ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

春本番

2015-03-25 08:48:33 | 生活

お彼岸の中日を過ぎて、桜も開花宣言が出て春本番という感じがする。私は先週から「重いコートを脱いで」通勤している。今日は冬型の気圧配置で気温が低いが、それでもコートが無いと寒くてたまらないということは無い。

白モクレンは既に散りはじめ、ミモザや桃、菜の花、ユキヤナギなどは今を盛りと咲いている。今週末は花見に丁度良いだろう。咲き始めた桜の木を見て気づいたことがある。太い幹に直接くっついているような花は開花が早いということである。枝の先のほうはまだ咲いていなくても、幹に直接くっついている花はかなりの割合で咲いている。栄養が豊富なのだろうか、と思う。

昨日は打ち合わせで銀座方面に行き、築地の本願寺を通った。お寺というよりはイスラム教かロシア正教の教会のような丸屋根で驚いた。本願寺も開けた考え方だと思う。大学に帰る途中で大岡山の一つ手前の洗足で降りて歩いた。ところが方向を間違えておかしなのほうに進んでしまった。住居表示は碑文谷である。太陽の方角を考えて修正しながら歩いていると大きなお寺に出た。円融寺という天台宗のお寺である。シンプルだが建物に風格があると感じた。そこでスマホを取り出して地図を確認して大学に向かった。かなり北寄りに歩いてしまっていたことに気が付いた。道を間違えたのは失敗だったが、おかげでこういうお寺があることを知るという付録を得た。天気も良く、歩いていて気持ちが良かった。

そういえば先日テレビで、「面白法人カヤック」のCEOという人が、本を紹介していて、その中で「ちょこまかと動く人のほうが幸福感が高い、という統計データが出ている」と話していた。その人は「会議室をわざと遠くにして社員を歩かせるようにしたほうが業務効率が上がるかもしれないので試してみたい」と言っていた。スティーブ・ジョブズも重要な交渉をする時は相手のCEOと一緒に散歩しながら話したという。何かありそうだと思いその本を読んでみたいと思ったが本の名前は忘れてしまった。

テレビでは花粉飛散量は「非常に多い」としているが私にとっての花粉症は終盤という感じがする。症状が出ることは出るのだが、ピリピリする感じではなくマイルドになってきた感じがする。おそらく私が反応する種類の杉はピークを過ぎたのだと思う。

来週はメガネが不要になり、ガラスが曇ることを気にしなくても良くなるだろうと思う。春を満喫できるうきうきした気分の季節になる。