今日、ドイツでの連立政権の樹立合意や欧州中央銀行(ECB)の新規融資促進策の
報道を受け、ユーロが堅調な動きをみせています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131127-00000108-reut-bus_all
ドイツの連立合意の内容は、明らかになっていませんが、最低賃金引き上げや年金
増額が盛り込まれており、景気押し上げが期待されている様です。
AXAグループ首席エコノミストは「やや左派に振れる政権になり、内需が堅調になる
と見込まれる。ただ労働コストの増加で競争力はやや低下する見込みだ」と話ました。
EU市場で、経済の牽引国であるドイツが、政治的安定の元、経済の伸びしろが
増えるとすれば、EU市場全体にとっても、良い話です。
ユーロ/円での138円台は、4年ぶりとなっています。
さて、日経平均は、続落の65円安の15449円の大引けとなりました。
(出来高 概算21.6億株の商いでした。)
今朝方のNY市場が底堅い中、日経平均を牽引してきた値嵩株が一服して、相場の
一休みとなった感があります。
日経平均の続落で、拡大するボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジで、過熱を
覚ます調整と捉えれば、そろそろ反発して良い頃合です。
注目のNY市場、経済指標の改善もあり、小幅上昇してのスタートで底堅い展開に
なりそうです。
明日の日経平均、為替の追い風も受け、大きく反発するかもしれません。
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