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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

まばゆい風光る中、老ボーイの私は、『5月のバラ』の歌、かぼそい声で唄い・・。

2025-05-01 13:42:21 | 傘寿からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の80歳の身であり.
今朝、カレンダーの4月を桜花などに春を享受した情景に愛惜を重ねながら、
サヨナラした後、新たな5月のカレンダーを眺めたりした・・。

やがて私より5歳若い家内と共に、
朝食を頂きながら、
私は亡き母の遺伝を純粋に受けた為か、男の癖にオシャベリ大好きなタイプで、
家内に話しかけて談笑をしたりした・・。



やがて朝食後、家内は新聞に添付されているスーパーのチラシを見たりした後、
赤のサインペンで丸印を付けたりしている。

まもなくして、この赤丸が我が家の本日の必須の購入品とし、
あとは私が店頭の商品で魅了された品を買い求めてくるのが、
我が家の暗黙のルールとなっている。


この後、家内からスーパーのチラシを私は手渡し、
『本日は・・これだけお願い・・』
と家内は私に言ったりしたりしている。

私は体力の衰えも感じている中、せめてボケてはいけないと思い、
『はい! 了解致しました!』
と私は若き自衛官の諸兄に負けないように、明るく返事をしている。

このような我が家の平素の買物パターンで、
私は独りで指定された駅前のスーパー、専門店に行ったり、
或いは最寄りのスーパーに行くこともある。




私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅の地域に住み、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。
そして雑木の多い小庭の中に古ぼけた戸建て住んでいる。

そしてお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、私は2004年(平成16年)の秋に定年後、
多々の理由で年金生活を始めたりした。

そして家内は、従来通り専業主婦を継続してくれることとなり、
せめて
平素の買物ぐらいはと思い、私は自主的に専任者となったりした。

こうした中、
家内の依頼された品物を買い求めに、週に数回ぐらい、
買物メール老ボーイとなり、独りでスーパー、専門店に買い物に行ったりしている・・。



我が家は住宅街の片隅に住みにあり、
最寄駅としては、京王線の場合は、『つつじが丘』、『仙川』の両駅は徒歩15分である。

或いは小田急線の場合は、『喜多見』、『狛江』の両駅は徒歩20分となり、
そして私が長年通勤で利用した『成城学園前』駅は徒歩30分となっているが、
何かしら京王線と小田急線にサンドイッチされたかのような辺鄙(へんぴ)な地域に住んでいる。

そして私の生家も近くにあり、私は結婚前後の5年を除き、
早や75年ばかり、この地域に住んでいる。


いずれも路線バスの利便性は良いが、年金生活を始めてから原則として散歩も兼ねて、
路線バスを利用することなく、ひたすら歩いたりして、季節のうつろいを享受している。

ここ数年は体力の衰えを実感して、駅前に行く時は、路線バスに甘えて、
利用している。



たまたま本日は、最寄のスーパーと郵便局を廻ることとなり、
まばゆい皐月(さつき)晴の中を歩き、風光る時節だねぇ、
と心の中で呟(つぶや)いたりした。


こうした中で、微風を受けたりすると心地よく、薫風だ、と微笑みながら、
颯爽と郵便局とスーパーにある方面に向かったりした。



こうして歩いていると、尾崎紀世彦さんが唄った『5月のバラ』が、
脳裏から舞い降りてきた・・。

  ♪5月 この僕が帰る
   まばゆい5月

  【『5月のバラ』 作詞・なかにし礼、作詞・川口真 】

過ぎし年の1973年(昭和48年)に、
尾崎紀世彦さんのアルバムの中で、『五月のバラ』が収録され、
私は瞬時に魅了された歌のひとつであった・・。

この当時の私は、あるレコード会社の管理系の情報畑を勤め、
奮闘していた28歳前後で、世の中は怖いもの知らず意気揚々として、
世間の怖さを知らない男であった。

そして恋もしていたが、何故かしら失恋の方が多く、
生涯の連れ合いの愛(いと)しき人にも、
逢うことのない時期でもあった。

  ♪忘れないで 忘れないで 
   時は過ぎても

  【『5月のバラ』 作詞・なかにし礼、作詞・川口真 】


https://www.youtube.com/watch?v=4HN3IuhYEr8
☆【『5月のバラ』 作詞・なかにし礼、作詞・川口真、唄・尾崎紀世彦 】

このような歌を人影の少ない処を確認しながら、
私はかぼそい声で唄ったりした・・。

このような何かと単細胞の私は、
尾崎紀世彦さんの『五月のバラ』が、
突然に心の中で蘇(よみがえ)り、かぼそい声で唄ってしまった・・。



やがて郵便局に寄り、そしてスーパーを買い物を終えて帰宅したりした。


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Unknown (moondreams)
2025-05-02 09:26:19
私も、仙川駅、成城学園前駅を利用した調布市に住んだことがあるので、懐かしいです。
都心に出るのも便利だし、いいところですよね。
返信する
今後ともよろしく・・。 (夢逢人)
2025-05-02 14:07:19
moondreams様。

初めまして・・。

>私も、仙川駅、成城学園前駅を利用した調布市に住んだことがあるので、懐かしいです。
>都心に出るのも便利だし、いいところですよね。

私は高校時代は京王線の『仙川』より通学して、
大学、そして民間会社に通勤は、小田急線の『成城学園前』を活用していました。

たまたま私の住まいの電話は、都内地域に所属していますので、
私の友人からすれば、緑が多くの残された地域で、
路線バスも多岐に走行し、利便性もある、と評価頂いたりしています。

コメントありがとうごさいました。
今後ともよろしくお願い致します。
返信する

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