
こうした中、ときおり無念ながら、物忘れもあり、自身を叱咤激励をする為に、
人生は気合いだ、と心の中で呟(つぶや)く時もある。
或いは何かと単細胞の私は、好奇心をなくしたら、この世は終りだ、
と思いながら、年金生活の中、享受したりしてきた。
こうした中で、平均寿命と健康寿命を、ときおり意識したりしている・・。
厚生労働省は24日、健康上の問題がなく日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、
2022年は、男性72.57歳、女性75.45歳だったとする推計値を発表した。
前回19年調査と比べ、男性は0.11歳短く、女性は0.07歳長かった。
平均寿命は、男性81.05歳、女性87.09歳。
平均寿命から健康寿命を差し引いた日常生活に支障がある期間は、
男性8.49年、女性11.63年で、
2019年と比べて男性は0.24年、女性は0.43年短くなった。
初調査の10年以降、縮小傾向が続いている。
もとより健康であれば、人それぞれのささやかな願いが叶えることもできるので、
80歳の私は改めて学び、微笑み返しをしてしまった・・。
そして私は健康寿命と平均寿命の悩ましい期間を限りなく少なくして、
介護される期間を短くしょう、と私は願っているひとりである・・。
私は殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりし、
熱い夏も、何とか熱中症対策をしてを乗り越えてきた・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
陽射しが燦燦と照らす道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。

こうした時、ときおり
♪しあわせは 歩いてこない だから歩いて ゆくんだね・・
何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った
『三百六十五歩のマーチ』の歌を心の中で唄い、歩く時もある。
このように私は、水前寺清子さんが唄った『三百六十五歩のマーチ』の歌に、
ときおり叱咤激励されて、 何とか健康寿命の範囲にいられている。
そして作詞された星野哲郎さんに感謝をしながら、
私にとっては『三百六十五歩のマーチ』の歌は、心身のビタミン剤だ、
と思いを深める時もあったりしている。
こうした中で、今の5月は、樹木のたわわな葉は、
過ぎし3月に芽吹き、やがて幼い葉を拡げて、若葉となり、
やがて色合いを深めて、新緑の時節となっている。
ときおり微風が吹けば、さわやかな薫風となり、
身体を吹き抜けるように心地良い・・。

こうした中に、身も心も委(ゆだ)ねると、
悩ましい介護される期間の思いなどは、とおり抜けて、忘却の彼方に・・。
もしかしたら健康寿命=平均寿命で、私は介護される期間は不要で、
いつの日にかあの世に旅立つ、と思ったりしてしまう・・。
いずれにしても、もとより自助努力は肝要であるが、
このようなことは神様か仏様が采配される世界であり、
果たして・・、と空を見上げたりしている。