新製品の発表予告をしていたアップルは、今日、タブレット型パソコン 「iPad
(アイパッド)」*1をお披露目しました。 (ロイターから)
フォトで見ると、携帯電話iPhoneを大きくした格好で、目玉は「電子書籍」。
発表会で、ジョブズCEOは、電子書籍のアプリケーション「iBooks」と電子書籍
販売の「iBookストア」を実演して見せ、オンラインで簡単に本を買って読むことが
できることをPRし、新しい読書の形を提案しました。
当然PC機能もあり、ネット閲覧、メール送受信、映画鑑賞、新聞閲覧、ゲームなど
できます。
電子書籍の形態は、既に10年前から提案され、ソニーも国内でリリースしましたが
スペック不足や時期尚早で受け入れられなかった経緯があります。
ここ数年、ソフトやハードが飛躍して、米の電子書籍市場で、アマゾンのキンドルが
シェアー60%程度、ソニーのリーダーが30%程度と思います。
この牙城に、アイポッドや音楽・映像配信アプリ「iTunes」を有して、世界に旋風を
巻き起こしたアップルの実績をバックに参入です。 確かに電子書籍業界だけでなく、
出版・新聞などの業界にもインパクト大です。
ただ、音楽の楽しみ方を変えた、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」と同様に
ヒットするかは、コンテンツ次第で決まりそう。 電子書籍を切り口にすれば、40歳
以下の電子書籍の購買意欲にあります。 そして、購買余力のある団塊世代以降の
人達は、紙媒体に愛着がありますよね。 独断と偏見で、期待値50%程度でしょう。
*1主なスペック
1.厚さと重さ :1.27センチ、680グラム
2.ディスプレー : 9.7インチ、タッチスクリーン型カラー
3.メモリー容量 :16GBが499ドル、32GBが599ドル、64GBが
699ドル。
4.OS :iPhone OSで駆動
5.アプリ :アップル「iWork」サポート
6.通信 :無線LAN接続、Bluetooth機能を内蔵 etc.
3月以降、発売予定のようで「iPod」の様な普及となったら、サプライズですが
動向は注目です。
さて、日経平均は反発し、162円高の10414円の大引けでした。
(出来高 概算23.6億株の商いでした。)
FOMCの発表を受け、イベント通過の安心感からNY市場が反発し、安心感を受け
日本市場も買い優勢となりました。また、ザラ場オバマ米大統領の一般教書演説が
あり、経済/雇用回復について言及し、前向きなコメントと捉えました。
日経平均は、ボリンジャーバンドの-1σを捉え、これを突破し25日線を目指す
動きが期待されます。
注目のNY市場は、経済指標で、12月耐久財受注は、総合とコアで強弱まちまちで
米新規失業保険申請件数が、予想を上回り、若干円高シフトしています。
序盤は、反落してのスタートですが、終わって見れば続伸となるかどうか。
明日の日経平均、ドレッシング買いが入れば、底堅い展開もありそうです。
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