「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
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11年度予算成立も、震災対策費の捻出を早期具体化せよ!?

2011-03-29 23:42:23 | 政治に物申す

   
今日、一般会計総額92.4116兆円と過去最大の11年度予算が、成立
しました。

ただ、11年度予算の財源となる赤字国債の発行に必要な特例公債法案は
野党の反対で、成立の目途は立っていません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000100-mai-pol

政府・与党は、東日本大震災の復旧/復興に向け、11年度補正予算案の
編成に着手しますが、巨額に上るとみられる復興費の財源確保と野党の協力を
得るために、11年度予算に盛りこんだ法人税減税や高速道路無料化など目玉
政策の見直しを進める方針のようです。

予算案は、参院本会議で野党の反対多数で否決されましたが、衆院の議決を
優先する憲法の規定により成立しました。予算は1999年度から13年連続で
年度内成立となりました。

11年度予算の内容に、震災対策は含まれていないが、予備費1.16兆円を
当面の震災対策に活用することが可能
になりました。

菅首相は、参院予算委員会で「震災対策の補正予算を、与野党含めて議論し
なければならない。」と述べ、11年度補正予算案を4月中にも編成する意向を
表明しました。
首相は、11年度税制改正法案に盛り込んだ法人税率5%減税の見送りの検討
にも言及しました。

11年度予算は、一般会計総額が10年度当初予算比で0.1%増。税収の
40.927兆円に対し、新規国債発行額は44.298兆円で、2年連続で税収を
上回ります。

復興財源について、全ての事が検討材料になり、証券優遇税制も見直しの対象
に含めることになります。

予算の付け替えで、マニフェストで評判の良くない4K手当て(子供手当て、
高速道路無料化、高校無償化、個別補償)など、復興財源に充てても、まだ
被災地救済で、特例措置で10兆円規模の復興財源が必要です。

復興財源限定の建設国債発行や時限付き増税も、オプションのひとつになり
そうです。

さて、日経平均は、続落し19円安の9459円の大引けでした。
(出来高 概算29.2億株の商いでした。)

今朝方のNY上昇一服でも、底堅い展開の中、原発問題で汚染水トラブルも浮上、
前場は嫌気した売りに押された格好ですが、後場にアジア市場堅調さの中、外資
と観測される買戻しも入り、権利落ち分の約85円程度の下げを埋める展開となり
実質上昇となった格好でした。

日経平均は、ボリンジャーバンドの-1σに沿った動きで、この水準を維持し、
汚染水の処理法に進展があれば、上値は重いものの、上昇も可能な水準です。

注目のNY市場、経済指標で、1月S&Pケース・シラー住宅価格指数や3月コン
ファレンスボード消費者信頼感指数があります。

1月S&Pケースシラー住宅価格は、-3.06%(予想、-3.20%)の着地
で、上方修正の着地も、3月コンファレンスボード消費者信頼感指数は、63.4
(予想、65.0)と予想を下回りましたが、上昇と底堅い展開。

FRBが出口戦略の模索を始めたとの思惑が、ドル/円を82円台にさせている
ので、明日の日経平均の支援材料になりそうです。
 
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