・・。

私は名残り惜しいが、こればっかりは用事のないのに、通院は出来ない。

そして、内科専門医師宛に調査依頼書を受け取った。

薬局の所で、疲れ目予防の目薬を受け取り、
タクシーで私の家の近くの内科医院に向った・・。

タクシーの中で、美人医院長の自筆の調査依頼書の表書きを見た。

丁重に書かれている折、優しい字型であった。




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阿川弘之・著の『故園黄葉』・・♪   《初出2005.12.15.》

2008-04-25 18:30:20 | 読書、小説・随筆
昼食後、暖房の効(き)いた居間でのんびりとしていたら、
横たわりたくなり、その上、眠くなってきたので、
文庫本を持ち、布団にもぐりこんだ・・。

電気毛布が暖かくなり、眠りに就(つく)くまで、本を読み始めた・・。

阿川弘之・氏の『故園黄葉』を昨日より、開いている。
平成十年頃まで発表されたエッセイ集であるが、
こうした方の随筆を触れると、安堵し、色々とご教示してくれる。

私の愛読する小説家のひとりであるが、
人生の先達者としても、行間から限りない優しさを感じたりする。

このようなことを考えていたら、眠りに就いた・・。

目覚めたら、二時間ほど眠っていた。

昼寝は夏の間はよくしていたが、秋になるとやめた。
多分、春から夏に移り変わり時は、朝の日の出が早かった為であったが、
何となく後ろめたかった。

久しく昼寝をして、ぼんやりと落葉樹の残り少なくなった朱色、黄葉の葉を見詰めている・・。

著作の綴られた『故園黄葉満青苔』の七言絶句を、
思わず、想い返している・・。



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初冬の昼さがり、名曲を聴けば・・♪   《初出2005.12.15.》

2008-04-25 18:26:52 | 音 楽
東京の郊外は、澄み切った晴れ間である。

ちょっと寒く感じているが、私のようなだらけた心身には、
たまには凛とした状態も心に良い、と思ったりしている。

今、アルビノーニのアダージョを聴いているが、
このような美の結晶に触れると、
物質の過剰な豊かさなど、
たわいなく見えてくるのが不思議である。

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『歳』と『才』・・♪ 《初出20005.12.15.》

2008-04-25 18:24:21 | 時事【社会】
私は、ここ40年前後、気になっていることがある。

日常生活で何気なく使っている年齢を表示する時、
あなたは何歳ですか、問われた場合の記載の時、
『XX才』と書く人を見かける。

才は、才能といったように意味合いがあるので、
間違いである。

ひどい場合は、市役所とかで見かける場合がある。

このような時、公の立場の方は、中学校を卒業したのかしら、
と私は思ってしまう。

さりげない漢字一文字でも、日本語の乱れは老若男女を問わず、
その方の人格がでる、ということである。

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風光る中、過ごせば・・♪

2008-04-25 17:09:00 | 定年後の思い
私は午前中のひととき、別ブログの『年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~』に、
今まで四つのサイトに書き散らかした文章を整理しながら、
投稿したりしていた・・。

少し疲れると、庭に下り立ち、
樹木の若葉を眺めながら、煙草を喫ったりしていた。

陽射しのつつまれる中で
ときおり微風が吹き、わずかに若葉の枝葉が揺れている・・。

私はそよ風に身をゆだねると、
心身は爽快となった・・。


この後、私は買物、散策をし、
帰宅後、遅い昼食を食べたりしていた。

家内は20日(日曜日)より、独り住まいの家内の実家に行き、大掃除、衣変え等を泊りがけで行っている。

この間は、家内の作ってくれていた料理を煮たり、焼いたりして食べているのであるが、
さすがに底が付き、買物をしてきたのである。

台所の皿洗いは、前掛けをして、腕まくりをしながら私は殆ど毎日しているのであるが、
庭の手入れと同様に、終れば小奇麗になり清々しいのであり、
独りで微苦笑をしたりしていた・・。


昼下りのひととき、布団に横たわり、
本を読んでいたのであるが、1時間ばかり寝付いてしまった。

4時過ぎに目覚め、玄関庭の軒下で煙草を喫ったりしていた・・。

陽が燦燦と射す中、樹木の若葉が微風で揺れ、
私の身体にも風が通り過ぎていく・・。
しばらくの間、私は身をゆだねていた。


煎茶とコーヒーを淹れた後、
こうしてパソコンの前に座り、主庭の樹木を眺めながら、
別ブログの『年金青年のたわむれ記~かりそめ草紙~』のことを考えている。

私はこの一週間は、別ブログのことに心の中は専念し、
過ぎ去った63年の歳月の総決算のひとつと位置づけている。

こうした思いでいるので、
日中は23通ばかり投稿したが、
あと今夜までは何通投稿できるか、
と思ったりしている。

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私の晩酌・・♪   《初出2005.12.14.》

2008-04-25 14:02:30 | 食べ物、お酒
私は退職後の隠居の身であるが、お酒が好きで晩酌をしている。

風邪を退いたり、或いは他の病気で医師の方がお止めになったら、
と言われる以外は、毎晩頂いている。

純米酒の辛口を1年中呑んでいるが、
ときたま夏のひとときは、ビールを呑むときもある。

その日に応じた弐合徳利を取り出して、ぐい呑みを選定して、頂いている。

初冬の今、お燗を人肌程度にしているが、この間のほんのちょっとした時間で、
ぐい呑みに1升瓶から1杯分、盗み酒をする。

《呑ん兵衛さん》は古来より自制が足りないと云われたりしているが、
私もそのひとりである。

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心に潤(うるお)いを・・♪   《初出2005.12.14.》

2008-04-25 13:58:12 | 音 楽
私は音楽をときたま聴いたりしている。

昨今、社会では成果主義がはびこり、長時間の勤務に追いやられ、
心の余裕が無くなってきている現状である。

物質的に確かに商品は街に溢れているが、
心の一部が充たされていなく、
ときには空虚な時を感じたりしているが、
時間に追われ、日々を過ごされていると感じている・・。

このような社会になり、人々は貧しかったけれど、
家族の団欒の『昭和』の時代を懐かしむのだろう・・。

最近、若い人達がクラシック音楽を聴く人が増えてきている、と友人から聞いた。

時間に追われる多くの人々は、
せめてご自分のやすらぐひとときを求めるのは、当然である。

たまたま音楽の好きな方の一部が、
こうしたクラシック音楽のさわり部分に身を寄せると思う。

私のような隠居の身さえ、
ときたまクラシックのさわり部分に心を寄せることもある。

たまたま、今、聴いているのは、『恋人たちのためのクラシック』
と題した三枚組の企画商品である。

こうしたクラシックの珠玉(しゅぎょく)のような名曲を聴いたりすると、
昨今の政治、外交、軍事、経済の節度の欠けた一時を忘れさせてくれる。

ときには、今までの過ごして来た時が甦ったりする。

或る時は、こうした名曲に触れたりすると、
美の余りにも美しさに感極まったり、
美の移ろいのはかなさを感じたりする時、涙ぐむ時もある・・。

美は動くこともなく、歴然としてたたずんでいるが、
私の心が動いているだけである・・。

私は歳をだいぶ重ねているが、ときおりこうした心境になることもある。

若い現役世代の方も、日常の慌ただしい時を忘れさせて、
心の潤いを感じたりしていると思える。

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