今日迄に発表された1~3月の日本メーカーの中国自動車販売は、「反日」の
影響を受けた昨年の落ち込みから完全に立ち直っていないことを示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000112-reut-bus_all
2013年の中国自動車販売は、7%の増加が予想されているが、スタートで
米欧勢に出遅れた感があります。
マツダが3日発表した1~3月販売台数は前年同期比21.5%減。日産は、
15.1%減、トヨタは12.7%減少、ホンダは5.2%減でした。
IHSオートモーティブの西本アナリストは、前年比の減少幅は縮小している
ものの、率にしてまだ10%前後あり、日本勢が苦戦していることを示すと、
指摘しました。この状況が今年だけでなく、来年、再来年も続く可能性がある
との見方を示しました。
日本勢の販売は、尖閣問題をめぐる対立を機に、中国各地で激しい反日運動が
起こった昨年9月に比べれば回復したが、フォルクスワーゲンやGMなどの
米欧勢に後れを取っています。
もう四半期の結果を見て、販売がどうなるか、注目しています。日本車の性能、
品質が優れてるのは、中国国内の既ユーザーが認めていても、中国の若い世代、
新規購入層の反日教育が刷り込まれているのが、気になります。呪縛が解けて、
公平・公正な立場から、車購入となれば販売数の増加となって良いはずです。
中国販売の4~6月の四半期に注目しています。
さて、日経平均は、大幅に反発し358円高の12362円の大引けでした。
(31.6億株の大商いでした。)
今朝方のNY市場の上昇や為替の円高一服を受け、4/1、2日の下げ過ぎ
是正も働き、大幅上昇となりました。
日経平均は、節目の12300円や25日、5日移動平均線(約12246円)
回復して、一端正念場を脱した格好。
注目のNY市場、ADP雇用統計が予想を下回り、小幅下落からのスタート。
どこまで、戻すか注目です。
明日の日経平均、日銀金融政策決定会合で、サプライズがなければ、小幅安
展開になりそうです。
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