
今日、日本取引所グループ(JPX)は導入を検討してきたデリバティブ
(金融派生商品)の祝日取引について詳細をまとめた。原則として土日
と元日を除くすべての休業日を対象とし、株式・商品先物の取引日数を
欧米並みに引き上げる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60637010S0A620C2DTD000/?n_cid=BMSR2P001_202006221800
デリバティブ取引を担当するJPXの大阪取引所では、土曜と日曜に
加えて祝日及び12/31~1/3を休業日としています。
土日以外の休業日が例えば今年は19日と米国(全休3日、半休8日)
やドイツ(7日)などと比べ多くなっています。
海外市場でも取引がない1/1の他、システム保守のため3連休の確保
等が必要と判断した祝日(年間3~4日程度)以外は、祝日取引を可能
にします。
毎年2月に翌年1年間の祝日取引の実施予定日を公表し、年により変わる
ものの、元日や土日を除く休業日はおおむね5~7日程度となり、欧米並
の水準に近づく見通しです。
祝日取引の対象となるのは、海外市場との連動性が高い日経平均先物など
の株価指数先物のほか、金など商品先物で、国債先物は対象外とします。
大阪取引所は、22日に開いた証券会社や運用会社が参加する会議で、祝日
取引に関する検討結果を明らかにしました。
国内では、祝日があるため、3~4連休となる月があり、最も影響ある月は
5月のGWでしょう。海外市場と連動性高い日経平均は、思わぬ乱高下の
要因となっていましたが、22年秋か23年初めに開始されれば、投資家の
利便性の向上や波乱を防ぐことになりそうで、欧米と歩調を合わせることは
良いと思います。
さて、日経平均は反落して、41円安の22437円の大引けでした。
(出来高 概算9.4億株の薄商いでした。)
週末のNY市場、コロナ第2波を警戒し、ダウが下落。日経平均は、その
流れを受け、売り優勢でスタートしたものの、下値を売り込む流れとならず
戻りを試す展開で、薄商いの中、22400円台をキープして終了した。
日経平均は、小反落で陽線引。ボリンジャーバンドは25日線~+1σで、
過熱感を解消して、戻りを試す芽を残した格好です。
今晩のNY市場、もみあいスタート。プラス引けできるか、ポイントです。
明日の日経平均、為替の円安の追い風あれば、早速の反発に期待したい。
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